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映画「アナライズ・ユー」を観る [映画(あ行)]

「アナライズ・ミー」の続編ってことで借りました。

アナライズ・ユー [DVD]

アナライズ・ユー [DVD]

  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • 発売日: 2011/10/17
  • メディア: DVD



あらすじはYahoo!映画さんより。

刑務所に服役しているマフィアのボス、ポールは刑期終了を間近に控えていた。
獄中でもボスの威厳を保っているかに見えたポールだが、
最近では挙動不審なところが目立ってきている。
彼は刑務所内でも命を狙われる身。
そんな緊張が積み重なったためか、ミ
ュージカルのウエスト・サイド・ストーリーの主人公になりきって
突然歌いだすなど、奇異な行動が顕著になってきた。
そこでかつてポールの担当医だった精神科医ベンが呼び寄せられる。
診察の結果をみて、FBIは嫌がるベンを強引に説き伏せ、
彼に保護観察を任せることでポールを釈放させるのだったが…。





原題は“Analyze That”。 一作目が“Analyze This”です。。  




もうねぇ、、冒頭からデニーロ様が歌っていらっしゃる。これを。(笑)

それが上手くないというのが更に笑えますが、
ミュージカルを歌いだしておかしくなったことをアピールし(もちろん演技)
ビルを保護観察者にしてちゃっかり外に出るというマフィアのポール。


本人もシブシブだけれど、奥さんは当然ビルを引き取って自宅に住まわせることに大反対、
そんなシチュエーションからどう展開するのかな、と思っていましたが、
想像以上に面白い展開でした。(^_^)


自分の父を亡くしたトラウマをビルに話していく内に治っていく、、というのが今回の大筋ですが、
カウボーイに憧れた幼少時代、その後、父を目の前で撃たれ殺されてマフィアになったポール、
その時の夢を毎日観るポールがビルに素直に話す姿がしんみり、というより面白かったりします。
更に、足を洗って堅気の職業に、と自動車セールスになれば
日本車(レクサス)を買いたいという客に真珠湾を忘れるなと追い返し、
次の宝石店でも客にちゃんとした対応が出来ず断念。。。。

そんな中でマフィアの抗争に巻き込まれて、、でもめでたしめでたしです。

ヒット作の続編ってのは難しいんだと思いますがこれもそういう感じでした。

一作目はマフィアと精神科医という組合せの意外性で笑わせる部分もありますが、
2作目はもうそれが分かっている上でみるので、よほど面白くないと、、になってしまい、
制作側も当てる気満々で無理しちゃうところもあるのでしょうかね。
デニーロ先生がウェストサイド物語を歌うという意外性は笑えましたが、
その後の展開は少々冗長な感じもしたような、、続編でした。

ビルの奥さん役のリサ・クードローや、ポールの子分のジェリーを演じるジョー・ヴィテレッリ、
こういう脇役がいてなんとなく展開も面白くなたような気がしました。

とはいえ、こういう弾けているというか楽しそうに演じているデニーロ先生を観るのは好き。(^_^)


細かいことを考えずにガハハハと笑うにはちょうどいいかもしれないかな、と思った
「アナライズ・ユー」でありました。


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