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映画「マダム・イン・ニューヨーク」を観る [映画(ま行)]

予告編を何度も観てきになっていた作品です。

マダム・イン・ニューヨーク [Blu-ray]

マダム・イン・ニューヨーク [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: アミューズソフトエンタテインメント
  • メディア: Blu-ray

あらすじはYahoo!映画さんより。

ビジネスマンの夫、2人の子供のために日々家事をこなす
専業主婦シャシ(シュリーデヴィ)は、
家族の中で唯一英語ができないことが悩みだった。
ある日親戚の結婚式の手伝いを頼まれ単身渡米するも、
英語が話せないためつらい思いをする。
そんな時「4週間で英語が話せる」という英会話学校の広告を見つけた彼女は、
身内に黙って学校に通い始めるが……。

 



今の世の中、英語ができないと、、、、なんて雰囲気ですよね。

私が転々と流れてたどり着いた今の転職先も外国人社員が多いのと
商売のかなり多くの部分が海外なので、社内でも普通に英語、、だったりして、
入社後それを知ってかなりプレッシャーだったりします。

幸いというか私の部署はそんなに外人と話したり、、なんてことはないのですが、
カタカナバリバリみたいな英語でがんばって外人と話している社員を観ると
ああ偉いなあ、って思う毎日です。

で、この映画、旦那が忙しいのは仕事のせい、という、
ひと昔前くらいのモーレツ社員の日本人みたいな人で
シャシは毎日たくさんの家事をこなして、英語ができる子供たちにも
お母さんは英語ができないからね、って感じでちょっとバカにされています。

でも、シャシはとても芯が強くて優しい人。

一生懸命、母国語が英語ではない仲間たちと一緒に英語を学ぶ姿に
がんばって、と応援したくなるような映画でした

おかまのデヴィッド先生がいい味(秀逸)を出しているのですが、
メキシコからやってきた陽気なおばちゃんエヴァ、
ちょっと渋めのフランス人ローランなどなど、生徒が人種のるつぼって感じで、
自分の思うことを英語で話していけるようになる様子に、
ただ単語だけ学んでいっても英語が話せるけれど、
英語を使って自分のことをきちんと話せるようにならないとね、
ということをしみじみ感じました。

NYにやってきた目的である結婚式の席で、
英語でスピーチするシャシの堂々とした姿には思わず目頭が熱くなり
映画を見終わりましたが、やっぱり言いたいことを言えるのは母国語が一番、
でも、英語や他の言語を学ぶことで、自分の世界が広がる可能性を
見せてもらいました。

というわけで、私も職場でもうちょっと英語が使えるように頑張らねば、
と思いながら、とても温かい気持ちで見られた「マダム・イン・ニューヨーク」
でありました。
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