映画「エンジェル、見えない恋人」を観る [映画(あ行)]
映画館で観そびれた作品です。
あらすじはYahoo!映画さんより。
目に見えない存在として生まれたエンジェルは、
母親のルイーズ(エリナ・レーヴェンソン)に、
自分の存在を誰にも明かしてはいけないと言われていた。
ある日、エンジェルは目の見えない少女マドレーヌ(フルール・ジフリエ)と
出会い、恋に落ちる。
エンジェルの秘密を知らないまま成長したマドレーヌは、
視力を取り戻す手術を受けることになる。
目に見えない存在として生まれたエンジェルは、
母親のルイーズ(エリナ・レーヴェンソン)に、
自分の存在を誰にも明かしてはいけないと言われていた。
ある日、エンジェルは目の見えない少女マドレーヌ(フルール・ジフリエ)と
出会い、恋に落ちる。
エンジェルの秘密を知らないまま成長したマドレーヌは、
視力を取り戻す手術を受けることになる。
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大事なのは心。
どこか不思議で切なくて美しいおとぎ話のような映画でした。
目が見えないということは見た目で判断するような先入観がない、
そんなマドレーヌが目が見えるようになったらどうなるんだろう、
エンジェルのことを避けるのではないかとドキドキしながら観ていましたが、
マドレーヌの気持ちは目が見えるようになっても変わらずエンジェルを思い、
それを苦しく思うエンジェルが命を断とうとする、それでもマドレーヌは
思いを貫く。(ネタばれすみません)
フランス映画らしく、ちょっとドキッとする場面もあり(PG12だし)ますが、
エンジェルとマドレーヌの気持ちを描いていく中では必要な場面でしょうし、
それがまたきれいな情景だったりして、2人の行方を気にしながら
(当然2人が幸せに結ばれてほしいという期待をもちながら
最後まで観られました。
姿が見えないというのは社会的に存在していると認められない、
唯一の家族(母)もなくしたエンジェルが、自分を認めてくれるマドレーヌを
大事に思いながらも自分が一緒にいることでマドレーヌを不幸にするのではと
葛藤する、私もそんな姿を近くで見ているような(ストーカーではないけれど)
どこか実験的ながらフランス映画らしい(ハリウッド映画では決して成立しない)映画、
「エンジェル、見えない恋人」でありました。
姿が見えないというのは社会的に存在していると認められない、
唯一の家族(母)もなくしたエンジェルが、自分を認めてくれるマドレーヌを
大事に思いながらも自分が一緒にいることでマドレーヌを不幸にするのではと
葛藤する、私もそんな姿を近くで見ているような(ストーカーではないけれど)
どこか実験的ながらフランス映画らしい(ハリウッド映画では決して成立しない)映画、
「エンジェル、見えない恋人」でありました。