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映画「アイ・フィール・プリティ」を観る [映画(あ行)]

予告編を見て気になっていた作品です。

i feel pretty.jpg

あらすじはYahoo!映画さんより。

自分のルックスに引け目を感じていて、何事にも消極的なレネー(エイミー・シューマー)は、
自分を変えるためにジムに通い始める。だが、ジムで頭を打って意識を失ってしまう。
目覚めたとき、なぜか彼女は自分が超美人に変身したと思い込み、性格も前向きに変わっていた。






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超ポジティブ!


肥満体国のアメリカでは主人公のレネーのぽっちゃりって物凄いでぶ、って
ことではないと思いますが、そこは大都会NYが舞台、おまけに働いている会社が
高級化粧品ブランド、となれば、太っていることがネガティブに働くので、
頭を打って、スリムで綺麗になったと勘違いして超ポジティブになるという展開は
自分もそうなったらなあ(現在絶賛増量中)なんて気持ちになりました。


超ポジティブに変身した後は、クリーニング店で居合わせた草食系ぽいおじさんが
(このおじさんの趣味がズンバっていう設定が個人的にはツボ)
自分に気があると勘違い、むりやり電話番号交換させて電話する、
デート初日に偶然みかけたビキニコンテストに飛び入り参加、
どんびきする観客前に、ポジティブなトークにセクシーダンスで場内大盛り上がり。


高級ブランドのセカンドライン(ディスカウントショップのTARGETで販売)で
庶民レベルの女性の意見を臆することなく提案する、そんなレネーを観て
画面越しに応援したくなる自分がいました。自分と重ね合わせながら。


当然想像している展開(勘違いがなおり、自分が太っていることに愕然とする)、
そこからどうするか、そこからの展開がまた応援したくなるようなレネーですが、
冒頭と最後、レネーの表情は変わっていき、温かい気持ちで見終わりました。

どうしても外見で人を見てしまう世の中ですが、

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  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
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人は見かけではない、という話はこういう映画でも見たことがありますが、
今作のレネーは本当に可愛らしい女性です。

とはいえ、己のデブを観ながら反省し、運動しないという気持ちにはなりました。(笑)

エイヴリー役のミシェル・ウィリアムズのとんでもない声の演じ方にはびっくりしつつ、
外見がきれいで知性もあるのにこういう声、というキャラクターの描き方には、
誰しもがコンプレックスをもっているのだな、と思わされましたが、
意外と男性のお客様が多く(ただ上映中爆睡していびきかいている人がいて(V)o¥o(V))
男性女性にかかわらず楽しめる映画だと思った「アイ・フィール・プリティ」でありました。



作中で流れるこの曲。
自分が自分でいることを誇らしく思えるようになりたいものです。(^-^)


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