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映画「ボンジュール・アン」を観る [映画(は行)]

久しぶりにダイアン・レイン主演映画を映画館で観ました。(日比谷のシャンテシネ)

ボンジュールアン.jpg エレノア・コッポラ監督作品

あらすじはYahoo!映画さんより

仕事ばかりの映画プロデューサー・マイケル(アレック・ボールドウィン)の妻で、
子育ても一段落したアン(ダイアン・レイン)は、
ひょんなことから夫の仕事仲間のジャック(アルノー・ヴィアール)の車に同乗して
カンヌからパリに戻ることになる。
ところが、単なる移動のはずのドライブは、おいしい食事や南フランスの美しい景色を
楽しむうちに充実したひと時となり……。




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邦題がね、相変わらずなんだかあ( 一一)って感じですが、

原題は“Paris Can Wait”。 
パリに急ごうとするアンに対してジャックがいう言葉。
大丈夫、パリは待ってくれるよって意味かな。


で、作品に関する感想ですが。


フランス人もラテン系。
映画を観ながら思い浮かんだのは、イタリアの男でした。


(イタリアの男、ってタグ、作ってます)→ http://utsubohan.blog.so-net.ne.jp/tag/articles/%E3%82%A4%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%81%AE%E7%94%B7?page=2



イタリアの男は非常に働きもので、時間もかなりきっかりしているので、
今作のジャックのように大丈夫大丈夫、的な寄り道ばっかりはしないのですが、
自分の国のよいところを観てほしい、美味しいものを食べてほしい、
そんな感じのおもてなし感、自国に対する誇りみたいなものは同じニオイがしました。(笑)


あらすじ自体はそんなに特別なものもないと思いますが、
なんといっても南仏の景色と美味しそうな料理の数々とワイン、
画面越しに見えるだけでダイアン・レイン演じるアンと同じくテンション上がります。

あまりに寄り道ばかりしているので、
「もういいからそろそろパリに行きなさいよ」と言いたくなりますが、
ジャックの引き出しの数の多さというか、アンが生地に興味があるといえば、
それに関連したところにすぐ連れていけるし(それが演出なんだけど(笑))
外国にきて綺麗な景色を見て美味しいものを食べて優しくされれば、
そりゃ、気分いいもんです。(^-^)


Yahoo!のレビューを観ると中身のない映画、と低評価の人が多いのですが、
確かに中身というか話自体は普通って感じで、何かこれで感激したり、
深く考えたり、ということはないと思います。


ただ、中年になって額のシワさえ美しいダイアン・レインが
太陽がきらめく南仏の中で楽しそうにしている姿を観るだけで
私は十分楽しめた「ボンジュール・アン」でありました。



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