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映画「ボブという名の猫~幸せのハイタッチ」を観る [映画(は行)]

映画館で観そびれたのですが、飯田橋のギンレイホールで上映されているのを知り、
観に行きました。

ボブという名の猫 幸せのハイタッチ Blu-ray

ボブという名の猫 幸せのハイタッチ Blu-ray

  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • メディア: Blu-ray
あらすじはYahoo!映画さんより。

ジェームズ(ルーク・トレッダウェイ)はギターを手に、
ストリートミュージシャンとして日銭を稼いでいた。
ドラッグ更生プログラムの最中のある日、彼はヘロインを摂取して病院に搬送される。
退院後、彼が更生担当者ヴァル(ジョアンヌ・フロガット)が用意してくれた部屋に
入居すると、どこからか茶トラの猫(ボブ)が迷い込む。
ジェームズは、猫の飼い主を捜そうとしたが、見付けることができなかった。





最近安易に猫や犬を題材にした映画を製作するケースがありますが
(そういうのに引っ掛かる自分を反省しております( 一一))
今作は猫によってドラッグ依存から立ち直っていく人間の話。

ホームレスもそうしたくてそうなるわけではなく、
何かの躓きからそうなってしまう、でもそこから抜け出すのは大変、
ましてドラッグ依存もあればなおさら抜け出せない、そんな主人公が、
ボブという猫と出会い、ドラッグ依存の支援グループからのサポートで
苦しい思いをしながらドラッグを断ち切り、ボブと新たな人生を始めていきます。

ドラッグ依存について、ただ、ドラッグを体からすべて出し切るだけではなく、
合成麻薬のメタドンを毎日摂取してから断ち切るタイミングをはかっていく、
そういう治療もあることに驚いたのですが、中毒性のある物質が体に入って、
それを出し切ることの難しさを少しだけでもこの映画で知ることがでできました。

ボブとの出会いでジェームズが立ち直っていこうとするとき、
必ずよからぬ反応を見せる人もいるわけで、そういう人たちの存在に負けず
依存症を脱した姿を見て画面越しに安堵しました。

ジェームズ本人は、ボブとの出会いを描いた著書のサイン会の場面で登場し、
(サインをもらうファンの役)
この本は私の人生そのもの、というセリフをいうのですが、
え、これって誰?と思ってみてたら本人だと分かり納得。





映画ではボブ本人(本猫?)が出演し、アップの場面や、ジェームズの肩にのる場面などは
本人が演じているというのもびっくり。
エンドロールを見ると、ボブ本人以外に7匹の猫も演じていますが、似たような柄で
見分けがつきませんでした。(^-^;

ジェームズがもしボブと出会うことがなかったら、、
そんなことも考えてみてしまったのですが、ボブの存在感とジェームズの努力を見て
私も日々穏やかに過ごせることに感謝しなければと思った
「ボブという名の猫」でありました。






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