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映画「ふたりの女王 メアリーとエリザベス」を観る [映画(は行)]

マーゴット・ロビーとシアーシャ・ローナンが見たくて映画館で鑑賞しました。



ふたりの女王.jpg

あらすじはYahoo!映画さんより。

18歳で夫のフランス王を亡くしたメアリー・スチュアート(シアーシャ・ローナン)は、
スコットランドに帰国して王位に就くが、
故郷はイングランド女王エリザベスI世(マーゴット・ロビー)の支配下にあった。
やがて、メアリーが自身のイングランド王位継承権を主張したことで両者の間に緊張が走る。
さらにそれぞれの宮廷で生じた内部抗争などにより、ふたりの女王の地位が揺らぐ。




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切ない。。。(:_;)

エリザベス1世スコットランド女王のメアリーについては
かなり薄らボンヤリの知識で、思い出すのは初めての海外旅行で訪れたロンドン。
大学生時代に一人でバックパック背負って訪れたわけですが
そこでなぜかロンドン・ダンジョンというテーマパークみたいなところに行って、
中世の拷問シーンや拷問器具などを展示しているのを身震いしながら見学し、
エリザベス1世に監禁され処刑されるメアリー、の場面があったような記憶ですが、
今思い返すとあれってエリザベス1世の母、アン・ブーリンだったかもしれない。
(今もロンドン・ダンジョンってあるみたいですが、30年前の訪問時とは
まったく内容が変わっているようなので調べたのですが当時のことはモヤモヤなまま)

王であり続けるために結婚も出産も諦めて男として生きるエリザベス1世を観ると、
これって今の時代でもそんな感じだなあって親近感を感じる一方、
メアリーは、夫の死後スコットランドに戻ってスコットランドの女王につくものの、
ダメな男と結婚して大変な思いをするのですが、
出世のことしか頭にない男たちが山盛りででてくるのでイライラしてしまいました。

自分の方が王にふさわしい血筋と思うメアリー(確かにそうなんだろうけれど)、
最初は敵対しているものの、イングランドとスコットランド両国の統治を願い
自分の息子をエリザベス1世に託そうとする姿にはグッときました。

とはいえ、2人が実際に会ったり、家来に有色人種(アジア系、アフリカ系)がいたり、
史実と異なる演出がそれなりにあるのも若干の違和感がありましたが、
まあ映画だからね。(^-^;


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どこか寂し気な表情を好演していたシアーシャ・ローナン、ど
どちらも今作では芯の強い女王を演じていて好感が持てました。

面白いかと言われれば娯楽大作ではないので歴史ものが得意でない私には
ついて行きづらい場面もありましたが、2人の女性を描く作品としては
どこか共感できる部分もあった「ふたりの女王 メアリーとエリザベス」でありました。



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