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映画「ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ」を観る [映画(は行)]

映画館で観そびれた作品です。




ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ [DVD]

ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ [DVD]

  • 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店
  • メディア: DVD
あらすじはYahoo!映画さんより。

1954年、アメリカ。
シェイクミキサーのセールスマンである52歳のレイ・クロック(マイケル・キートン)は、
8台もミキサーをオーダーしてきたマクドナルドというドライブインレストランに
興味を覚え訪ねてみる。
そこでレイは、経営者のディックとマック兄弟による、高品質、コスト削減、合理性、
スピード性などを徹底させたビジネスコンセプトに感銘を受ける。
契約を交わしてチェーン化を進めるが、ひたすら利益を求めるレイと兄弟の仲は
険悪になっていき……。





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大事なことは執念!


persistentという単語を、予告編だと普通に「根気」と和訳していますが、
本編だと「執念」という言葉で冒頭と最後に字幕に出てきて、
本当に執念だけで進んでいく性格悪い奴だと思いました、レイ・クロック。( 一一)


彼自身に商才があるわけではないのですが、これはいける、と思ったら
それに飛びついてガンガン進んでいく、マクドナルドを知って飛びつき
フランチャイズで全米展開、、それこそ執念のかたまり。(゜o゜)

マクドナルド兄弟が効率よくハンバーガーなどの商品を提供できるアイデアに
飛びついたレイ・クロックと、お客さんに安心で美味しいものを提供したい兄弟、
フランチャイズ展開してく中でどんどん考えに溝が出来ていく、
そりゃそうだろう、こんな傲慢で強引なレイ・クロックとうまくいく人なんて
いないのではないか、と思いながら見続けました。

以前の勤め先でシカゴに出張したとき、マクドナルドの一号店(の復刻版)と
言われる店舗に行ったことがありますが、

(ダウンタウンにある派手なお店)→ http://4travel.jp/overseas/area/north_america/america-illinois_state/chicago/restaurant/10311136/

実はそれってフランチャイズの一号店なだけで、オリジナルの一号店ではないんだ、
ってこの映画で知りました。。。。

兄弟を無視して効率化(シェークの材料を勝手に安いものに変えてしまうとか)を進め、
結果的には兄弟に小切手を切り紳士協定も無視して兄弟からマクドナルドを奪う、
そんなクズみたいな男性ですが、人間性と経営手腕というのは比例しないもんだ、
クズみたいな男と、その野望と執念についていく人がいたからこそ今のマクドナルドが
あるわけで、映画のポスターに書いてあるとおり、(性悪な)怪物であり、英雄でもある、
見ていて気味が悪かったのですが、マクドナルドという語感に惹かれて全世界まで展開する、
不愉快なのに面白く見てしまった「ファウンダー」でありました。


見ていてイライラしますが観る価値ありです!




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