映画「ダーティ・グランパ」を観る [映画(た行)]
デニーロ先生の作品だということで、劇場に見に行きました。
あらすじはYahoo!映画さんより。
1週間後に挙式予定のカタブツ弁護士ジェイソン(ザック・エフロン)は、
祖母の逝去の知らせを受けて葬儀に参列する。彼は一人残された
祖父ディック(ロバート・デ・ニーロ)に半ば引きずられるように、
祖父母の思い出の場所フロリダへと旅に出る。
ところが、ディックは40年ぶりの独身生活をエンジョイし、
朝から酒浸りで葉巻を吹かし、ナンパに明け暮れ……。
超お下劣。(笑)
これ、はまれないと超不快な作品ですが、
私はシモネタ下劣加減にはまりました。(笑)
デニーロ先生というと作品を選んでいないのでは、と思うことがあるのですが、
(なぜこれに出たのか未だにわからない)→ http://utsubohan.blog.so-net.ne.jp/2015-11-15-2
今作は、デニーロ先生が楽しみながら演じているように見えました。
発する言葉も孫にやるヤンチャな行動もあまりに下品なのですが、
このときの怖いけどマッチョだったデニーロ先生の筋肉モリモリ、
今作では若干緩んでいますが、マッチョぶりは健在で、
奥さんなくしてお葬式翌日なのにエロビデオ見て◇▲◎ー、という
ビックリ場面は失笑したものの、この配役は最適だと思いました。
(演じる人が違っていたらきっとつまらなくなっていたと思う)
ザック・エフロン演じるジェイソンの婚約者がいけすかない感じで
ああ、これは別れちゃうだろうというのはすぐわかりますが(笑)
途中で出会ってくっつくオネエチャンがいまいち魅力的でないというか、
顏云々前に、彼女に惹かれていく流れはいまいちかな、と思いました。
とはいえ、主軸となる話は、爺ちゃんと孫のロードムービーで、
孫を思う爺ちゃんの優しい気持ちあふれる展開には心温まりました。
ま、その途中に描かれている場面は、超お下劣なんだけど。(笑)
下ネタが全編通して出てくるので、嫌いな人には全く面白くないのですが、
このレベルの下ネタを許容できる人(^^;には心温まる映画です。
アイドルから本格的な俳優に脱皮中のザック・エフロンの筋肉美を眺めながら、
下ネタにバカ笑いしながら、最後にはほんわかした気持ちになれた
「ダーティ・グランパ」でありました。