SSブログ

映画「世界一キライなあなたに」を観る [映画(さ行)]

予告編を見て気になっていた作品を借りました。

世界一キライなあなたに ブルーレイ&DVDセット(2枚組) [Blu-ray]

世界一キライなあなたに ブルーレイ&DVDセット(2枚組) [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
  • メディア: Blu-ray
あらすじはYahoo!映画さんより。

イギリスの田舎町で、
ルーことルイーザ・クラーク(エミリア・クラーク)は失職を機に、

交通事故で車いすの状態になってしまった
青年実業家ウィル・トレイナー(サム・クラフリン)の

介護と話し相手をする期間限定の職に就く。
活力を失っていた当初は冷たい態度を取るウィルだったが、
彼女の明るさに徐々に心を開き、二人は惹(ひ)かれ合う。
そんなある日、ルーはウィルの秘密を知ってしまい……。




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



ネビルが!


ハリポタのネビルことマシュー・ルイスが脇役で出てくるのですが、
主人公のルーの恋人役(脇役)。
最初彼だと気づかず、自己チューでダメな彼氏だよ、とイライラみていたら、
よく見ていて、あれ、この人、ネビルだ、、と気づき急に親近感が湧いたという。(笑)


って、彼はちょっとダメな感じの役柄なので、今作で大きな影響力がある、
という感じではないのですが(^-^;、今作は邦題がまた酷いものの
(原題“Me Before You”)色々考えさせられる映画でした。


体が不自由になったお金持ちの男性と、介護する女性の恋物語、
という形で片付けることができないというか、途中から最後にそうなるのか、と
結末はわかりながらみているので、どんよりした気持ちのまま見続けたのですが、
何をもって本人にとって幸せと感じられるのか、
生きていればめっけもんと普段から思っている私も、
体が不自由になったときにもそう言えるか、言い切れるかな、なんて考えました。


イギリスという、階級社会、貧富の差が激しい(地方だし)中で、
貧しい立場から見ればお金はあった方がいいけれど、
じゃああったからといっても体が不自由で、
それまでできたいろいろなことができなくなってしまう、
それでも生きていきたいかどうかなんて、正解はないんだろうなと思います。



私自身はウィルの気持ちも分かるし、かといって反対するルーの気持ちも分かるし、
非常に複雑な気持ちで見終わったわけですが(邦題がひどすぎて怒りながら)
人としての尊厳を持ち続けることの大事さみたいなものを感じられた
「世界一キライなあなたに」でありました。




nice!(4)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画