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映画「トスカーナの幸せレシピ」を観る [映画(た行)]

特に予告編を観たわけではないのですが、ちょうど恵比寿に行ったときについででみた作品。

トスカーナ.jpg

あらすじはYahoo!映画さんより。

傷害事件を起こした一流シェフのアルトゥーロは更生のため、
アスペルガー症候群の若者たちに料理を教える社会奉仕活動をすることになる。
そこでアルトゥーロは、自立支援責任者のアンナや、絶対味覚を持つ青年グイドと出会う。




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ほんわか。(^-^)


相変わらず邦題は酷いのですが、原題”QUONTA  BASTA”。
ほどほど、とか、適量、とか、そういう意味なのですが、
作品の中でも大事な場面で出てくるキーワードです。

ハッピーエンドに向かっていくのは観ていてわかるのですが、
アスペルガー症候群を病気とか障害としてみない周囲のみなさんにサポートされ
(グイドのことを知らない人は変な目で見たりしますが)
優れた嗅覚と味覚とで、料理を作りあげていく姿を応援しながら観ました。

分かりやすい悪の存在が登場し、そいつのせいでちょっとしたピンチですが、
悪は駆逐されるので、無事ハッピーエンドで私も観ていてホッとしました。

料理の技術は卓越しているのに、曲がったことが嫌いでつい暴力で、、
高級店で働くことができなくなって絶対的な味覚を持つグイドと会う、、、、

という展開が、某TBSで始まった三ツ星とるぞドラマに似ているような、
そんな気がするけれど、今作の方が公開早いしね。(笑)

また、映画に出てくるトスカーナ料理が美味しそうで、
特に最後に出てくるティンバッロ、食べてみたくなりました。(^-^)

グイドが自閉的でありながら、アルトゥーロとの2人旅で、
思春期の男の子らしい一面を見せ、それに答えるところから、
料理だけでなくこんなことでも2人が心を通い合わせていく、
そんな温かい場面も見て、匙加減は原題どおりほどほど、でも、
ここぞというときは2人が叫ぶ「フルパワー!」でないとな、と思った
「トスカーナの幸せレシピ」でありました。





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