新蕎麦を楽しむ会2016で今輔師匠の「時そば」 [落語・お笑い]
ここ数年、新蕎麦の季節に落語と新蕎麦を楽しむ会に参加させて
もらっているのですが、毎回寿輔師匠の噺を聴いた後に、蕎麦、なのが、
今回は師匠が他のお仕事に行ってしまい、、、代打で登場したのが今輔さん。
師匠のお弟子さんで、二つ目の錦之輔さんの頃にはよく聞いていたのですが、
真打になって(8年前)からはほとんど聞いていないので、超久しぶり。
六代目今輔さん
(去年の会)→ http://utsubohan.blog.so-net.ne.jp/2015-11-08-4
お昼ごろに神田某所に集合し、幹事のおじさんの開会あいさつの後、
今輔さんが登場し、、始めた話が「時そば」。
手作り感のある高座
(こんな話)→ https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%99%82%E3%81%9D%E3%81%B0
年末に寄席でよく聞くようなネタですが。
今輔さんがなぜ時そば?
創作落語しかやらないかと思っていたのですが、
今輔さんが、定番のマクラの後に古典って一体どういうこと??
と驚きながら聴いていたのですが、古典ながら今輔さんらしい時そばで、
楽しく聞き終わったら。 さすがにご本人もこのままでは、と思ったのか、
オレオレ詐欺の創作落語をそのあとに軽く話して落語の部は終了。
この後は、幹事ほか何人かで前日打って用意してくれた新蕎麦を楽しみます。
蕎麦打ちの有段者が打って茹でてくれているので、
新蕎麦の香りとツルツルっとした食感がたまりません。
これでもか、というくらい茹でて出してくれるのでオナカいっぱい。
お酒もいっぱい
蕎麦打ちのおじさんの一人、と思っていた人が、
今年の秋の叙勲で勲章をもらうことになって、ご自身でもってきたという御酒。
皇居は二重橋、ですからね。
このおじさん、以前私がそば打ち体験に参加したときに、
下手くそな手つきを見ていられずやたらと手伝ってくれたおじさんで、
まさかそんな勲章をもらうような人に見えなかったので(すみません)(@_@)。
秋らしく焼銀杏
途中まで今輔さんとお話しさせてもらったのですが、
普段古典はやりませんが、今回蕎麦の会だったので、このネタにしました、とのこと。
以前聞いた今輔さんの面白いマクラやネタについて色々お話しして、
今輔さんの落語もマメに聞きにいきますねとお話ししました。
寿輔師匠が出られず残念、と思っていたのですが、
今輔さんもさすがお弟子さん、笑いのツボにはまって大笑いした後、
香り豊かな新蕎麦とお酒をたくさん楽しめて大満足の新蕎麦と落語の会でありました。