映画「バトル・オブ・セクシーズ」を観る [映画(は行)]
予告編を観て気になった作品、映画館で観ました。
あらすじはYahoo!映画さんより。
女子テニスプレーヤーのビリー・ジーン・キング(エマ・ストーン)は、
女子選手の優勝賞金が男子選手の8分の1であることなど男性優位主義に
不満を募らせていた。
男女平等を求めるために仲間とテニス協会を脱退した彼女は、
女子選手の地位向上を掲げた女子テニス協会を立ち上げる。
そんなビリーに元男子チャンピオンのボビー・リッグス(スティーヴ・カレル)が
男性優位主義代表として対決を申し込むが、それには妻に逃げられた彼にとっての
人生逆転の意味合いもあった。
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面白い!
キング夫人と呼ばれたビリージーンキング、当時はクリスエバートのような
きれいどころと闘う、ちょっとおばちゃんぽい雰囲気もあり、
強いけれどあんまり興味のないひとだったのですが(当時小学生の私)、
今作で、試合の動員数が同じでも賞金が異なる男子と女子の試合に異議を唱え、
男女平等の待遇を求めていった姿に1970年代のアメリカのウーマンリブをはじめとした
運動の一端として、女性を見下した元チャンピオンの男性プレイヤーとの一戦を通して
権利を訴えていった姿には感慨深いものをかんじました。
ボビーを演じたスティーブカレルのいやな感じがまた何とも言えないのですが、
キング夫人を演じたエマストーンにはびっくり。
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彼女の女優魂を今作で感じました。
テニスの試合のば麺、ボールの描き方はCGだとしても、こういう場面を
吹き替えなしで演じているのは立派ですし、同性愛に目覚めていく場面を
演じる姿にも違和感なくみられました。
そのほかに驚いたのはボビーの妻プリシラを演じた女優が、
エリザベス・シュー。(*_*)
どこかで見たことある女優さんだなって思ったらまさか昔見た女優さんとは。
今作では、ダメな夫を見限る女性で、そんなに存在感はありませんが、
久しぶりに見た姿にちょっとほっとしました 。
先日のウィンブルドンで、試合を見学するキング夫人を観て、
今作では、ダメな夫を見限る女性で、そんなに存在感はありませんが、
久しぶりに見た姿にちょっとほっとしました 。
先日のウィンブルドンで、試合を見学するキング夫人を観て、
あーあ、大騒ぎして、なんて思ったのですが、
こうやって時代の流れに立ち向かう、男女平等を訴えていった姿に見入ってしまった、
「バトル・オブ・セクシーズ」でありました。
こうやって時代の流れに立ち向かう、男女平等を訴えていった姿に見入ってしまった、
「バトル・オブ・セクシーズ」でありました。