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映画「ボン・ボヤージュ~家族旅行は大暴走~」を観る [映画(は行)]

映画館で何度も何度も予告編を見て刷り込まれてしまい
気づいたら本編を見に行ってしまいました。

ボンボヤージュ.jpg フランス映画

あらすじはYahoo!映画さんより。

整形外科医のトムは夏休みを迎え、家族でバカンスに出掛ける。
最新テクノロジーが搭載されているという真紅の新車に、
妊娠中の妻ジュリア、9歳の娘リゾン、やんちゃな7歳の息子ノエを乗せて出発する。
意気揚々とハイウェイを進むトムだったが、突如として車のブレーキが利かなくなって
時速160キロメートルで暴走。
さらに、役立たずな警官や追走してくる男との遭遇、後部座席に潜む謎の存在によって
一家は大混乱に陥っていく。





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メデューサ。(笑)



最新鋭の技術を搭載した車の名前がメデューサ。
それだけで、予告編を見ていなかったとしても、
この車が何かやらかしてしまう期待が湧きます。


ハイテクでもダメなものはダメで、結局アナログがいいのかな、と
作品を観ながら思いましたが、あっという間の90分。
このくらいの尺でテンポよく展開していくので全く飽きることなく、
まあ、ハッピーエンドになるだろうという気持ちで見ていたので(笑)
周囲もそんな感じでシアター内が爆笑に包まれる作品でした。

予告編ってよくできているので、本編みてガッカリってこともありますが、
今作は予告編以上に本編が面白いです。

スピードが落ちない、ブレーキも利かないメデューサと、
登場人物すべてが一癖も二癖もあってユニークすぎて、
だれもかれもが人間臭すぎて笑えます。

関係が冷えかけているように見える夫婦(お互い浮気経験あり)、
どこか冷めている娘と息子、ぼけまくりの爺ちゃん(夫の父)、
爺ちゃんが勝手に車に乗せちゃったメロディ(というパンクな姉ちゃん)、
トラブル発生よりも自分のピンポンの試合が大事な高速警備隊長、
ノンストップメデューサに運悪くドアを壊され怒りまくって追いかける
黄色いBMWのオーナーのオッサン(移民ぽい)。
そして個人的にツボにはまったのがボトックス注射が失敗しちゃったおばあちゃん。

160㌔からスピード落ちない高速運転で、その芸当はないだろうという
突っ込みを入れたくなる場面がいくつかあったのですが、
(爺ちゃんがサンルーフから身を乗り出してフロントガラス掃除とか、
 妻が高速警備隊に偽装妊娠じゃないとドアを開けて腹を見せる場面とか)
爺ちゃんのベタで古臭いギャグで見始めたときに外したかもしれない、と思ったら、
そこからぐいぐい引き込む展開で小ネタオンパレードに笑いながら、
最後、そうくるかい、と驚きながら見終わりましたが、
実際にそんなことありえない、、というのが映画。

そんな点ではあまりにもアホな展開にどっぷりはまって笑いまくってスッキリした
「ボン・ボヤージュ~家族旅行は大暴走~」でありました。





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