映画「タロットカード殺人事件」を観る [映画(た行)]
オリエント急行殺人事件を観たら同じ殺人事件でこっちも見てみたくなり
借りてみました。
あらすじはYahoo!映画さんより。
ロンドン市街のマジックショー劇場で、
ジャーナリスト志望の女子大生サンドラ(スカーレット・ヨハンソン)が舞台に上げられ、
中に入った人間の身体が消えては現れるボックスに入れられる。
その中で、彼女は著名なジャーナリストの亡霊ジョー(イアン・マクシェーン)と遭遇。
急死したばかりの彼から、とっておきのスクープを耳打ちされる。
ヒュー・ジャックマン萌え。(^-^)
彼もウディ・アレン作品に出たかったのか、なんて想像しながら
楽しそうに演じている姿を楽しめました。
まあ、ウディ・アレンは相変わらずのショボいオッサンな感じで、
そんなおっさんが、スカジョー演じる学生に付き合わされて、
殺人事件の真相を追いかけるわけですが、
それがやりすぎ感もなく、ミステリーというよりはコメディ作品で、
悪者が暴かれてめでたし、というのが想像できるだけに、
そこに至るまでにどういう描かれ方なのか、、それを楽しむ映画です。
素人の探偵2人(ウディ・アレンとスカジョー)が
素人なりの不器用さで謎を探る姿も面白く(ちょっとしたドキドキもあり)
事件自体はかなり凄惨なのに、そういう場面がない分、コメディが引き立ち、
ハッピーエンドとは言い切れない結末ながら
(ちょっとびっくりしながらも、その結末さえ笑わせるという趣向)
軽すぎず重すぎず、ああ、ウディ・アレンらしいな、と思いながら
楽しめた「タロットカード・殺人事件」でありました。
ちなみに原題は“Scoop” 。 今回は素直に邦題を楽しめました。(^-^)