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映画「イントゥ・ザ・ウッド」を観る [映画(あ行)]

映画館で観ようと思いながら観そびれた作品です。

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  • 出版社/メーカー: ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
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あらすじはYahoo!映画さんより。
魔女(メリル・ストリープ)に呪いをかけられたために子供のいない夫婦は、
「子を授かりたければ、四つのアイテムを森から持ち帰るのだ」と魔女に命令される。
夫婦は赤いずきん、黄色い髪、白い牛、黄金の靴を手に入れるべく森へと出発する。
一方赤ずきん、ラプンツェル、ジャック、シンデレラ、魔女、オオカミ、
2人の王子も森に足を踏み入れており……。



いやー、私は楽しめました!


鑑賞前にYahoo!映画のレビューの評価を観たら滅茶苦茶低かったのですが、
おそらく低く評価したのは、アナ雪のようなディズニーのハッピーエンドで
楽しい展開を期待していた人だと思います。

ディズニーぽいハッピーな雰囲気、上に貼った予告編を期待すると失敗する作品。

この作品、

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  • 出版社/メーカー: ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
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ジャックと豆の木、赤ずきん、シンデレラ、ラプンツェルのミックス。

今作、、私がいいな、と思ったのは舞台版をかなりうまく映画化しているところ。
なのに、

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これとか、

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これとかも舞台版からうまく映画化していると思うんですが、
これらに比べて滅茶苦茶評価が低いのは中途半端に有名な人を配役したからかも。


とはいえ、有名な映画俳優ばかりだったら私はつまんなかったかも。

特に、ジョニー・デップに期待してみたひとはすぐ死んじゃうし、
ええ?って前半でがっかりしちゃうと思います。

あとは、メリル・ストリープ。 今作には要らないな。 目立ちすぎるので。

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この時よりは歌がうまくなっていたように思えますが、
変な存在感で逆に全体の雰囲気を壊しちゃっているようにも見えました。


シンデレラのアナ・ケンドリック、パン屋の夫婦を演じるジェームズ・コーデンと
エミリー・ブラント、ジャックの母親役のトレイシー・ウルマン、
シンデレラの継母の娘役、タミー・ブランチャードなどは、
歌もうまいし、役になりきって目立つわけでないのがよかったのですが。。。


ジョニー・デップのメイク、、もうああいうのは見飽きました。(笑)


終盤に出てくる巨人の妻(も巨人)が、あれ、どっかで見かけたよ、と思ったら、

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これで試合でやってくる他校(女子校)の校長先生役のおばちゃんで、
ここでも巨人だったのを思い返すと、、巨人役が似合うのかと思いました。(笑)


と、配役の良し悪しを観ながら、全体の展開ですが、
ハッピーエンドを期待してみていた人にとっては1時間くらいで事情が変わり
一転、くらーい展開に変わるので、そこで見終わればよいのかと思います。


でも、

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もうまさにこんな感じで、世の中そんなにうまくいかねーよ、
的な展開が残り1時間。


王子は浮気しちゃうし。(笑)


後半で、各々が自己中だったことを反省するのですが、
最終的にハッピーだったかというとそうでもないような、、、
そんな終わり方でした。


おそらくお子さんとか、童心に還って、、、なんて感じで見ていると、
まずありえない、何この展開!って自分の想像と違うというか
モヤモヤしたりイライラするだけなので、そういう人には、


最初の1時間で鑑賞終了することをお勧めします!


私自身は中途半端に映画化されるよりここまでやってくれてよかった、
って思いますけど。


(ちなみにリバイバルの時の魔女はヴァネッサ・ウィリアムズだった)


メリルストリープよりずっといいし、この人を配役すればよかったのにな、
って思いましたねぇ。。


というわけで、予告編を見て期待してしまう人にはおススメできませんが、
ある意味、ドラえもんのような道徳的要素も盛り込まれ、
幻想的な雰囲気と歌で織綴られた世界を楽しみたい人にはぜひおすすめしたい
「イントゥ・ザ・ウッド」でありました。


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