映画「CATS」を観る [映画(か行)]
予告編を観て、観ようかどうしようか迷ったのですが、
ミュージカル好きだし、この作品のミュージカルも観てるし、なんて思って
映画館まで見にいきました。
ミュージカル好きだし、この作品のミュージカルも観てるし、なんて思って
映画館まで見にいきました。
特に書かなくてもよいかと思ったのですが、念の為あらすじはYahoo!映画さんより。
空に満月が昇ったある晩、ロンドンの一角にあるゴミ捨て場には
個性あふれる“ジェリクルキャッツ”が集う。
それは生涯にたった一度、新しい人生を始めることができる一匹の猫が選出される
特別な舞踏会が催される夜だった。
空に満月が昇ったある晩、ロンドンの一角にあるゴミ捨て場には
個性あふれる“ジェリクルキャッツ”が集う。
それは生涯にたった一度、新しい人生を始めることができる一匹の猫が選出される
特別な舞踏会が催される夜だった。
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えぇ~?(;´Д`)
どう評価してよいのか自分の中で気持ちの整理がつけられないまま鑑賞終了。
CATS、NYのブロードウェイで見たのは20年以上前のこと、
その後、品川(港南口側)再開発前の特設テントで劇団四季版を観たとき、
劇団四季の猫たちが小さくて(ブロードウェイの猫がとても大きかった)、
おまけにアクロバティックな場面はほぼ割愛、みたいなA利さん演出って
そういうこと?みたいな印象を持った程度、
このDVDも持っていますが、そんなにCATS大好きってほどではなく、
単なるミュージカル好きなので見に行った、というレベルでも、
こりゃあどう見ればいいんだろう、って迷ってしまいました。
随分前から観ていた予告編も最初は人間の顔の表情がよくわかるようなメイクに
舞台と違い過ぎてひぇぇぇぇ~(;_:)と思っていた私、でも、何度も観ていると
まあ慣れるもんで(笑)そこの違和感はかなりマイルドになっていたのですが、
豪華なセット、CGやVFXを駆使した映像、お金をかけているのが奏功しているように
見えないというか、舞台の世界観が悪い意味で展開されてしまったかな、と思いました。
映画なので、お客さんを呼べるような有名俳優をキャスティングするのも
ごく当たり前のことなのですが、ジュディ・デンチの歌唱力、
この映画のピアース・ブロスナンよりはましでしたが、
素晴らしい存在感に対して囁きのような歌は少し物足りなかったです。
ジェームズ・コーデンは好きなので出ていたことは嬉しいのですが、
目立ち過ぎていたのは他のキャラクターとのバランスを考えると
もう少しおとなしくしていてもよかったような気がします。(^^;
あとは、苦手なレベル・ウィルソンと彼女の歌の場面がなぜGだらけ、
(エンドロールのクレジットにも役柄にGの名前が書いてあって(笑))
このあたりの演出は猫の世界観を描くにしても他の昆虫とかシチュエーションを
選べなかったのかなあ、なんて思いました。(G苦手な人は序盤で躓いたはず)
劇団四季やブロードウェイでCATSが大好きになった熱狂ファンの方々は、
この映画版をどう思ったのか、そんなことも気になりました。
さして思い入れのない私でさえ、微妙な気持ちになるわけですから、
大好きなファンの方は、残念に思うのかな、、、なんて。
前評判があまりに悪かったので自分の期待値はかなり低いところで鑑賞して
ああ、映画版だとこういう作りになっちゃうのかな、なんて感じで観ていましたが、
熱狂ファンの方だと、舞台版そのまんまでも物足りなくて、舞台版とかけはなれると
そうじゃない!と不満に思ってしまったりと、いずれにしても満足のいく映画版を作るのは
至難の業なのではないかな。
私自身、微妙な気持ちになる一方、各々の楽曲は、舞台版を思い出しながら楽しめましたし、
グリザベラの歌うメモリーはやっぱり素晴らしく、満足とも不満とも言い切れない、
これらが入り混じってマーブル模様になったような気持ちになりつつ、
どちらかといえば舞台向きの作品なのかなと思った「CATS」でありました。
えぇ~?(;´Д`)
どう評価してよいのか自分の中で気持ちの整理がつけられないまま鑑賞終了。
CATS、NYのブロードウェイで見たのは20年以上前のこと、
その後、品川(港南口側)再開発前の特設テントで劇団四季版を観たとき、
劇団四季の猫たちが小さくて(ブロードウェイの猫がとても大きかった)、
おまけにアクロバティックな場面はほぼ割愛、みたいなA利さん演出って
そういうこと?みたいな印象を持った程度、
このDVDも持っていますが、そんなにCATS大好きってほどではなく、
単なるミュージカル好きなので見に行った、というレベルでも、
こりゃあどう見ればいいんだろう、って迷ってしまいました。
随分前から観ていた予告編も最初は人間の顔の表情がよくわかるようなメイクに
舞台と違い過ぎてひぇぇぇぇ~(;_:)と思っていた私、でも、何度も観ていると
まあ慣れるもんで(笑)そこの違和感はかなりマイルドになっていたのですが、
豪華なセット、CGやVFXを駆使した映像、お金をかけているのが奏功しているように
見えないというか、舞台の世界観が悪い意味で展開されてしまったかな、と思いました。
映画なので、お客さんを呼べるような有名俳優をキャスティングするのも
ごく当たり前のことなのですが、ジュディ・デンチの歌唱力、
この映画のピアース・ブロスナンよりはましでしたが、
素晴らしい存在感に対して囁きのような歌は少し物足りなかったです。
ジェームズ・コーデンは好きなので出ていたことは嬉しいのですが、
目立ち過ぎていたのは他のキャラクターとのバランスを考えると
もう少しおとなしくしていてもよかったような気がします。(^^;
あとは、苦手なレベル・ウィルソンと彼女の歌の場面がなぜGだらけ、
(エンドロールのクレジットにも役柄にGの名前が書いてあって(笑))
このあたりの演出は猫の世界観を描くにしても他の昆虫とかシチュエーションを
選べなかったのかなあ、なんて思いました。(G苦手な人は序盤で躓いたはず)
劇団四季やブロードウェイでCATSが大好きになった熱狂ファンの方々は、
この映画版をどう思ったのか、そんなことも気になりました。
さして思い入れのない私でさえ、微妙な気持ちになるわけですから、
大好きなファンの方は、残念に思うのかな、、、なんて。
前評判があまりに悪かったので自分の期待値はかなり低いところで鑑賞して
ああ、映画版だとこういう作りになっちゃうのかな、なんて感じで観ていましたが、
熱狂ファンの方だと、舞台版そのまんまでも物足りなくて、舞台版とかけはなれると
そうじゃない!と不満に思ってしまったりと、いずれにしても満足のいく映画版を作るのは
至難の業なのではないかな。
私自身、微妙な気持ちになる一方、各々の楽曲は、舞台版を思い出しながら楽しめましたし、
グリザベラの歌うメモリーはやっぱり素晴らしく、満足とも不満とも言い切れない、
これらが入り混じってマーブル模様になったような気持ちになりつつ、
どちらかといえば舞台向きの作品なのかなと思った「CATS」でありました。