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映画「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」を観る [映画(は行)]

前作を見ているのでなんとなく勢いで続篇を観に行きました。

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あらすじはYahoo!映画さんより。

ニュート・スキャマンダー(エディ・レッドメイン)は、
学者として魔法動物を守るため、不思議な空間が広がるトランクを手に世界中を旅している。
ある日、捕まっていた“黒い魔法使い”グリンデルバルド(ジョニー・デップ)が逃亡する。
ニュートは、人間界を転覆させようと画策するグリンデルバルドを追い、
魔法動物たちと一緒にパリの魔法界へ向かう。




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いきなりハリポタ寄り。(笑)



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前作はハリポタとは違うもんなんだ、と思いながら見ても
なんとなく物足りない感じがあったのですが、
五部作つくられる今作(そんなに作ると思っていなかった)、
前作は一作目、おそらくハリポタを見たことがない人にも
分かりやすいようなつくりにしたのかな、という理解で、
物足りなくてもそういうものかと思っていたのですが。

今作はいきなりハリポタの世界に入ってくるので、
これまで原作を読んだり映画を観ていた人にとっても、
最終作からかなり時間も経っているし、
観ながらああこれってえっとなんだっけ、沈みかけた自分の記憶を
映画を観ながら思い出し、見終わった後もう一度調べて確認、
みたいな感じでした。

私が気づいたのは、
ニコラス・フラメル(錬金術師)は賢者の石を作った人かな、
ナギニってあの蛇は最初女性だったんだわ、とか、
リタ・レストレンジってベラトリックス・レストレンジの嫁ぎ先と
血筋がつながっているのかな、など。

ダンブルドア(ジュード・ロウが合っていた)がまだ若いので
(マクゴナガル先生も遠映しだったけれど若かった)
五部作まで作ろうという意気込みは感じます。(笑)

おそらく、次回の3作目以降への伏線を張りまくっている、
そんなことだと思いますが、ハリポタをあまり知らない人だと
急についていけなくなるような気がしました。

また、伏線を張ろうとするあまり、登場人物の描き方が少し散漫な、
そんな印象もありました。

とはいえ、CGをフルに使った魔法動物たちは個人的にはツボで、
サーカスから救った中国の魔法動物ウーズ―が後半で活躍するのは
楽しかったのですが、同じくサーカスの場面で映し出された、

河童。

なんともいえない描かれ方(ちょっと洋風)、おまけに何の活躍もせず、
ウーズーの引き立て役だったにしても残念な登場でした。

一作目の最後に登場したグリンデルバルドがジョニー・デップで、
この人は最近特殊メイクのキャラばかりだな、ハリポタの世界にはどうなんだろう、
と思ってみた今作、強い魔法使いのイメージがイマイチ出ていなかったような印象で、
じゃあ、この役柄に誰がいいかな、と思い浮かべた俳優さんも何人か出てきたので、
今後も重要なキャラクターとして出続けるのを考えると残念感が拭えません。

というわけで、急速にハリポタワールドに持っていく展開で私も若干ついていけなかった
部分もあったのですが、ここからどう展開するのかは非常に気になるし、
続篇が公開されたらやっぱり観に行くんだろうな、と思った
「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」でありました。





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