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映画「女と男の観覧車」を観る [映画(あ行)]

久しぶりのウディ・アレン作品、映画館で鑑賞しました。


Wonder Wheel.jpg

あらすじはYahoo!映画さんより。

1950年代のコニーアイランド。
遊園地のレストランでウエイトレスとして働く
元女優のジニー(ケイト・ウィンスレット)は、
再婚同士の夫と自分の連れ子と一緒に、観覧車の見える部屋に住んでいた。
平凡な日々に幻滅し、海岸で監視員のアルバイトをしている
脚本家志望のミッキー(ジャスティン・ティンバーレイク)とひそかに
交際するジニーだったが、ある日久しく連絡がなかった夫の娘が現われたことで
歯車が狂い始め……。





誰にも共感できない。(笑)


相変わらずウディ・アレンの作品だなと思いながら見終わりました。

ご自身が最近は作品に出ないので、代わりにだれか出ている、そんな印象ですが、
今作は、ケイト・ウィンスレットがウディ・アレンの分身かな、って感じ。

彼の作品に出てきて好感持てる人ってほぼ皆無(笑)と思ってみるので、
今作もある意味安定していると思えた私。

ウディ・アレンってこんな感じって思っている人には特にビックリすることも
ないの中ですが、ふつうの感覚で見ていると嫌悪感ばかり感じてしまうような
登場人物ばかりで嫌悪感かも。

ケイト・ウィンスレットといえば、
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このイメージなんでしょうが、この作品、実は好きではなく(^-^;
その後の彼女の作品の方が(特に中年になってから)味のある俳優として
好きだったりして、今作もつかれた中年女性、元女優のプライドが強く、
今はウェイトレスだけれど元女優の私は違う、そんな気持ちを醸し出す、
その雰囲気が面白く見られました。

今回、語り役で登場するのがジャスティン・ティンバーレイク。
(大学生役ながら戦争帰りの設定で老けている(笑))
歌っているときはそれなりに恰好いいのに、演じている彼はダサい。
得意げに演劇を語りながら実に俗っぽい役柄を演じていましたが、
このキャスティングは個人的にちょっと微妙でした。
おそらく彼がウディ・アレン作品に出たいと熱望したからなのかな。

観覧車が見える風景で繰り広げられながら、
人間のどろどろした感情がが絡み合う、見ていて共感しづらいものの、
安定のウディ・アレン作品だと妙に納得してしまった「女と男の観覧車」でありました。




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