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映画「ゲティ家の身代金」を観る [映画(か行)]

レディースデーに何か見ようと思って上映時間がちょうどよいという理由で選んだ作品。
ゲティ家.jpg

あらすじはYahoo!映画さんより。

1973年、大富豪ジャン・ポール・ゲティ(クリストファー・プラマー)は
孫のポール(チャーリー・プラマー)を誘拐され1,700万ドルという高額の身代金を
要求されるが、守銭奴でもあったゲティは支払いを拒否する。
離婚して一族から離れていたポールの母ゲイル(ミシェル・ウィリアムズ)は、
息子のために誘拐犯、ゲティの双方と闘う。
一方、犯人は身代金が支払われる気配がないことに苛立ち……。

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トラップ大佐♪


実話を基にしたという割にそんなに面白くなかったのですが(笑)
(なぜならば、最後まで緊迫感が殆どないので)
トラップ大佐こと、クリストファー・プラマー演じるゲティ爺の
人を信じない態度が逆に面白かった作品です。

当初、この爺役を特殊メイクでケヴィン・スペイシーが演じて
ほぼ撮影も終わった後、セクハラで問題になって、トラップ大佐が
代役で演じ(追加コストもかなり抑えたとか)公開できたとか。

(このあたりに書いてあるけど14歳にセクハラはないだろうな)→ https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B2%E3%83%86%E3%82%A3%E5%AE%B6%E3%81%AE%E8%BA%AB%E4%BB%A3%E9%87%91

トラップ大佐といえば、

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  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • メディア: DVD
この作品ではあまり共感できないお父さん役でしたが、
その後、主に脇役として活躍されていて(年に一度くらいは会っているような)
いい意味で爺に磨きがかかってきていて好感度の高い俳優さんですが、
今作は孫が誘拐されても身代金を出さないどこか偏屈な爺さんを好演。

ケヴィンスペイシーだったら、映画館に観に行くこともなかったと思えば、
トラップ大佐だから観に行った、、とはいえ、作品としてはドキドキ感なく
誘拐された孫にもその母親にもあまり共感することなく、
どちらかというと誘拐した犯人が孫に情が移っていくのを観て、
そこにどこか共感してしまいました。

実話が面白くないとしても、もう少し緊迫感のある演出があってもいいいかな、
と思いながら、個人的にはトラップ大佐(現在爺)の演技には萌えられた
「ゲティ家の身代金」でありました。


ちなみに、原題は“All the Money in the World”。
どんだけお金もってるのと突っ込みたくなる原題の方が面白けれど、
はて、邦題ならどうするか、と思いつつ、この邦題はいまいちかな、
どちらかといえば、ゲティの名前だけでもいいのかな、
と思ってしまいました。。

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