映画「ムーンライズ・キングダム」を観る [映画(ま行)]
借りたDVDの予告編にやたら入っていて気になって借りました。
あらすじはAmazonさんより。
1965年、ニューイングランド沖にある小さな島で、
12歳のサムはボーイスカウトのキャンプから脱走する。
1年前、島の教会でサムは同い歳のスージーと出会い、恋に落ちた。
それから1年に渡る手紙のやりとりを通して密かに駆け落ちの計画を練っていたのだ。
落ち合った2人は、手つかずの自然が残る入り江を目指す。
一方、2人がいなくなった事に気づいた大人たちは大慌て!
ボーイスカウトのウォード隊長(エドワード・ノートン)、シャープ警部(ブルース・ウィリス)、
そしてスージーの両親(ビル・マーレイ&フランシス・マクドーマンド)は、2人を追いかけるが・・・。
果たして二人の“愛の逃避行"の行方は?
そして、やっきになっ て2人を引き離そうとしていた大人たちは?
この作品と同じ監督というのもあって借りたのですが、
(鑑賞記事)→ http://utsubohan.blog.so-net.ne.jp/2013-05-16-4
この作品ほどはハマることなく観終わってしまいました。。
どこか展開がノロノロしていたからかもしれませんが。(^_^.)
こういう思春期の子供たちの逃避行、、、なんていうと、
すっかりこのイメージが強い私ですが(そういう世代なんです(笑))、
1960年代の設定の今作は、ませているというかなんというか、、
ま、分からなくはないんだけど、あまり見ていて面白くなかったというか、
もちょっと逃避行をスピード感つけて描いてくれた方が見ていて面白かったかも。
と、2人で逃避行する若いカップルにあまり気持ちを入れてみることができなかったので、
他に観ていたことといえば、
老けた警察官役のブルース・ウィリス(小さい町で不倫している設定は特に不要だったような)
サムが脱走したのにイマイチピリッとしないボーイスカウト監督者役のエドワード・ノートン
(最近、某団体の熱狂的な支援者と聞いて全然好きじゃなくなったので全然萌えず)
娘がサムといなくなったのを心配する父親役のビル・マーレイ
(いつまで経っても私の中ではゴースト・バスターズ)
キャンプレバノンってボーイスカウトの大きな拠点で偉そうにしていたハーヴェイ・カイテル
(この人は何の役を演じていても基本的に萌える私ですが、如何せん出番少なくて(-.-))
こんな感じで、今一つ。
終盤、ボーイスカウト仲間の男子たちがサムに理解を示して、
養父からもう戻ってくるなと言われたサムをブルース・ウィリスやエドワード・ノートンやらが
なんとかせねば、、、なんて動いて最後はめでたしめでたしで終わります。
なので、取敢えずホッとして観終わりましたが、途中でウトウトしそうになったのはナイショ。(笑)
同じ監督でも題材によって描き方は変わるでしょうし、
それを気に入るかどうかは観る側の好みもあるのかな、なんて思いましたが、
シュールに子供たちの逃避行を描いているのは目新しさもあったので、
一度は見てもいいかな、と思った「ムーンライズ・キングダム」でありました。