映画「天使といた夏」を観る [映画(た行)]
デヴィッド・ボウイ関連で検索して見つけた作品です。
あらすじはAmazonさんより。
病に冒され死が迫りつつある少年オーウェンは、
年上の友人・ライスの他界にショックを受ける。
ある日、ライスの屋敷で不可解な暗号が記されたオーウェン宛の手紙を発見し…。
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なんですか、この邦題。(V)o¥o(V)
ここのところ邦題について先に書いてしまうのですが、
これもなんだかなあ、です。
原題は、“Mr. Rice's Secret”、ボウイ様演じるライスさんの秘密、ってことで、
なんで天使とかつけちゃうのか、配給会社の感覚が理解できません。
で、作品自体ですが、
ボウイ様の出番が少ない!
です。
出演作品ではありますが主役ではないので出番が少ないのは仕方ありませんが、
冒頭で亡くなっているので、出てくる場面は主人公の回想シーン。
オーウェンが罹っている難病(ホジキン病)について、
そういう病気があることを知って鑑賞後に調べたのですが、
生存率が低く、同級生にいじめられ、自分の命が短いと生きることを諦めかけている
オーウェンに対して、ボウイ様演じるライス氏が亡くなった後に残したもので、
オーウェンが強くなっていくのは観ていて心地いい作品でした。
とはいえ、少々さっぱりしているというか、地味というか、
カナダ映画だからハリウッド映画のような濃さがないのか、よくわからないのですが、
道徳的な内容だからという理由でボウイ様が出演を決められたというのが
理解できるものの、鑑賞後の余韻があまり残らないのが残念だった
「天使といた夏」でありました。