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映画「アナライズ・ミー」を観る [映画(あ行)]

とりあえず、デニーロ先生作品なので借りたような記憶です。

アナライズ・ミー [DVD]

アナライズ・ミー [DVD]

  • 出版社/メーカー: パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
  • 発売日: 2012/08/09
  • メディア: DVD


あらすじはYahoo!映画さんより。

ニューヨークで強大な力を誇るマフィアのボス、ポール。
彼は最近、原因不明の息が苦しくなるストレス性発作に悩まされる。
立場上、一刻も早く治したい彼は、やむなく精神科医のベンのもとを訪れる。
ありがたくない患者にとまどう気弱なベン。
しかし、いつしか二人の間には友情めいたものが芽生え始めていく……。





トニー・ベネット!




最後の最後に出てました。
これだけでもいいか、と思ってしまいました、この映画。(笑)


ビリー・クリスタルがあんまり好きじゃないんですが(見た目とか、、、すみません)
デニーロ先生が本当に楽しそうにマフィアのボスを演じていました。

おまけにマフィアってということだからなのか、ゴッドファーザーのパロディというか。
発作に苦しんで泣いたり叫んだり、、なんてところもそうだと思いますが、
オレンジが転がるシーンなども、ああ撃たれちゃうよ!と思いながらなぜかツボにはまって。(笑)

お世話になった精神科医のビルの自宅にお礼のつもりで成金みたいな噴水作ってしまうとか。
感覚が一般人とずれまくっている感じが観ていて笑えました。

というわけで、なんだかもうそんなことばかりでツボにはまりまくり笑って観終わった感じ。

マフィアと精神科医が出会う訳もないのに自動車事故を通じて知り合って、
(ビルがぼーっとしていてポールの車に追突してしまうという偶然)
そこからバタバタな展開を通じて2人の心が通じていく、という設定が
奇想天外ながら話はかなり至って定番という感じで安心して見られました。

ビルの再婚相手を演じていたリサ・クードローが美人過ぎず知的な感じで、
ビルとポールのドタバタしがちな展開をうまくまとめていたのがよかったという
キャスティングの妙、というか、キャスティングも大事だなと思う作品でした。

最初は素直に精神科医のビルに自分の幼い頃の話(目の前で父親が殺された話)が
出来なかったポールが少しずつビルを信じて素直になれる展開も想像できましたが、
マフィアといってもさほど残酷なシーンも出てこないので怖さを感じないというか、
子分たちもどこかマヌケで可愛らしい感じ(オッサンなんだけど)がして、
デニーロ先生の強面から思わず泣いちゃう姿まで楽しめるコメディ「アナライズ・ミー」でありました。

観る前にゴッドファーザーを観ると更に楽しめます。(^_^)


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