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映画「マイ・ベスト・フレンド」を観る [映画(ま行)]

映画館で観ようと思っていたら終わってしまった作品。


マイ・ベスト・フレンド [DVD]

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  • メディア: DVD
あらすじはYahoo!映画さんより。

小さなころからの親友で、
お互いのことは何でも知っているジェス(ドリュー・バリモア)と
ミリー(トニ・コレット)。
ある日、ミリーが乳がんに侵されていることが発覚する。
時を同じくして、不妊治療を続けてきたジェスの妊娠も判明するが、
彼女は命に関わる病を背負っているミリーに打ち明けることをちゅうちょしてしまう。
これまで隠し事などしないでファーストキスや初体験のことまで語り合い、
喜びも悲しみも分かち合ってきた二人だったが……。





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予告編に書いてあったSATCには全然夢中にならなかったのですが。

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これね。 
夢中になっていないというより、サラ・ジェシカ・パーカーが苦手で
単に見ていないだけなんですが。。。


ま、そういう事情でSATCを観ていないので比較は難しいのですが、
今作を観ていて、男性との愛より女との友情かな、って改めて思いました。


乳がんに罹ってしまうミリ―はリーダーシップをとるタイプで、
常に自分が強く活発で場の空気を明るくするような性格を外に見せるのですが、
そんな性格故に自分が病気に罹っても弱いところは見せたくない、
そんな気持ちが前面に出るのをジェスが優しく見守る、
そんな気持ち、よく分かるなあと思いながら見ていました。


ミリーとそっくりではないものの、こういう人と私も親しくなって、
(まあ年齢はかなり離れていますので、今作とはちょっと関係が違うけれど)
やはり癌にかかった友人を最後まで見届けた経験があります。
5年くらい前の私のblog記事に見届けたころのことは書いたのですが、
彼女も自分が弱いところは決して見せたくないという気持ちが強く、
今作を観ていてどこか重ねていた自分がおりました。


邦題は本当に平凡でつまらないのですが、原題は“Miss You Already”。

2人が会って別れるときに、もう会いたくなったという気持ちを伝えるのが、
この2人がどんなことがあっても喧嘩しても決して関係が壊れないんだな、
と思いました。


自分は大病したことがないのでミリーの気持ちがどこまで理解できるか、ですが、
途中、自分と友人と重ね合わせて観ながら涙しつつ、最後はどこか温かく
スッキリした気持ちで見終わった「マイ・ベスト・フレンド」でありました。