映画「マリーゴールド・ホテル 幸せへの第二章」を観る [映画(ま行)]
夏休みの旅行で出かけたときにJALの機内で見ました。 日本の公開は来年3月なんだって
あらすじはYahoo!映画さんより。
インドにあるマリーゴールド・ホテル。
そこで宿泊を続けているイヴリン(ジュディ・デンチ)、
ミュリエル(マギー・スミス)、ダグラス(ビル・ナイ)ら、イギリス人シニアたち。
イヴリンは好意を寄せ合っているダグラスと関係を進められず、
副支配人となったミュリエルはある隠し事をしながら業務をこなすなど、
それぞれがさまざまな思いや事情を抱えていた。
支配人ソニー(デヴ・パテル)の結婚とホテル拡大の決定に色めき立つ中、
一人の怪しげな男(リチャード・ギア)が宿泊客としてやって来る。
なんだかまあ酷い邦題ですが(なんだよ、幸せへの第二章って)
原題は“The Second Best Exotic Marigold Hotel”です。
この作品の続編ですが、
(マギー・スミスにジュディ・デンチと豪華な配役)→ http://utsubohan.blog.so-net.ne.jp/2014-04-29-2
往々にして続編って今一つなんですが、これはなかなか良くできていました。
前作に比べて、上から目線のイギリス人、というのもなくなり
(みなインドという土地になじんで達観したような感じ)
彼らのその後について恋模様も含めて描かれているのが面白く、
あっという間に見終わりました。
とはいえ、相変わらずホテルの主人ソニーがおっちょこちょいというか、
調子いいというか、彼の行動で面倒が起きる、という構図は変わらず。
ま、それがあるので展開もあって面白くなるのですが、
あんまりうっかりしている態度に途中でイラッとしてしまいました。
今回は、ホテルの覆面調査員(かもしれない)謎のアメリカ男として、
いきなりリチャード・ギアが登場しちゃうのですが、
イギリスの爺婆俳優の中ではあまりインパクトがなく霞んでいた感じも。。。
ただ、この人も昔の色男の雰囲気を醸し出しつつ、
ちゃっかり恋模様にも入ってきたりして、、かなり美味しい役にも見えました。
全体的には続編らしく、その後の彼らがどうしているか、
高齢で健康に不安がありつつも、前向きに仕事に取組み、人と触れ合う姿は
見ていて「わたしもこういうアクティブな婆さんになれればいいな」なんて思いましたが、
想像していた通りにちゃんと全員ハッピーエンドで見ていてほっとできる
「マリー・ゴールドホテル 幸せへの第二章」でありました。
前向きに明るい気持ちになりたい人にはおススメ♪