京都旅行記2019Ⅱ~奈良を訪ねて編③~ [日本の旅(関西&東海)]
大化の改新という私でも知っている歴史的事件(=教科書に載っている)の場所にきて
やっと小学校の社会の勉強が役に立ったようなミクロレベルの自己満足に漂いながら、
やっと小学校の社会の勉強が役に立ったようなミクロレベルの自己満足に漂いながら、
橘の宮という欽明天皇の別宮があって、
その第四皇子の橘豊日命(たちばなのとよひのみこと、後の用明天皇)と
穴穂部間人皇女(あなほべのはしひとのひめみこ)の間に生まれたのが聖徳太子。
深く仏法を信仰された聖徳太子が自ら仏典の講義をされ注釈を加えられた三経義疏が
現在もこのお寺に保存されているそうです。
推古天皇の逢瀬で勝鬘経を3日間にわたって講演されたとき大きな蓮の花が
庭に1メートル降り積もって(蓮華塚)南の山に栓の仏頭が現れ光明を放ち(仏頭山)、
太子の冠から日月星の光が輝き(三光石)、天皇が驚かれてこの地にお寺を建てるように
太子に銘じて出来たのが橘樹寺、とお寺でいただいた説明に書いてありました。
そんなに広いお寺ではないのですが
そういう説明を読んでみるとやはり1400年以上の歴史を感じてしまうわけですね。
そんな場所を訪れることができたことに感謝し、
手を合わせました
擬宝珠
二面石
飛鳥時代の石造物の一つで、太子殿の左横にあります。
人の心の善悪二相を表したといわれてるそうですが、
善
この後、お寺の裏手から外に出て歩くこと10分くらいで、
亀石
(wikiありました)→ https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%80%E7%9F%B3
飛鳥時代の石造物の代表的な遺跡の一つらしいのですが、
長さ3.6メートル、幅2.1メートル、高さ1.8メートルとかなり大きいです。
建造時期、目的とも不明ということなのですが、現在は住宅街の中にあって
ちょっと不思議な光景だったりします。
住宅がない頃には広々したところにポツンとこの石が置いてあったのでしょうか、
カメに似ているから亀石とはいえ、宇宙と交信できたりして、なんて思いました。
お姉さん、素敵♪
亀石のすぐ近くにいらっしゃいましたが、お米を守ってくれているんですね。
稲刈りはまだ先かな
旅行先で田んぼを見ると、実家近くの田んぼと比較するくせがついています。
もうちょっと黄金色になってから稲刈りですね。(^-^)
この後は、万葉文化館の近くに戻り、
再び巨大石
酒船石、と呼ばれている巨大石造物。
亀石と同じく建造目的は不明だそうですが、高台にこんな大きな石、
どうやって運んだのかという疑問も湧きますね。
見た目の形が酒船といわれたらそうだなって心躍る(笑)私ですが、
こういう削られた跡を見ると
これまた宇宙と交信できそうな。
お寺だけでなく、こういう石造物にも長い歴史を感じますね。
この後は、ランチをいただいてもうちょっと観光します。(^-^)
(つづく)
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