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映画「彼とわたしの漂流日記」を観る [映画(か行)]

タイトルだけで借りて観ました。


彼とわたしの漂流日記 [DVD]

彼とわたしの漂流日記 [DVD]

  • 出版社/メーカー: アミューズソフトエンタテインメント
  • メディア: DVD
あらすじはYahoo!映画さんより。

人生に絶望し、ソウル市内を流れる漢江に飛び込んだキム(チョン・ジェヨン)は無人島に漂着。
泳げない彼は自力で脱出もできず、大都会にいながら孤立無援の状況だったが、
知恵を絞ってサバイバル生活を始める。
一方、対岸のマンションで3年間引きこもり生活を送っていた“わたし”(チョン・リョウォン)は、
ある晩カメラ越しにキムの姿を見つけて好奇心を抱く。





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笑ってほろり。


漫画のような展開というか、そもそもの設定があり得ない(笑)中、
不器用な2人が離れていながら心を通わせていく様子、
なんともいえない温かい心地よさを感じながら見終わりました。

無人島に流れついたキムの奮闘ぶりは、それじゃ死んじゃうよレベル(笑)ですが
(特に水とかね)
鳥の糞を見つけてからの野菜栽培などは観ていて応援したくなります。

そんなキムを望遠鏡で見つけた彼女(わたし)がキムを何とか助けようと
引きこもりなのに奮闘する、2人のお互いの奮闘ぶりが交互に映し出されて
この2人、(こういう映画だからハッピーエンドだろうけれどと思いながら)
どうなるのかな、顔を合わせることができるんだろうか、応援しながら見ていて、
最後はほっとしました。

わたしがキムにジャージャー麺の出前を手配する場面で、
なぜこの出前兄ちゃんにくっついて島を出ないのか、とイラついたのですが、
他人の助けではなく自分の力で島を脱出しようとするキムの気持ちかと思うと、
ずるい人でもないキム、そのうち、ストレスいっぱいの都会で暮らすより
誰もいない島で暮らしていく方がいいのかと気持ちが変わっていく様子に
自分にどこか当てはまる部分があるような気持ちになりました。

何もかも便利な時代、それで自分が幸せかというとそう言い切れないし、
かといって、不便な時代に戻りたくもない自分、
便利な時代に流されずうまく付き合いながら暮らしていきたいと思った
「彼とわたしの漂流生活」でありました。


ジャジャ麺がムショウに食べたい!






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