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映画「ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語」を観る

映画館が営業再開したので、もう渇望していたというか
何か見たいという気持ちだけで見に行きました。

Little Women.jpg

あらすじはYahoo!映画さんより。

しっかり者の長女メグ(エマ・ワトソン)、
アクティブな次女ジョー(シアーシャ・ローナン)、
ピアニストの三女ベス(エリザ・スカンレン)、
人懐っこくて頑固な四女エイミー(フローレンス・ピュー)、
愛情に満ちた母親(ローラ・ダーン)らマーチ一家の中で、
ジョーは女性というだけで仕事や人生を自由に選べないことに疑問を抱く。
ジョーは幼なじみのローリー(ティモシー・シャラメ)からの求婚を断って、作家を目指す。





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いやあ、楽しかった。(^-^)

若草物語

若草物語

  • 出版社/メーカー:
  • 発売日: 2012/09/14
  • メディア: Kindle版
この作品は私も少女(笑)の頃読みましたが、
次女のジョーがお金を工面するのに髪の毛を切って売る、
そこの場面だけでした。

今作は古い物語の映画版、そんなに面白くないのかな、と
ネガティブな先入観を持ってみたのですが、姉妹それぞれの性格も丁寧に描かれていて、
共感したりイライラしたり(それは四女のエイミー)しながらも最後まで楽しく
観ることができました。

まあ、こんな作品にもまさかのメリル・ストリープ出演で、えー、ここにもー、
なんて思ったのはありますが(笑)、彼女が演じる叔母さん役がお金持ちなのに
いやーな感じ満載で、でも最後にはいいところも見せるという、
確かにメリル・ストリープだからこの味も出せるのかな、と思いました。

驚いたのは四姉妹の母親役を演じていたローラ・ダーン。
一昨日アップした「マリッジ・ストーリー」で演じていた離婚訴訟専門の弁護士と
まったく雰囲気が違っていて(弁護士はいやーな感じを全面に醸し出す演技)、
四姉妹をいつも愛で包み込む素敵なお母さんで、女優ってすごいな(笑)と
改めて思いました。

時代背景(19世紀の南北戦争のころ)としては、
女性が結婚しないで仕事を続けることの難しさを感じつつ、
演じたシアーシャ・ローナンの活き活きした姿に引き込まれました。
(ティモシー・シャラメは役柄なのかちょっと物足りなかったかな)

期待しないで見た分、盛り上がったのもありますが、
古い物語も要素をとりだしてうまく構成しなおすことで古臭さを感じず
姉妹、家族の愛を感じて最初から最後まで楽しめて
映画館で見てよかったな、と思った
「ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語」でありました。

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