映画「パピヨン」を観る [映画(は行)]
ラミ・マレックが出演しているという理由だけで鑑賞しました。
あらすじはYahoo!映画さんより。
胸にチョウの入れ墨があることから「パピヨン」と呼ばれる
金庫破りの男(チャーリー・ハナム)は、身に覚えのない殺人罪で終身刑を宣告され、
南米ギアナの絶海の孤島にある監獄に入れられる。
厳しい強制労働と看守たちの暴虐に、脱獄を決意したパピヨンは、
紙幣偽造で逮捕されたドガ(ラミ・マレック)に目をつけ、
ドガの身を守ることを条件に逃亡費用を稼ごうとする。
胸にチョウの入れ墨があることから「パピヨン」と呼ばれる
金庫破りの男(チャーリー・ハナム)は、身に覚えのない殺人罪で終身刑を宣告され、
南米ギアナの絶海の孤島にある監獄に入れられる。
厳しい強制労働と看守たちの暴虐に、脱獄を決意したパピヨンは、
紙幣偽造で逮捕されたドガ(ラミ・マレック)に目をつけ、
ドガの身を守ることを条件に逃亡費用を稼ごうとする。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
負けない気持ちが凄い。(゚д゚)!
実話&リメイクなんですね。
オリジナルはスティーブ・マックイーンがあまり好きではなく未見だったのですが、
これは見比べてみないと、です。
金庫破りの男が冤罪(殺人)で送り込まれるのがフランス領だったギアナの刑務所、
人権無視の劣悪な環境の中、脱獄してやるという気持ちが何度失敗しても折れず、
(脱獄に失敗する度に入れられる独房がまた酷い)
誰も信じられない中、資金力として近づいて行ったドガと築かれていく友情、
時間の流れとともに2人が見せていく表情(2人とも年をとっていくし)を見て
理不尽な中で人を信じていくこと、人を信じる大切さのようなものも感じました。
ただ、かなり冒頭から残虐なシーンが出てくるので、
そのたびに私(ホラーとか超苦手)は目をつぶっておりましたが、
オリジナルはどうなんだろうって更にオリジナルへの興味が湧きました。
ラミ・マレックはボヘミアンラプソディ出演前に撮影したようですが、
ドガ(オリジナルはダスティン・ホフマンが演じていたんですね)を
静かに深く好演していたと思います。ちょっと贔屓目な部分もあるけれど。(笑)
2人の友情を描くだけでなく、当時のフランス政府の非情な措置をパピヨンが
脱獄することで世に晒し、刑務所を閉鎖させたということは、
絶対脱獄するという強い意志、というか不屈の精神あってこそなんでしょうね。
おそらく、ラミ・マレックが出ていなければ今回も観ることはなかったと思いますが、
こういう事実を知る機会がもてってよかったと思った「パピヨン」でありました。