映画「ジゴロ・イン・ニューヨーク」を観る [映画(さ行)]
ジゴロ・イン・ニューヨーク コレクターズ・エディション[初回限定生産]アウタースリーブ付 [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: ギャガ
- メディア: Blu-ray
不況で店の経営に頭を悩ませていたブルックリンの本屋店主(ウディ・アレン)は、
花屋を営む友人(ジョン・タートゥーロ)をジゴロにして
男娼(だんしょう)ビジネスで金を稼ぐことを思い付く。
早速友人を説得し開業すると、クールで男前なジゴロは裕福な女性たちにモテモテ。
商売は繁盛するが、ジゴロがある未亡人(ヴァネッサ・パラディ)に恋をしてしまい……。
バネッサ・パラディのすきっ歯が。
もうねぇ、、これが気になって気になって、、あらすじよりバネッサちゃんが気になって、、、
あらすじ二の次。(笑)
昔から、敢えてすきっ歯にしている彼女ですが、年と共に間隔が広がってきているような、
そんな気がしてしまい、そろそろその隙間を縮めたらどうなんだろう、、
そんなことを考えての映画鑑賞となりました。
ええと、すきっ歯以外の感想を書きますね。(^_^.)
ちょうど今作を観る前に、
ここで今作の主演で監督のジョン・タトゥーロを観たばかりだったのですが、
(上の2作品はスパイク・リー監督作品)
特に、ジャングルフィーバーで(20年以上前)弱気でダメダメなアンちゃんを演じていた人と
同じとは全然思えないジゴロぶりが、さすが渋くなったね、ジョン・タトゥーロと思いました。
ジゴロといえば、
今作のジゴロは殆どアマチュアでしかもオッサンなわけで、
実際のジゴロ(いまもいるのかしらね)もこんな感じなのかしら、と思いながら観ていました。
アラフィフの今、ジョン・タトゥーロ演じるジゴロを観ていると
丁寧な物腰(普段は花屋でアレンジ作ったりするオッサン)、料理する姿や立ち振る舞いなどなど、
結構萌え萌えポイント満載で、中年が見るには面白い映画なのかもしれません。
出演しているウディ・アレンの独白はやはりあまり好きではありませんでしたが、
枯れた感じのポン引きぶりが結構好きだったし、
バネッサ・パラディがユダヤ人の未亡人役で老けたと思いつつ、この役にはぴったり、
ジゴロの(金持ちの)お客さんがシャロン・ストーンで(笑)、
ユダヤ人コミュニティ担当のおまわりさんがリーヴ・シュライバー、
あのちっちゃい帽子に、左右のもみあげを伸ばして縦巻カールくるくるな様子などなど、
配役の妙にはまった感ありでした。
何度も足を運んだことのあるNYの風景に懐かしさを覚えながら、
とても丁寧に作られているせいか、男娼の話というのに笑ってどきどきしてホンワカして、
予想以上に楽しめた「ジゴロ・イン・ニューヨーク」でありました。
品川「響」で桜海老 [呑んだり食べたり(チェーン店)]
久しぶりに品川の響さんです。
シャルドネで乾杯して
?お通し
真ん中の二十日大根が結構辛くて美味。
d、佐賀のお酒も魅力的でしたが、
ここだと伯楽星で。
桜海老の昆布〆
桜海老の昆布〆は初めてですが、美味。
昆布の旨みとほどよい塩気でお酒が進みますなぁ。(^_^)
?ぷりぷりこりこりな目鯛
飯蛸と若布の卵とじ
以前、snorita姐と新宿の響で食べた時に美味しかったのでリピートで。
たこ、ラヴ
この間に伯楽星を再びお代わりして〆ましたが(今回は軽め)
桜海老にタコに春を感じながらグビグビできた響さんでありました。
映画「マンデラの名もなき看守」を観る [映画(ま行)]
ネルソン・マンデラの看守の視点から、というので、借りてみました。
あらすじはYahoo!映画さんより。
アパルトヘイト政策により、黒人が差別されている1968年の南アフリカ。
白人看守のグレゴリー(ジョセフ・ファインズ)は、
マンデラ(デニス・ヘイスバート)が収監されているロベン島の刑務所に赴任。
マンデラの故郷の言葉であるコーサ語を操ることができるグレゴリーは、
マンデラらの秘密の会話をスパイするよう命じられる
原題は"GOODBYE BAFANA”、なのですが、BAFANAというのは主人公グレゴリーが
幼い頃一緒に牧場で育ち、コーサ語を教わった黒人少年の名前。
アパルトヘイトというと、
昔こういう作品を観たくらいで、知っているようでさほど知らないのですが、
ネルソン・マンデラの長年について、多少の演出はあるとは思いつつ、
事実について描かれていると思いながら観ると、ネルソン・マンデラという人物についても
知ることのできる作品でした。
このグレゴリー、黒人少年と一緒に育っているので、人種差別がない人ということはなく、
普通に隔離政策のことを受け入れている普通の白人。
黒人のことを税金を無駄遣いする共産主義者、とばっさり言い切るような、
観ていてイラットしますが、当時はそういう人が当たり前だったんでしょうね。
コーサ語が出来るということでマンデラの担当になると、
奥さんはダンナが下っ端から卒業して出世すると喜びます。
白人でも、奥さんのコミュニティはダンナの仕事(ポジション)で上下関係が決まる訳で、
まあ、そういうのって日本の社宅などやママ友でもあったりするのかなと思いながら観ましたが、
グレゴリーがマンデラの担当として、少しずつ黒人に対する差別意識がなくなっていって、
マンデラの考えに対して共感していく姿に、観ている私もなんだかグレゴリーに対するイライラ感が
なくなっていきました。
マンデラを演じていた俳優さんが結構がっしりしていて、
長年収監されている割には非常に元気そうに見える違和感はありましたが、
時の流れとともに(グレゴリーも若い20代くらいから子供が成人するくらい年食っていくし)
世の中もアパルトヘイトへの批判が増えてマンデラが釈放されて終わります。
マンデラの人間としての深さというか、グレゴリーにアフリカ民族会議の「自由憲章」について説明し、
平和と友情の大切さを伝えようとする優しい姿が印象的でした。
日本にいると本当に平和ボケのような気がしますが、アパルトヘイトやネルソン・マンデラについて
もっと映画や本でも知りたいと思った「マンデラの名もなき看守」でありました。
マンデラ氏の、人間としての賢さが伝わってきました。人間らしく、優しく、賢い。黒人の権利と自由のために人生の多くの時間を捧げた人。一つ一つの発言が深く的を得ていて感銘を受けました。
マンデラ氏に関する他の作品も観てみたいと思いました
金文書だった自由憲章 平和と友情 それにうたれる。 2009年にガンでなくなったと。
銀座「水響亭」でシーフード [呑んだり食べたり(その他)]
北の蟹工船企業の記事を書いてスッキリしたところで、通常営業(笑)に戻ります。(^_^)
銀座でご飯でも、、と友人とダイナック系のお店「水響亭」にいきました。。
(食べログ)→ http://tabelog.com/tokyo/A1301/A130101/13016557/dtlrvwlst/
場所はブランド店とかクラブが並ぶ派手なエリアです。
お店専用の入口があって、地下に降りていくと、
バブルのニオイ(笑)
お店に入ると奥の方まで水の廊下をイメージしたような青くライトアップされた通路と
両脇に2人用とか4人用とかに区切られたテーブル。
わたしはL字型のソファーにテーブルが置いてあるところに案内され。
目の前に水槽
こういう壁みたいなもので区切られていて
おとなりさんがあまり気になりません
しかしバブルだ。
食べログで見て後で知りましたが、「相棒」でも使われているお店なんですね。
って、そのドラマ、観てないから知らないんだけどね。
生ビールで乾杯
春キャベツのスープ
お通し代わりに出てきたのですが、これ、、こってりし過ぎずちょうどよいクリーム加減で美味でした。
シーフード盛合せ
一人1980×2人前でこれ。。。 ちょっと寂しいかもしれませんな。
うにのフラン、これが高いのかな。
コクのある茶碗蒸しにウニがのっている感じ。。これはワインに合いそう。
真ん中は梅ソース
梅は苦手なのでレモンをちゅっと搾ってムール貝やらいただきました。
で、これは予約した人へのサービスだって。
口開けのスパークリングワインを無料でいただきました。ラッキー。(^_^)
で、実は5月の話なので春メニュー。
お、マテ貝がある!と注文
上品。。。
で、白ワインにスイッチ
フランスのワインですが、
市販の2.5倍くらいの値付け。。。 銀座ならまあ普通なのかな。。
白金豚ロースグリル
きれに焼いてあって、中は柔らかく、肉食べてる感を楽しめました。。。
平日(たしか水曜とか木曜)の20時ごろに行ったのですが、
店内がガラガラでビックリしました。。
世代的にはバブルの頃に学生でしたが、実際はああいう派手な恩恵を受けたわけでなく
社会人になったらもうバブルが弾けていた、、って感じなので、
今回のお店のようなバブルっぽい内装を観ても若干失笑してしまいます。。
味などはダイナック系なので結構いけるかなって感じですが、
銀座でこの内装、、あとは値段が少々高めな感じで、バブルでない今の時代にはちょっと、、
という気がしなくもなかった水響亭さんでありました。
って、もしかして若いカップルが何かの記念に行くには良いかもねー。
デモチ② [ぷー日記]
日報が引き金になって、将軍様、上長と面談することになった当日。。。。
狭い職場で見かけた将軍様、、私と視線を合わせないようにしています。
ちっちぇ。。。。。。(笑)
今回の一件は、職場の同僚たちの間でかなり反響がありました。
「よくやってくれました、
うつぼさん!将軍と闘ってください!」
みんな将軍に何を言われてもガマンしている人ばかりなので、そんな声ばかりかかりました。
で、当日昼前に面談する予定だったのですが、
まさかの将軍様逃亡。
トイレにでも行ったかと思ったら戻ってこなく、、
上長から時間変更のメールが飛んできました。
で、結局将軍様不在のまま上長と2人で面談となりました。
当時、社員の殆どが労基にいけるように証拠をとろうと
スマホの録音機能で罵声を浴びせる役員などの声を録音しておりましたが
(毎日本当にすごかったので、みんな自衛措置というかでそんな感じでした)
私も面談を録音するよう皆に言われてそっとポケットに忍ばせたスマホの録音機能をON。
面談の初めに「将軍様、私と面談したくなくて出かけたんでしょうか?」と聞いてみると
「いや、僕の勘違い、最初から面談に入る気なかったみたいでごめんごめん」だって。
嘘つきめ。
で、上長から何が不満か聞かれたので、
偉い人達の日々のパワハラと、日報での(ほぼ特定された人たち)個人攻撃、
約束した通りの給与を理由を付けては支払なわないケチさ加減などを正直に伝えました。
もう、その頃は、こんなに酷い会社なら辞めた方が精神的にもいいだろうって思っていたので、
上長が変な奴だと分かっていたものの素直に話したのですが。
その後の上長が凄かった。
「ねえ、うつぼさん、ジョハリの窓って知ってる?」
さすが頭のいいところを見せたいのかいきなりジョハリの窓とか言ってきた。
(ジョハリの窓ってこんな意味ね)→ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%8F%E3%83%AA%E3%81%AE%E7%AA%93
自分が思っている自分以外に、他人から見て見える自分があるってことなんですが、
この窓を急に引用して、
「うつぼさんはね、自分でそう思っているけれど、他人からみたら違うんですよ、
わかる?うつぼさんはね、
デモチなんですよ! デモチなんだって!」
はぁ? (V)o¥o(V)
「デモチってデモチベーションってことですか?私は皆の意欲を削いでるんでしょうか?」
「そうでしょう、うつぼさんの態度はみんなのやる気を削いでるんですよ!」と上長。
そっくりそのまま言葉を返してやるぜ。ったく。
あんたも自分が見えないジョハリの窓だし、わたしよりよっぽどデモチだって。
「そうですか、そうやって言われるのは残念ですが、幹部の方はもっとそうかと思いますよ、
ご自身で気づいていらっしゃらないと思いますが。」
丁寧に返答。(笑)
上長、黙ってました。。。。
こんなアホな幹部ばっかりの会社なら本当にいる価値ないな、って
この「デモチ」って言葉で会社辞めようって思いました。
その後、就業規則で決められているぎりぎりで退職意向を伝えて、
引き継ぎ書を作って1週間で辞めましたが、辞めると言った2日後の御給料日に、
変動給(前月分の業務に対する業績給)をゼロにされ、
手取り12万円だったのを思い返すと(基本給が15万で殆どが変動給という体系)、
辞めると言って正解だったわ、と今更ながら記事を書いて思った次第です。
上には上が、下には下があるっていつも思っていますが、
お陰様で、北の蟹工船企業よりま多少まともな会社に転職できましたので
まあ、あの時の判断は間違っていなかったかな、と思いましたねぇ。。
デモチ、、、にならないように気を付けねば、、、の日々でございます。
(これにてデモチ話、おわり)
デモチ① [ぷー日記]
タイトルだけじゃ分からないでしょ、今日の記事。(笑)
昨年なんとか脱北(笑)した以前の勤め先の話。
働けど働けど蟹工船、、みたいな職場で、精神的におかしくなったころ記事を書いて
そのまま放置していたのですが。
お蔵入りにしようと思いながら、今読み返すと「ああ、そんなことあったのねぇ」って気持になり、
体裁を整え直して記事をアップすることにしました。
あの会社、、、私が脱北してからも大変そうっていうか、なんだか化けの皮が剥がれかけてる感じですが、
辞めてもう1年以上経ったし、そろそろ線引きしてもいいかなと思って。
以前の勤め先(北の蟹工船企業)、日報を将軍様に提出しなければならなかったのですが、
将軍様は営業出身なので、営業以外も必ず数字に貢献しろっていう考えでした。
営業の人は良くも悪くも数値目標がありますが、私の場合は業務をいくつかかけもちで
一部の業務で営業の後方支援はするのですが直接数値目標がある訳でもなく。。。
なもんで、違う側面から将軍様の好きなフレーズ「評価メジャー」ってのを設定して、
日報の中でそれに対してどうお仕事したか、毎日書いて提出しておりましたところ。
それまでもちょいちょい将軍様から嫌がらせみたいなコメントを全員宛に返されて
イラついたり(V)o¥o(V)してましたが、ある日の日報のコメントに
「日報みてもうつぼさんが頑張っているのか分からないから
上長と相談して」
という人の神経を逆なでするようなことが返ってきました。全員宛メールに。
これってね、パワハラだと思うんですね。
上長。。。 将軍様との間にいたんです、一応。
この人も私の後にサクサク辞めた人でしたが、
高学歴を鼻にかけるだけのパワハラ野郎で、
私が将軍様が直接仕事のやりとりすることが多かったので、上司らしいことは一つもせず、
相談したところで、「あ、それは将軍と直接話をして」というばかり。
口を出してくるときは、自分の経歴や責任に傷つけられそうな時だけ。(笑)
まあ、すごかったのは、役員、マネジメントの人たちが軒並みこんな感じで、
部下の指導育成をすることなく、
「手柄は俺のもの、失敗は部下のせい」
こんな感じの人ばっかりでした。(-.-)
なので、上長と話したところで何にもいいことないのにな、と思って
上長に相談できるならとっくの昔にやってるし、普段から私のやってることを見ているのに
日報みて評価できないとかいうのであれば、もう日報出しませんから、と将軍に返したんです。
あ、その返事は将軍様だけに返しましたよ。さすがに全員メールには返しませんて。(笑)
当時50人くらいの会社だったのです、全員の日報を観ないと、将軍、落ち着かないようです。
性悪説なのか、よっぽど社員のこと信用できないんだろうな、なんて思ったりします。(-.-)
私は面倒だと思いながら、会社のルールだし、と毎日提出していましたが、
普段から接点が多い将軍から日報云々言われるのもなんだかなー、って感じで、
ま、そんな返信をしたのですが。
それが、役員たちに転送されたらしく。(-.-)
上長に面談セッティングしろ、と将軍から上長への指示付。(-.-)(-.-)
普段から仲良くしている役員のオジサンがなぜかそれを知らせてくれました。
それもLINEで。(笑) 今は本当に通信が便利です。
と、翌日、上長から会社PCのカレンダー機能から将軍、上長、私との面談について
「招待」メールが届きました。
仲良しの役員から教えてもらわなかったら何のことか分からない招待ですが、
上長は素知らぬ顔で私の近くに座りながらそんなもんを送ってきたわけです。(V)o¥o(V)
ま、そういう人だから仕方ないんだけど。 こいつばかだな、ホントにと思いました。
で、面談当日になりました。
(つづく)
映画「アメリカン・ドリームズ」を観る [映画(あ行)]
ヒュー・グラント作品ということだけで借りたような記憶です。
あらすじはYahoo!映画より。
辛くも再選を果たした合衆国大統領はめずらしく新聞を読んだばかりに、神経衰弱に。
見かねた首席補佐官は、人気番組“アメリカン・ドリームズ”に大統領をゲスト審査員として
出演させることを思いつく。
一方、当の番組では、視聴率が全ての冷徹な司会者マーティンによってかつてない
個性的な出場者が集められていたのだが…。
なんだこれ。
ヒュー・グラントもいろんな作品に出たいんだろうけど選んでくれよ、といいたくなるような
駄作でございました。
駄作といっても笑えるツボもあったので、どこか中途半端感漂う駄作なのですが、
ま、アメリカのテレビ番組ってこんなもんなのかな、なんて思いながら観ましたねぇ。
おそらく、この番組を題材にしているというか、
こういうオーディション番組に関連する人を皮肉るために作られた作品なのかと。
アメリカなので、色々な人種の出場者が出てくる中で、
ユダヤ教(頭に小さい帽子&左右に縦巻くるくるの髪)のオニイサンが歌うヘビメタも笑えたのですが、
中東の反米組織から送り込まれたオマールが実はミュージカル大好きで
仲間にそっと黙ってコーラスラインの件を歌って踊る場面とか、
その従弟がオマールにこれこそクールだぜ、と自ら指導して歌わせるのが、
リック・ジェームス先生の「スーパーフリーク」だったりして、
この作品でも使われていたのですが、コメディなのかまじでクールなのか、
どっちなんだ、って思いましたが、どっちなんだろう。。。
失業者の多い田舎町から出場したサリー演じるマンディ・ムーアは
主人公ラプンツェルの声を担当していた人なので当然歌はうまく、
田舎娘が勝ち残っていってだんだん洗練されていく様子は見ていて面白かったのと、
大統領の首席補佐官を演じていた強面ウィレム・デフォーが意外にはまっていたいたのが印象的。
と個々にツボにはまった人はいたものの、大きなあらすじはブラックコメディとはいえ、
中途半端な感じのまま、
え、そんなエンディング?
で、唖然としたまま終了。
というわけで、出演者ばかり気にしてみると失敗することもあるんだな、と思った
「アメリカン・ドリームズ」でありました。
錦糸町「MARU」で死神 [呑んだり食べたり(居酒屋)]
Kサンと新日本フィルの定期演奏会を聞いた帰り、早くから開いているお店に行こうと、
トリフォニーホールと駅の反対方向にあるMARUさんに行きました。
16時から開いてるらしい
(食べログ)→ http://tabelog.com/tokyo/A1312/A131201/13015402/
ちなみに行ったのは4月の話。 後手でございます。。。
テーブル席に着席すると、 カモリーチョ?
日本酒メニューが
これでもかというくらいたくさんあります
テーブル横には一升瓶
近くにはそそる冷蔵ケース
全部は吞めないもんね
序盤から心躍ります
最初はこれ
食べログのクーポンでスパークリングワインサービスって書いてあって
2人で180ml1本出してくれました。
このサービスがいいのかどうか、、、よく分かりませんが、ま、気分はいいかな。(^_^)
はい、かんぱい♪
お通し 生ハムとポテサラ
海鮮居酒屋ということで
刺し盛り
鯖、めじな、かつお、ヒラマサ、あじ。 これで二人前900円。
いかと小松菜のの漁師風炒め
どこが漁師風なのか分かりませんが、ワタが入っているからかな。これは酒が進む。
里芋の揚げ出し
見た目なんのこっちゃですが、ほくほくの里芋が美味
で、ビールを飲み終ったら
お酒です! 千葉の裏不動
にごりですがさっぱり
五勺でも注文できるのですが、このグラスはあまり萌えません。。。
で、次は
死神
古酒でないのに古酒みたいな味 不思議春キャベツサラダ
軽く塩もみした感じのキャベツにしらすとガーリックチップがよく合います。
ほや塩辛 日本酒に合うもんねぇ
自家製厚揚げ
外カリカリ中ホワホワ~。
調子にのって飲み続け
酸味が出てきた感じがうまい漬物
で、〆ようとおもったのですが、酔っ払いは止らないもんで、
きのこチーズグラタン
終盤にこのメニュー、、意外とペロッと食べられちゃいました。(^_^)
店員の男性が若い人ばかりで時々ノリが??って感じの人もいましたが、
私たちが入って一時間くらいで満席。
非常に人気のあるお店だということが分かりました。
海鮮居酒屋という割に海鮮を食べていないことに後で気づいたのですが、
知らない日本酒も沢山あるし、再訪希望の「MARU」さんでありました。
映画「アルバート氏の人生」を観る [映画(あ行)]
以前から気になっていた作品、やっと借りて観ました。
あらすじはYahoo!映画より。
19世紀のアイルランド、
アルバート(グレン・クローズ)はダブリンにあるホテルでウエイターとして働いていた。
だが、人付き合いが苦手で、もの静かなアルバートには誰にも明かすことのできない
大きな秘密があった。
ある日、アルバートはホテルの改装工事にやって来た陽気で端正な容ぼうの
塗装業者ヒューバート(ジャネット・マクティア)と出会い……。
とても悲しい結末ではありましたが、とてもいい映画でした。
今作の監督、ロドリゴ・ガルシアといえば、
「美しい人(原題:Nine Lives)」や「愛する人(原題:Mother & Child)」の監督というだけあって
女性の描き方が素晴らしい作品。
主人公のロバート、ロバートが心を通じ合わせて友人になるヒューバート(男装の女性)、
妊娠した途端男に捨てられるヘレン、強欲で傲慢なホテルの女主人などなど、
女主人は見ていていらつくばかりでしたが(特に最後の場面など)
他の女性たちはそれぞれに背負うものも異なり、共感しながら観られました。
当時の時代は今よりずっと女性が一人で生きていくことが難しいかったと思いますが、
今でも女性が一人で生きるのは大変な時がありますもんね。(それは自分で感じてる)
また、当時の階級社会も映画の中で描かれていますが、
アルバートが勤めるホテルで贅沢三昧の金持ち(観ていてイラつくくらい態度が悪い)、
そんな嫌な奴にもきちんと給仕していくアルバート、その対比が見ていて切ないというか、
日本でも昔は同じように階級の違いとか今よりも大きく存在していたことを考えると
アルバートが(実在の人ではないとしても)身寄りなく使用人として働き続けるしかない中で、
なんとか自分の生活をしようとこつこつお金をため準備している姿を見て、
それが叶わなかった結末にはどこか理不尽さを感じてしまいました。
アルバートがヒューバートに背中を押されるようにドレスを着て海辺を走る姿、
色々なものから解放されて素直に楽しい表情を浮かべているのがホントに素敵でした。
人生は何が起きるか分からない、そんな中で一生懸命生きようとすることの大切さを
教えてもらった気持になった「アルバート氏の人生」でありました。
上野「味噌坐玉響」でジビエ [呑んだり食べたり(居酒屋)]
snorita姐、kenさんとの飲み会で上野に行きました。
場所は上野と御徒町の間というか、ネオンけばけばしい飲食店街の中の
こういう古民家のお店
元々は足袋屋さんだったか、古民家をうまく活用したお店です。
(食べログ)→ http://tabelog.com/tokyo/A1311/A131101/13135093/
kenさんが以前お友達に紹介されてきて気に入ったお店ということで、渋いつくりです。
ちなみに1階は囲炉裏風のカウンター席、私たちは2階へどうぞと言われて、
靴をビニール袋に入れて階段を上がり、畳敷きの席へ。
こういう古い建物なので当然掘りごたつではなく、久しぶりに座るのに難儀しました。。(-.-)
味噌盛合せ
全国の色々なお味噌を選んで盛り合わせてくれるのですが、これだけで酒が飲めます。(笑)
野菜につけて食べると更に美味
で、ビールで乾杯
お通しは玉こんにゃく これまた渋いです
お酒メニュー
地鶏の塩焼き
刺し盛り
ジビエ
鹿、猪、鴨 一部違いますがイノシカチョウといえなくもないです。
このお店、ジビエが結構売りというだけあって焼き加減もミディアムないい感じ。
これぞ、大人(中年)の隠れ家的なお店といってもいいですね。(^_^)
で、お酒にスイッチ
ワンカップでお水のんでください、という心遣い
メニューの右から次々と注文し、
鯛めし
20時に土鍋炊きで出来上がるらしく、運よくありつけました。
とはいえ、これで〆ってわけでもなく、飲み続けます。
♪
3人ともいい感じに酔っ払い
店雄と野菜をお代わり
いやー、たくさん飲んだ。
ごちそうさま~。
テレビ番組制作を生業とされるkenさんの知識の豊富さには毎回感心するばかりなのですが、
今回は映画の話や、大人のムフフな話で盛り上がり。
この作品も一度でいいので是非みてください、とkenさんにオススメしました。(笑)
予約しないとなかなか入れないお店だそうですが、
古いつくりの店内に、美味しいお酒にお料理に、、、非常に心地よい対応をしてくださるスタッフに、
再訪必至の「味噌坐玉響」さんでありました。
kenさん、snorita姐、ありがとです!