映画「地球に落ちて来た男」を観る [映画(た行)]
デヴィッド・ボウイ様を拝みに何の事前知識もなく有楽町の角川シネマへ。
内容はYahoo!映画さんより。
世界的な特許をもとに大会社を経営し、
滅びつつある母星に残した家族を救おうと計画する、心ならずも地球に墜落した宇宙人。
しかし政府は彼を実験材料と見なし拘束しようとする……
その風貌から不気味な雰囲気を醸し出すD・ボウイと、
ローグ特有の演出が光る画期的なカルト作品。
ぼかし無し!
ニコラス・ローグ監督は濡れ場が多いと、鑑賞後にネットで色々調べていたら
そんなコメントを見つけたのですが、中性的なイメージのボウイ様が
田舎娘と何度も濡れ場シーン、、しかもぼかしがないので、
ああそんな、ボウイ様のああそんな、あああああぁぁぁぁぁ。( ゚Д゚)
見たい気持ちもあるけれど、見たくなかった、実際には。 (ボウイ様の・・・)
タイトルで地球から来た男(ボウイ様)が何かするのかと思ってみていたのですが、
金が儲かる特許で財を成し、田舎娘と一緒に暮らし、でも、自分の星には家族が、
そして星に戻ろうとするのですが、政府に拘束されてしまい。
まあ、話としては分からないでもないのですが(SFってそんなに好きでもないけれど)
ボウイ様が意外とセリフ読みがいまいちで、
素敵だと思えるのはアップになって見えるボウイ様のオッドアイ。。
ボウイ様が出ていなかったら私はきっとこう思ったはずです。
これって
ロジャー・
コ―マン作品?
地球に落ちて来た直後は水しか飲まず、お金をためて弁護士雇って大企業で稼ぎ、
田舎娘(アル中)と出会って酒におぼれていく。。。(おそらく何も食べず)
ボウイ様、ビフィーター呑み杉。(笑)
ビフィーターがスポンサーになっているのかと思うくらい映ります。
長尺で、ここの場面は要るのかな、っていうところがかなりあって冗長でしたが、
もうちょっと編集でスッキリさせると、B級感も薄まったのではないか、と思いつつ、
もう40年前の作品だから、CG使わずここまで作ったのは頑張ったね、と感心しましたが、
ボウイ様の星から地球に移動する乗り物のチープ感、ボウイ様の星の宇宙人の描き方が
ランドセル背負った白い全身スーツという、自分の想像もこんな感じだから
やっぱりそうなっちゃうのかな、と突っ込みどころ満載的な流れの中で、
ボウイ様のぼかし無しの衝撃が鑑賞後もずっと脳裏に残ってしまい、
一番の感想はそこしかない「地球から落ちて来た男」でありました。