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映画「マダム・マロリーと魔法のスパイス」を観る [映画(ま行)]

借りた理由を思い出せない作品です。。(-_-;)

マダム・マロリーと魔法のスパイス [DVD]

マダム・マロリーと魔法のスパイス [DVD]

  • 出版社/メーカー: ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
  • メディア: DVD



あらすじはYahoo!映画さんより。

インドのムンバイでレストランを営むカダム家の次男として生まれた
ハッサン(マニシュ・ダヤル)は、名料理人の母から絶対味覚を受け継ぐ。
だがある晩、彼らの店は選挙絡みの暴動により全焼し、母親まで失ってしまう。
失意の父(オム・プリ)は子供たちを連れてヨーロッパに移住し、
南フランスにある自然豊かな山間の小さな町にたどり着く。





ヘレン・ミレンが性悪すぎる。


前半もう性悪女過ぎて見るのを止めようと思うくらいでした。

移住しようとするこのインドのお父さんの決断力もなんだかすごいのですが
(ついていく家族も大変だろう、と見ながら心配してしまう)
移民に対して超喧嘩ごし&放火までしてしまうフランス人。
特にひどいのがヘレン・ミレン。

まあ、ヘレン・ミレン本人が性悪ではなく、演じているマダムが性悪なんですが。

移民問題についてはフランスやドイツなど増えすぎて、、という問題もあり、
そんなところも描いているんだとは思いますが、
都市部ではなく田舎の方がそういう移民排除みたいな動きがあるのかもしれませんね。


今作では、田舎町にあるミシュラン星つきレストランの目の前に
インド人のお父さんがインド料理の店(タージマハールみたいな外観で)を開店し、
それで、レストランのマダムが敵対視するわけですが、
それだけだと、ただの嫌なおばさんの映画になってしまうので、
途中から展開が変わっていきます。


が、個人的には、


え、そこまで人間変われるの???


驚くくらいマダムが好い人に変身しちゃうので、
展開の早さに苦笑しながら見てました、私。


まあ、そのくらいの展開でないと映画にはできないでしょうが。(笑)


フランスが舞台なのに言語が英語、というのはよくあることなので、
今更突っ込んでも仕方ないのですが(笑)
料理をめぐって伝統を守るか変化させていくのか、、、
そのあたりの考えをマダムとハッサンがぶつからせるあたりは結構面白く、
最後まで見ることができました。


ハッサンがパリの最先端のレストランで最先端の料理を作るシーンがあったのですが、
まるでエルブジのようで、ああいう実験室みたいな作り方の料理をみても
心がこもっていないように見えて美味しそうには見えませんでしたが、
マダムの店、ハッサンの父の店で作られる料理は本当に美味しそうです。


美味しそうな料理を観ると、なんだか画面越しでも幸せな気分になれるな、と
前半のイライラを乗り越えれば楽しくみられる映画、
「マダム・マロリーと魔法のスパイス」でありました。


 


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