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映画「カンパイ! 日本酒に恋した女たち 」を観る [映画(か行)]

予告編で気になっていた作品を恵比寿の映画館で鑑賞しました。

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あらすじはYahoo!映画さんより。

今田美穂さんは、女人禁制だったこともある日本酒造りの世界に飛び込み、
100年以上続く広島の今田酒造で杜氏として腕を振るう。
ニュージーランド出身のレベッカ・ウィルソンライさんは、日本酒に魅せられ、
今では日本酒コンサルタントとして活躍している。
千葉麻里絵さんは、日本酒バーの店長として人々に日本酒の魅力を伝えている。





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富久長がムショウに呑みたくなりました。


でもそれだけだったかなあ。(-_-;)


予告編がうまくできていたのかな、と思いましたが、
女性ならでは、的な描き方はあまりすきではないというか、
新しい考えを日本酒にもたらすというのはもちろん良いことなのですが、
(そのために日本酒について一生懸命学ぶ姿も素晴らしいです)
私自身はお酒は自分の好きなように美味しく楽しめればいいと思っているので、
画面越しにどこか押し付けられている感を感じてしまいました。


世代が近いと思われる富久長の杜氏(兼社長)の姿は共感できたんですよ。
バブルの頃に都会で働き、そこから実家に戻って酒造りに取り組む姿、
受け入れた父と彼女の熱心さを支える人たち、地方の小さい蔵が新しいことに取り組み、
新しい世界を切り開いていくことは日本酒を盛り上げているなと見ていて嬉しかったのですが、
他の2人ついてはあまり共感する部分がなかったような印象でした。

当然これは私自身の感想なので、彼女たちの姿に共感する人もいるだろうというのは
理解しております。。。

レベッカさんは海外に日本酒の魅力を伝えたいという思いは理解できましたし、
千葉さんは日本酒をもっと気軽に美味しく飲めるような空間づくりへの取り組みが
若い人にも日本酒が好きになるきっかけを提供しているんだろうな、って、
そんな気持ちにはなれたのですが、個人的に違和感があったのは、
千葉さんの日本酒のボトルの扱い方、でした。

気にならない人は気にならないと思うのですが、もうちょっと丁寧に扱ったら?
そんな気持ちで画面を見ている自分がおりました。

振動を与えることで味が美味しくなるのかどうか、
私自身はお酒の瓶は優しく扱いましょう、的に言われていたので(飲み屋でも)
何度も出てくるそんな場面に違和感があって、それが最後まで続いてしまい、
結局そのまま鑑賞終了となった次第です。

日本酒に真摯に向き合うのは女性であっても男性であっても、
どちらでもいいわけで、女性ならでは、みたいな描き方が好きじゃないんだな、私。(笑)

というわけで、富久長は呑みたくなったのですが、それだけで見終わってしまった、
「カンパイ!日本酒に恋した女たち」でありました。




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