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映画「なんちゃって家族」を観る [映画(な行)]

ひどい邦題。(笑)

なんちゃって家族 ブルーレイ&DVDセット(初回限定生産)2枚組 [Blu-ray]

なんちゃって家族 ブルーレイ&DVDセット(初回限定生産)2枚組 [Blu-ray]

  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • メディア: Blu-ray


あらすじはAmazonさんより。

マリファナの売人をやっているデヴィッド(ジェイソン・サダキス)は、
近所でパンク野郎3人組に襲われ、マリファナと金を奪われてしまう。
麻薬の元締め(エド・ヘルムズ)にそのことがバレると、
代償として、次のブツをメキシコから運ぶという仕事を引き受けざるを得なくなる。
メキシコから捕まらずに麻薬を運ぶためには?!
と思いついた計画は、家族旅行を装ってキャンピング・カーで密輸することだった!
独身のデヴィッドは、クビになったストリッパーのローズ(ジェニファー・アニストン)、
SEXのことで頭モンモンの童貞ボーイ、ケニー(ウィル・ポーター)、
万引き常習犯のホームレス少女ケイシー(エマ・ロバーツ)の4人で家族を装って、
一路、メキシコを目指す。
彼らは、キャンピング・カーいっぱいに麻薬を積んで、無事、国境を超えることができるのか??




もう、下ネタ満載のバカバカしさに暑さも忘れるくらい下品に笑いながら観終わりました。


邦題、、まあ悪くはないのですが、原題は“We're The Millers”。 
ミラーズ一家ですって感じで、作中にそういうセリフが出てきます。


メキシコの国境を越えないと話にならないので、ちょっとしたハプニングはありますが、
アメリカへの不法入国者の登場によって、車は検査されることなく国境を越えて
アメリカに入ることができます。

で、これでめでたしめでたし、なったらつまらないので、その後ハプニング続出で
そのハプニングを4人で乗り越えていく内に、なんとなくなんちゃってなのに家族っぽく、、、
そんな感じでまとまっていきます。

あまりに下品だったのが、ケニーが毒蜘蛛に大事なところを咬まれてしまう場面なのですが、
もうそれがあまりに下品すぎて。(笑)

ケニー、、大事な場面でデヴィッドのことをやたら暴露しては更に窮地に陥る、
そんな役回りだったので毒蜘蛛に咬まれても帳尻合わせのようにも思えたり。


あと、個人的に妙にツボにはまってしまったのが、
受け取る大麻の量が元締めが「少量(midget)」と言っていたはずが
尋常でない量で(2トンという(笑))、それを観たデヴィッドが思わず発した言葉が、


「ウィリー・ネルソンを殺せる量」


(まだご存命)→ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%8D%E3%83%AB%E3%82%BD%E3%83%B3

久しぶりに名前を聞いて思わず画面に向かって笑ってしまいました、私。



まるで漫画のように特徴のあるキャラクターがたくさんでてきて
面白いように絡んでいき、、最後はハッピーに、、、ってまとめ方なのですが、
なんちゃってな家族が本当にまとまっていく様子は見ていて楽しくて
「相変わらずジェニファー・アニストンは仕事選んでない感」を感じつつも(笑)
とはいえ、彼女の出演作の中では良作といえるかもしれない、、
なんて思いながら観終わりました。


メキシコ国境越えあたりで出会うキャンピングカー一家、
この一家もちょっと変わってるかな、、、と思ったら物凄く変わっていて、
おまけにお父さんが元麻薬捜査官という、面白い偶然(だから映画も面白くなる)で
一旦別れてホッとしたら、違うところで再会し、、、、なんて展開で最後までつながっていくのが
まあご都合主義的にも思えたものの、それはそれでありかと。


エンドロールについているNG集、普通は「本編に使わないもん見せて」とイラつくことが多いのですが、
色々な台詞でどれがいいのか試してみたり、ジェニファー・アニストンにナイショのサプライズあり、
などなど、イラつかない程度の長さもあって、思わず笑って観てしまいました。


国境越え、広大な土地をキャンピングカーで移動、、などなどいかにもアメリカ的ですが、
お下劣なセリフとブラックジョークに抵抗感がなければツボにはまって笑える映画です。

それがダメな人には単なる悪ふざけ映画に思えてしまうかもしれませんが。(^_^.)


コメディドラマとしては軽めの部類に入ると思いますが、
R指定のお下品な世界で笑い飛ばすには十分楽しい「なんちゃって家族」でありました。
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