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映画「落語物語」を観る [映画(や・ら・わ行)]

落語というだけで借りました。 

落語物語 [DVD]

落語物語 [DVD]

  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • 発売日: 2011/09/20
  • メディア: DVD



あらすじはYahoo!映画さんより。

引っ込み思案な若者・春木真人(柳家わさび)は、寄席で聴いた落語に魅了され、
落語界での地位は高いが普段はのほほんとした愛妻家の今戸家小六師匠(ピエール瀧)
に弟子入り志願する。
小六の明るくしっかり者の妻・葵(田畑智子)も暮らす小六宅に住み込みで
働き始めた真人は、晴れて落語家の世界の一員となるが……。





面白くはないんだけど。。。



権太楼師匠と喬太郎さんが
    出てるから、ま、いっか。





そんなゆるい感想で見終わりました。


権太楼師匠は床屋のおっさん(田畑智子のお父さん役)で
下町の気のいいおじさんがよくはまっていたのですが、
喬太郎さんは、スナック(ぼったくり系)のマスター、というか
お釜なママみたいな役柄で楽しそうに演じているな、と思ったら
全編のつまらない感じも和らぎました。

監督が林家なんとかと落語家なので、
まあ、盛り込みたいことがいっぱいあってまとまらなかったかな、
そんな印象。

多分、住み込みで弟子入りする若者を中心に描きたかったと思うのですが、
この弟子がぱっとしないというか(本当の噺家らしいのですが)
がんばれ、と応援したくなるような、共感するような雰囲気でもなく、
ああ、冴えないわぁ、、この人、と思ってしまったら、
結局最後まで共感できなくて。。。(-_-;)


落語が好きな人が見たら、へ?って感じだし、
落語をよく知らない人が見ても、落語面白いな、って思いづらい感じ。


主人公の落語家の奥さんを演じていた田畑智子はよかったけれど
あとはなんだかもう。。。 あ、権太楼師匠と喬太郎さんは除いて。


というわけで、せっかくの田畑智子があっさり死んじゃったり
(ネタバレになるけれど、これを書いたところでどうにもならない)
まとまりなく終わってしまった感ありですが、
きっと違う監督が撮ったらもうちょっと違っていたかもな、と思うと
残念感漂う(せっかく落語という面白いテーマがあるのに)「落語物語」でありました。