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映画「天才スピヴェット」を観る [映画(た行)]

予告編で気になっていた作品です。



あらすじはYahoo!映画さんより。

天才だが、それゆえに周囲との溝を感じる
10歳の少年T・S・スピヴェット(カイル・キャトレット)。
そんな彼にスミソニアン学術協会から、最も優れた発明家に授けられる
ベアード賞受賞を知らせる電話が。
授賞式に出席するため、
彼はたった1人で家のあるモンタナからワシントンへ旅立つことに。
さまざまな出来事や人々と出会いながら、カウボーイの父親、昆虫博士の母親、
アイドルを目指している姉、
事故によってこの世を去った弟へ思いをはせるスピヴェット。
やがて彼はワシントンに到着し、授賞式に臨む。
 





温かい家族愛。


癒されました。。


家族愛といっても登場する一家は揃いも揃って変わっています。


お父さんはカウボーイ、
お母さんは昆虫博士(しかもヘレナ・ボナム・カーター(笑))、
お姉ちゃんはアイドルを目指しているけれど、、

で、スピヴェット。

仲良しで大好きだった弟、
スピヴェットが持っていた銃が誤って暴発し、
その弾が当たって死んでしまってから、
スピヴェットの心の歯車がなんだか狂ってしまいます。


天才過ぎて学校の先生(その天才に先生がついていけず)に批判され、
自分の居場所がなくなりかけたとき、受賞の知らせを受けて、
超田舎からワシントンDCまで一人でなんとか向かう姿は
はらはらどきどきする子供のロードムービーでした。


最後にめでたしめでたしってなるのはわかっているのに。(笑)



授賞式に参加することでスピヴェットの心の歯車がかみあうようになって
田舎の実家に帰って幸せに暮らせるだろうな、とほっとしたところで
見終わりますが、監督のジャン・ピエール=ジュネ、

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(これはハマった作品)→ http://utsubohan.blog.so-net.ne.jp/2014-01-26-12

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(これはちょっとハマれなかった)→ http://utsubohan.blog.so-net.ne.jp/2015-03-21-7

 




 

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これはblogを始める前に見たけれど、これもハマりました。

と、アメリではない作品はツボにはまれたので好きな監督だと思うのですが
今作も家族愛を描きつつ、アメリカの銃社会に対する皮肉も描いているような。

シニカルなファンタジーの中でコメディの要素もありつつ、
見終わった後にはスッキリ、
ほわっとした気持ちになれた「天才スピヴェット」でありました。




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