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杓子定規 [いろいろ②]

昨日アップした在宅勤務の記事でも書いた、どうしてもという理由で会社に行った時の話。
イラついた話です。
(最初から断っているのでこのあとずっと怒っていても許して)

自分が制作担当している会社の小冊子にアンケートはがきをつけているのですが、
そのはがきを返送してもらう際の郵便代を後納払いにする手続きで郵便局にいかないと
いけない、というのが、どうしても、という用事です。

毎年作っている小冊子、アンケートの回答を毎年集計してコンテンツ改善などに
活用しているわけですが、一昨年までは申請用紙と前年につくった小冊子の実物、
上場企業であることを証明するようなもの(担保が免除になります)を持っていって、
30分もかからず手続きしてもらっていました。

が。

その状況が昨年から一変しました。

後納払い手続きをお願いしますと、いつも持参している書類などを提出すると、
担当者(30後半くらいの女性)が、眉間にしわを寄せながら、

「だめです、こんな書類じゃ手続きできません」

はぁ? 何がダメだか説明しろよ。

「今までこの書類で手続きしてもらっていましたがどこがダメなんでしょうか。」

お前は毎日同じ手続きしているから分かっているだろうけれど、
年に一度しか来ないんだからダメって言われても分かんねーよ。(V)o¥o(V)

心の中で上から目線の女性の態度にイラつきながら困りましたねぇ、って雰囲気で
聞いてみたのですが、

「後納払いが継続していれば手続きできますけど、
 昨年の後納払い期間が切れていて(3か月間なので確かに切れている)、
 そうなると、後納払いの口座を継続できないので新規で設定しないと
 いけないからこれじゃダメなんです」

「では、今までこれで手続きしていただけていたのに今回急にダメというのが
 よく分からないのですが、なぜなんでしょうか」

以前の担当の方々は煩雑な手続きをするよりは、毎年申請がきているものだから
簡単に手続きできるように広範な解釈のもとに手続きしてくれていたのだ、と思う。

「以前の担当がどう処理したか私には分かりませんが、
 ルールはルールなんですから、とにかくこれではダメです」

コンプライアンスとか、なんか問題あったんでしょうかね。
素人にダメダメ言うんじゃなくて、どうやるのか言ってくれよ。( 一一)

「この書類ではダメなのは分かりましたからどうすればいいのか教えてください」

上から目線に下手に出る五十路の私。(笑)

眉間にしわを寄せたまま、
持ってきている申請書のフォーム自体が古いからダメ、
(じゃあ、新しいフォームをください、とお願い)

会社の登記簿謄本がないと本当にその会社の申請か分からないとダメ、
申請書に会社印押さないとダメ、
(総務に申請しないといけないので出直しってことですね)

引き落とし口座を新規に作るので、次に申請にきても後納払い受理番号は
すぐ渡せないから3日くらいは待ってもらうことになる。
(他の部署で使っている郵便代の引き落とし口座があるはずなので、
 それに紐づけられないかと質問し、証明できる請求書コピーを
 もってこいと言われる)

途中、窓口の奥の方に行って以前の取引記録を探しているときは、
同僚と「今度有休いつとる~?」とか笑いながら話しているんですよ、この人。

それが、窓口に戻ってくると眉間にしわが寄って上から目線の感じ悪い態度で
ちゃんとやらねーと手続きしてやんねーぞ、みたいな雰囲気を醸し出して、
ダメダメいうこの女性(おばさんと呼んでやる)の言うことは
確かにルール通りとしても、なんか他に言いかたないのかよ、
そんな気持ちのまま会社に戻り、言われた書類をそろえてから
数日後、改めて郵便局へ行きました。

窓口のおばさん、眉間にしわ寄せてるし、
絶対前回の人だろうなって分かっていたのですが、
今日は何の申請ですか、と聞かれたので、一から説明。
前回のやりとりで言われた書類を持ってきたことを説明すると、

「分かります、私が担当しましたから」

えー、そこまで説明させてから自分だって言うわけー。(V)o¥o(V)

もうこんなおばさん、道端で犬のう●こでも踏めばいい、と
心の中でおばさんをドツキナガラ手続きしてもらいました。

民営化してもこんなもんだよね。郵便局。

と思いながら手続き完了で無事後納払いで対応してもらった昨年。

そして今年。再び郵便局に行きました。

郵便局に近づくにつれ昨年のやりとりを思い出し、
テンションすっかり下がった状態で窓口に行くと、出てきたのは若い女性。

おぉ、今年は違うぜ、よかったよー。
ホッとして申請書と会社の登記簿謄本を提出すると、

「あのー、新規取引になりますから後納払いの番号は
 3日くらい経たないと出せないです。
 郵送しますからそれを観てください。」

どこか申し訳なさそうな雰囲気で言ってきました。

「あれ、去年はその日に番号をもらった記憶なんですが、
 在宅勤務中で郵送してもらってもそれを受け取って入稿していたら
 間に合わないので今日この場でいただけませんか」

お姉さん、確認します、、と言いながら奥へ。
そして、中年のおばさんと一緒に戻ってきました。

マスクはしていますがこの眉間のしわは間違いなく昨年のおばさん。
心の中がザワツキ始めました。(´Д`)

「新規取引になるので今日は番号出せないんですよ」

相変わらずの上から目線。

「いやあ、去年は書類を書き直して再申請してその日に番号をもらいました。
 担当の方はYさんって女性でしたが」

あきらかに目の前のおばさんが昨年の担当だと分かっていながら
名前を言ってみたら、

「分かってますよ、去年私が対応したんですから。
 去年は間に合わないって言われたので引き落としに紐づけられる口座があれば
 それを証明できる書類のコピーをもってきてくださいっていって
 お客様(私のことをとりあえずそう呼んでいた)にお願いして
 もってきてもらったからその日に手続きできたんですよ、
 今回そのコピーがないなら無理だって言ってるんです」

ああ、引き落とし口座が分かる書類のコピー、忘れてたー。(反省)
おばさんがほれみろお前が悪いんじゃ、って感じで言ってきたけれど
確かに私の痛恨のミス。でも、私も負けてられないし。

「いま、在宅勤務期間中ですぐ証明書のコピーも担当者不在で
 手に入りませんから、去年の証明書コピーを一時的に使って
 手続き完了させていただけませんか?
 毎年後日提出している小冊子の印刷サンプルと一緒に
 必ず送らせていただくかこちらまで持参しますから」


ダメダメ言わずに代替案だせ、っつんだよ。(V)o¥o(V)
と思いながらおばさんに柔軟にやってほしくて提案してみました。

若いお姉さんが心配そうに私とおばさんの顔を交互に観ていて
私も心の中でお姉さんごめんね、なんて思っていたら、

「こういう事情で大変なのはわかりました。
 今回は特別にお客様のいうとおりに対応しますが、
 今後はこういうことがないようにしてください」

おばさんはお姉さんと奥に移動し、手続きが済みました、と
お姉さんだけが戻ってきて申し訳なさそうな表情をしながら
後納払いに必要な番号を渡してくれました。

IMG_6502.JPG窓口のコアラは可愛いのにさ。


私が帰ろうと思ったら、おじいちゃんがやってきて私と同じ後納払い手続き、
おばさんが出てきて「会社の登記簿謄本はありませんか?」と
眉間にしわを寄せながら聞いたら、
おじいちゃん、「んなもん、これまで出したことねーよ」と答えて
おばさんをイラつかせていました。
心の中でじいちゃんいいぞー、応援しました。(笑)

ルールはルール、当然そうなんでしょうが、
杓子定規で素人に強気に接してくるのもどうなんでしょうね。
郵便局員並みに理解するのは難しい、ダメと上から目線でいうのではなく、
どこがダメで、どこを直す必要があるのか説明してほしいですよね。
まあ、こうやって記事にしているのでさすがに来年はおばさんが担当でも
ダメダメ言われることはないと思いますが(笑)、
ああいうおばさんみたいになっちゃいかんと思った郵便局での一件でありました。



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