神楽坂「大都苑」で焼肉ジュージュー [呑んだり食べたり(その他)]
snorita姐と大人の焼肉会in神楽坂です。
焼肉食べたいねー、なんて話になっていくことにしたのですが、
どこが美味しいかな、と思い出そうとしても思い浮かぶのは叙々苑とかのチェーン系。
あとは近所にあった焼肉屋とか、そんな程度しか行かないので、
あれこれと検索し、神楽坂のお店に行ってみることに。
飯田橋から坂を上って、
おまいりして、
その横の細い道を入っていきますと、
石かわ
以前、ここで食事したことを思い出しました。。。。
(あまり盛り上がれなかった懐石でした)→ http://utsubohan.blog.so-net.ne.jp/2009-04-27-1
で、大都苑さんはそのちょっと先にありました。
(食べログ)→ http://tabelog.com/tokyo/A1309/A130905/13140176/
一瞬、大都会と読んでしまった。(笑)
snorita姐とご挨拶し、
生ビールで乾杯♪ うまい♪
snorita姐、前日もかなりお酒を召し上がっていたらしく、、
ピッチはかなりスローでしたが(^_^.)、私はゴキュゴキュぷはー。
キムチ盛合せ
とても上品な感じのキムチですが、カクテキ、白菜キムチは旨みのある辛さで美味。
大都苑サラダ
いか、海老、ホタテがモリモリのサラダで、意外とフレンチドレッシングがよく合う美味さ。
特製?タン塩
普通のタン塩、上タン塩はUSビーフらしいのですが、このタン塩は和牛とか。
厚切りで、ミディアム加減で焼いて食べるとジュジュジュジュワーな旨みが出てきて至福。
ちなみに、snorita姐はよく焼いて食べるウェルダン派なので
慎重に焼いて召し上がってました。。
ロースとカルビ
かなりサシが入っていますが、これまた厚切りでミディアム加減に焼いて食べると、
脂が適度に落ちてウマウマ。
サンチュで巻いても美味しいです。(^_^)
で、白ワイン
snorita姐のお見立てでNZの白ワインをいただきましたが、香りよくすっきりした味わいでグビグビ。
ワインクーラーはモエシャンドン
ちなみに、このお店、オーパスワンも置いてあるようで、
お店入口のワインセラーにも目立つように置いてあるのが見えました。
で、snorita姐がスローピッチで呑んでいらっしゃったのに対し、
私は遠慮せずいつものピッチでグビグビと呑んでいたらボトルも空きましたので、
赤ワインをグラスで
snorita姐大好物の韓国のり
これ、絶対酒のつまみです。(笑)
チャプチェ
ほどよい歯ごたえのある太めの春雨がとても美味しい一品でした。
〆にクッパ
ハーフサイズもあったのになぜか普通に一人前。。。
カルビスープを注文したsnorita姐が、私のクッパにカルビをいくつか投入してくれて、
なんとなくカルビクッパのような趣になりました。。。
このお店、全部個室なので、私たちも個室で気兼ねなく色々な話ができました。
お互い色々と悩みもあるお年頃ですが、なんでも相談したり話ができるのは有難いもので、
「ああ、私、一人じゃないんだ」と、当時ぷーたろーだった私も心温まりつつ、
お肉とお酒を満喫できた「大都苑」さんでありました。
snorita姐、いつも有難うございます♪
映画「暴走!ターボ・バスターズ」を観る [映画(は行)]
あらすじはAmazonさんより。
オランダの平凡な町を揺るがす破天荒な5人組。
カネに困った彼らは「一切の支払いをボイコットする! 」と反体制精神を掲げ、食べ物を略奪し、
ピーター・アーツに借りた大金をカジノで使い果たす。
そんな行為がいつしか、国への不満を募らせた人々に支持され、5人は国民のヒーローに!
事態は、国防省から命を狙われるまでに発展していく……
もうねぇ。
バカ。(笑)
バカすぎる。
オランダ映画ですが、「ニューキッズ」というテレビ番組を映画化したようで、
こんなテレビ番組があること自体に驚きましたよ、もう。
これがね、アメリカだったら、こんなバカもあると理解できますが、
オランダでもあると知って軽くカルチャーショック。。。
登場する5人が揃いも揃って頭のネジが何本か外れちゃってるおバカで、
おまけに髪形とかもう完全に80年代。(笑)
ダサすぎる。ヽ(^。^)ノ
まあ、そんなところも変にツボだったりしながら観ましたが、
ピーター・アーツが本人役で出ているのも笑えました。演技下手で。。。。
おまけに豪邸で上半身裸でお持ち帰り中華食べてるって演出が。(笑)
長引く不況で失業した5人なのですが、とにかくだらしないというかなんというか、
自分でちゃんと働こうとせずに、失業手当を増額しろと職員を脅した為に支給を打ち切られ、
その恨みで金がないから払ってやんねー、と、ジコチューにふるまいすぎて、
遂には国家レベルでの騒ぎにまで発展するというのがまた下らない。
この5人、、俳優さんが演じてるんだよね、素じゃないよね、とか、
見ながらずっと思ってしまうほど、ドキュメンタリーに見えるくらいの演技。
オランダというと、以前の勤め先の子会社もあったりして、
オランダにも行ったことあるし知り合いもいるし、で、
そのときのイメージがあるのですが、
(オランダのイメージ)→ 自転車いっぱい、人が気さく、土地が平ら、芋&鰯(食べ物おいしくない)
レッドライト、コーヒーショップ、風車にチューリップ、そしてハイネケン
違う側面からオランダのカルチャーを垣間見てしまった、そんな気持ちになりました。
日本でもおバカ番組とか映画とかあると思いますが、
オランダはそれをはるかに超える度量があるというかなんというか。
まあ、下品とかオゲレツなテイストが苦手な方は見ていて「うげっ」と思って
途中で観るのを止めたくなるかもしれませんが、私は最後まで見られました。(^_^)
全編通してホモに対する偏見は凄いのですが、
ユダヤ人に関する件もいいのかな、って思う程、結構なんでもはっきり描いています。
最後は、結局、「国 vs バカ5人」 というあり得ない状況に陥ってしまうのですが、
まあ、そこはバカコメディ映画ですから、うまいところに落ち着いて終わります。
そうでないと、今までみてきたバカっぷりは何なんだ、と思っちゃいますし。(-.-)
超おバカ映画だと事前に割り切るつもりでみたせいか、
単純にバカバカしさを楽しめた映画「暴走!ターボ・バスターズ」でありました。
品川「稲田屋」でさつま揚げ [呑んだり食べたり(チェーン店)]
鳥取の酒蔵が経営している稲田屋さんというと、
日本橋や八重洲のお店を何度か利用したことがありますが、
今回は品川港南口のお店に行きました。
(稲田屋さん)→ http://inataya.co.jp/
入り口に菰樽
一応予約していったのですが、案内された席の周囲がタバコスパスパ。。。。。
分煙されていないお店なので仕方ありませんが
「すみません、タバコの煙が少ないところ、カウンターとか、空いてませんか?」と訊ねると
片付けが終わっていないので、、、みたいな返事。
じゃあ、と店内を見ながら、タバコの煙少な目のテーブル席へ。
とはいえ、隣のテーブル(4人組)も宴もたけなわでかなりタバコ臭かったかな。
日本橋店も結構喫煙者が多いのですが、品川もかなり。。。
赤提灯とか小さい個人店などはタバコOKでもいいと思っていますが、
これだけ大きな箱のお店だったら分煙くらいはしてほしい。。。。です。
気を取り直して乾杯♪
とはいえ、苦手なサントリー。(^_^.)
最近、外食店に行くとサントリーが増えたような気がするのですが、
出来れば、メーカー2社くらい揃えて選べるといいのにな。
ちなみ私の好きなビールは、
エビス、サッポロ黒ラベル、キリン一番搾り、、、アサヒスーパードライの順です。(^_^)
つきだし
アスパラと小魚の寒天寄せのような一品。 あっさkり美味。
さつまあげ3種盛り
なぜか、かまぼこの3種盛りがテーブルにきたので
それでもいいかと思いながら「いや、注文したのはさつま揚げ・・」と言って
持ってきてもらいました。
多分、最初の席の案内でのモンモン余韻があったりしたので、
間違って持ってきた料理をさげてもらったのですが、
お店が混雑していてお店の方も大変とはいえ、注文を復唱しないのはいいえませんね。(^_^.)
豚しゃぶ
これはオニオンスライスと大根おろしと一緒に食べるとサッパリしていて美味です。
刺し盛り
訪問はちょっと前ですので、初鰹なども入っていますが、
彩なのか沢蟹
最近、沢蟹をこうやって一緒に盛り付けるのをよく見かけるような気がしますが、
もちろん素揚げしてあったので、バリバリ食べました。(^_^)
で、で、友人は 大吟醸飲み比べ。
ちょっとずつ私もいただきましたが、すっきりした飲み口です。
私はトップ水雷
ここにくるといつもこの純米酒ですが、どっしり呑み応えのあるお酒です。
友人は純米系の飲み比べを注文し、
私はトップ水雷お代わり
〆はお蕎麦で。
お料理やお酒はいつものように美味しかったのですが、
やはりタバコがもうスパスパで、、日本橋店よりひどいというか、、、
たまたまそういう日だったのかもしれませんが、ちょっと残念。
完全禁煙のお店はもちろん嬉しいのですが、そうなると団体などは取り込みにくいのかな、
とはいえ、喫煙者のマナーにも期待するところはありつつ、せめて分煙してほしいな、
と思ってしまった「稲田屋」さんでありました。(^_^.)
映画「ジャッキー・ブラウン」を観る [映画(さ行)]
内容はYahoo!映画さんより。
70年代テイストを前面に押し出した、クセ者スター勢揃いのクライム・サスペンス。
黒人スチュワーデスのジャッキー・ブラウン(パム・グリアー)は、
密売人の売上金をメキシコからアメリカに運ぶ副業を持っていた。
だが、ひょんなことから逮捕され、
捜査官レイに密売人オデール(サミュエル・L・ジャクソン)の逮捕に協力するよう強要される。
オデールが証拠隠滅のために自分を消そうとしていることを知ったジャッキーは、
関係者をあざむき、お互いに潰し合わせようとする。
サミュエル・L・ジャクソン! (笑)
「パルプ・フィクション」での爆発アフロに匹敵するくらいの髪形。
今回は落ち武者です。(笑)
顎髭は三つ編みだし、なんだかこれだけで知らず知らずに笑いが漏れていました、私。
って、映画自体については、3時間近いのでちょっと長いかな、と思ったのと、
他のタランティーノ作品のような訳分からないくらいのスピード感みたいなものはないのですが、
話が面白いように展開していくのは見ていてワクワクしました。
アダルトな活劇って感じでしょうかね。
ジャッキーが、密売人のオデール、捜査官両方をうまく騙す様子が見ていて爽快です。
見ていると、両方騙し切れずに、、なんて展開も想像してドキドキしたのですが、
それはもう面白いくらいにジャッキーがうまく騙していくので、最後はスカッとした気持ちで
観終わりました。
70年代にナイスバディをおしげもなく披露していたというパム・グリアー、
40代になっても非常にセクシーで強い女性というイメージで、
タランティーノが起用したのも分かる気がしました。
また、この作品、とにかく出てくる人が面白い。
冒頭であっけなく殺されてしまうチンピラがクリス・タッカーだったり、
オデールの愛人でヤクチュウのオネエチャンがブリジット・フォンダ、
(昔日本人のヒロシって男とつきあっていたと語る場面がもうどうでもいいじゃんって感じで笑えます)
オデールが一緒に仕事をする出所したばかりの男がデニーロ様、
愛人のネエチャンと出来ちゃって、最後は唖然とするような展開になってこれまた笑えてしまい。。。
おそらく、他の監督作品ではあり得ない展開と配役。(笑)
映画のトリビアなどを観ても、他の作品と併せてみたら一層面白いかな、なんて思いました。
(wiki)→ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%83%E3%82%AD%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%96%E3%83%A9%E3%82%A6%E3%83%B3
ジャッキーが現金受け渡しに指定したブティックで購入するスーツ、
このスーツを着たジャッキーの姿が非常に印象的なのですが、
そのスーツ、「パルプ・フィクション」ではユマ・サーマン演じるミアが着ていて、
その後、「キル・ビル」でダリル・ハンナ演じるエル・ドライバーが着ている、、、と書いてあって
思い出して、ああ、あのスーツ!、、そんなことでも盛り上がりました。
(こういうトリビア的な話、結構好きだったりします(^_^))
最後に「
110番街交差点」という歌が流れうのですが(ボビーウーマック)
ゲットーを離れる境目がNYの110丁目という意味で、
ジャッキーが新たな生活に旅立っていくところで使われるのですが、
これまで観たタランティーノ作品と違って物凄いスピード感もなく、
もしかしたら話し自体はフツウなのかもしれませんが、
俳優陣の名演怪演と相変わらず選曲、なにより、主役のパム・グリアーのグラマラスさで
楽しく見られた「ジャッキー・ブラウン」でありました。
品川「響」で熟成ゴーダ [呑んだり食べたり(チェーン店)]
軽く呑んだ後の二次会で響さんを訪れました。
ビールは飲んだ後なのでグラスワインで
イタリアワイン
このワインをグラスでそこそこのお値段で出していましたが、、、、
市販の3~4倍くらいかな。 ちょっとしたボッタ栗感です。。
まあ、さっぱりして味はそんなに悪くないんですけどねぇ。。
最近、ネットでお酒の値段が分かってしまうので、
あまり良心的でない値付けだと、ちょっとお店に対してガッカリしちゃいますねぇ。。。
お通し
わたり蟹のお吸い物、鴨スモーク、 切干大根の漬物、、かな。
ちゃんと作っている感じがするので、ここのお通しは結構好き。(^_^)
熟成ゴーダ
折角ワインをお願いしたので、注文してみましたが、
かなり濃厚で塩気のある美味なゴーダでこれは大満足♪
アスパラの天ぷら
塩lでさっぱり他bルトワインが進んで、
結局ポン酒にスイッチしていました。(笑)
どうしてもね、、呑みたくなるんです、ポン酒。
さつま揚げ
九条葱がたっぷりはいっていて美味しいので、これも結構注文することが多いかな。
出来立て熱々、外カリッと中ふんわりで美味。
で、結構この時点でお腹いっぱいになってきたので、
伯楽星をお代わりしてちびちび飲んだ後、
〆のお蕎麦
手打ち風なのか手打ちなのか謎ですが、、、つるつるのど越しのよいお蕎麦でこれも好き。
というわけで、、、グラスワインはちょっと残念感もありましたが、
お料理や接客は相変わらず美味しく心地よく、、、の響さんでありました。
うつぼのランチ [呑んだり食べたり(その他)]
私が共食いした話ではございません。(笑)
いつぞやぷーたろーになったことは書きましたが、
脱出というか脱北というか、辞めた蟹工船企業は休憩時間が自由で、
それって一見よさそうにも思えるのですが、
要は12時になどランチ食べられないような職場環境だったりして、
酷い時は夕方6時ごろにランチ、とか訳の分からないところでした。
普通のサラリーマンが仕事を終えて、アフターファイブを楽しみはじめる時間にランチ。(笑)
忙しいと外に出る時間もなく、コンビニ飯を席で食うという寂しい日もございましたが、
オフィスは狭いし臭いし(ものすごい変なニオイがしていた(笑))
こんなところにずっとこもっているいるのは精神衛生上によくないし、、、と
なるべく外に出るように、、と心がけていたので、14時ごろ、なんとか会社を出て、
どこかのランチタイムに間に合わせる、、、、そんな日が多かったような記憶です。。。
で、ほぼ毎回、ランチを写メで撮っていたのですが、写真撮ってどうするのって感じで、
アルバムに保存しておくのもな、、でも捨てちゃうのも、、、てな感じで、
ここで一気に写真を載せて記事にする、、、そんな考えです。
なんでもネタ。
ブログ根性です。(^_^.)
というわけで、
蟹工船企業では働いていたころの会社近辺でのランチ
&自宅付近で休みの日に出かけて食べていたランチです。
麺類ばっかり。(笑)
ランチタイムがすっかり終わっているときに助けてくれたのが小諸そば。(^_^)
中途半端な時間帯に行くので店内も混んでいないし、ゆったり食べられるのもあって
ちょくちょく行っておりました。
ランチタイム内だと、近くの大盛り中華や、近所の肉料理のお店とか、、、
モリモリ食べておりました。。
休みの日は近所のお蕎麦屋さんか、昭和チックな中華のお店ばかりなので、
おのずとラーメンやら蕎麦が写真に多いです。。
って、こうやって自分で写真を並べてみてあまりの偏りにびっくり。。。。
もっとちゃんと食事しないといけないわ、炭水化物ばっかりじゃなくて、、
そんな気持ちになりました。。
というわけで、写真整理で記事にしただけですが、
ブログの趣旨でもあるので自分の備忘録ってことでランチ記録でございました。(^_^)
映画「リトル・ミス・サンシャイン」を観る [映画(や・ら・わ行)]
久しぶりにまた観たくて借りました。
あらすじはAmazonさんより。
田舎町アリゾナに住む少女オリーヴ。
なんともブサイクでおデブちゃんな彼女が、
全米美少女コンテストでひょんなことから地区代表に選ばれた。
オリーヴ一家は黄色のオンボロ車に乗り、決戦の地カリフォルニアを目指すことに。
人生の勝ち組になることだけに没頭する父親、ニーチェに倣って信念で沈黙を貫く兄、
ゲイで自殺未遂の叔父、ヘロイン吸引が原因で老人ホームを追い出された不良ジジイ、
そしてバラバラ家族をまとめようと奮闘する母親。
そんな落ちこぼれ家族の、奇妙でハートフルな旅が始まった……!
私にとって、この映画といえば、これ。
この曲が終盤出てくると思うとずっとワクワクして見られるという。(笑)
オリーヴは、ちょっと太目でメガネをかけて、、お世辞にも可愛いとはいえないのですが、
素直で明るい性格で、観ていて応援したくなります。
とはいえ、アメリカの子供たちのミスコンといえば、思い出すのが「ジョンベネ」ちゃん。
おっぱいも出ていないちっちゃい子が大人顔負けのメイクにドレスにヘアスタイルで
色気を振りまくように歌ったり踊ったり、、、あの事件でそういう映像を観た時に、
日本の国民的美少女コンテストなんてどうってことないじゃん、と真剣に思いましたよ、私。
このオリーヴがミスコンの決戦大会の会場にボロバスで家族と一緒に移動する、
いわゆるロードムービーなのですが、一筋縄でいかない展開がもう面白い。
珍家族の中でも一番好きなのは、ジャンキーなジイチャン(アラン・アーキン)と
一切言葉を発しないひきこもりの兄(ポール・ダノ)。
特にジイチャンはオリーヴにミスコンで踊るダンスを振りつけるのですが、
まあそれが「スーパーフリーク」の旋律に合わせて踊ると、もうミスコンではあり得ない展開で。(笑)
叔父がガソリンスタンドで思わず買ったホモ雑誌が警察の疑いの目をそらすきっかけになったり、
クラッチが壊れてもう会場に行けないと思ったものの、修理工のアドバイスで車を押して加速させれば
なんとか運転できるなんて聞いて、毎回その度にみんなでせっせと車を押すとか、
もう、そういうエピソードがどんどん積み上げられていきながらミスコン決戦大会会場に到着し、
そこでバラバラだった家族がまとまっていきます。。。
決してその展開とか演出がいかにもなハリウッド映画ではなく(笑)、
ごくごく自然で見ていてクスッと笑ってしまう、そんな映画です。
美男美女も出てこないし、ごくごく普通の人たち(でも皆変わっている)が
各々が抱えている問題を一緒の車で移動していく内にみんなで解決していく、という流れに
笑ってジンときて、私ももちょっと家族(といっても親と兄)のことを考えないとね、
なんて思った「リトル・ミス・サンシャイン」でありました。
銀座「能登輪島」でノドグロ [呑んだり食べたり(郷土料理&お鍋)]
ここのところちょくちょくお会いするsnorita姐と、
何年振りかでお会いするkenさんとの3人会で銀座へ。 8月下旬のお話です。
きっかけは、私がtwitterでちょっとぼやいていたところにsnorita姐が反応してくれて、
そこにkenさんも反応してくれた、、、そんな中で呑みましょう、って話になり。(^_^)
お店、、、私にお任せ、、ということで、ご希望の銀座、新橋、築地あたりで検索したら、
もうお店が多過ぎて迷い迷い、、、気持ちがなんとなく北陸方面に向いていたのもあって
予約したお店でお初です。
(食べログ)→ http://tabelog.com/tokyo/A1301/A130101/13040258/
場所は銀座コリドー街に近いところで、クラブ街より手前の細い通りにひっそりとありました。
で、迷うかもしれないと早めに家を出たせいか、予約の時間の15分前についてしまい、
すみません、、、ちょっと早いのですが、、、と言ってお店に入ったらすぐ案内してくれて、
おまけに冷たいおしぼりと、お茶を出してくれました。
さりげないこういう対応が嬉しかったりしますね。(^_^)
店内は個室の他にテーブル席、カウンター席がありますが、
黒く塗られた木の内装が大人のお店って感じです。
席の目の前に貼ってあった書(というのかな)
ほどなくして、snorita姐が登場し、ちょっとkenさんが遅れるみたい、、と伝えると、
じゃ、呑もうってことになり、乾杯♪
snorita姐は最初から手取川をグラスで飲んでいらっしゃいました。素敵♪
本日のオススメ
つきだし
豆鯵、蛍烏賊、えいひれ これを卓上の七輪で軽く炙っていただきます。美味。
水茄子 オススメメニューから
瑞々しい茄子、、夏だからですねぇ。。。
茶豆 茹でたてぽくぽく
このあたりでkenさん登場。
私は映画の自主上映会以来お久しぶりで2度目の御目文字ですが、snorita姐ははじめて。
snorita姐とkenさんは曽根風呂黎明期からのガマン強いユーザーで(私はそのちょっと後)
元々やりとりをされていて長くお知り合いなのですが会うのは初めてという。
snorita姐は憧れの人にやっと会える、、、とテンション上がっていらっしゃいました。
てなわけで、私は萬楽歳
酒メニュー(一部)
北陸のお酒、美味しいです。(ま、お酒は何でも美味しく呑めるんだけど(笑))
れんこん饅頭
3人なのに2個、、、、snorita姐が喧嘩しないように分けてくれました。。
れんこんってすりおろすと粘りが出てもっちりした食感になるのですが、
このお饅頭もまさにそれで、餡と一緒に食べると、、、、ポン酒にピッタリ。
川エビとゴリの唐揚げ
ゴリって知っていたけれど食べるのは初めて。
ちょっと苦味もありますが、それが逆にお酒を進めるというか、、、大人の味というか。
のどぐろ(大)です。 (中)は売り切れだったので、(大)を注文しました。
迫力満点
お高くてなかなか手がでませんが、大勢だと一匹注文して分けて食べられるから嬉しい。(^_^)
身はほわっとして脂もあって旨みもジュージューで、、、、これもお酒が進みます。
カツオ
この時期だからか、さっぱり、でも旨みたっぷりな味で美味。
岩牡蠣
一口でちゅるん。 うんま。
宗元 だったかな
冷やし煮物
夏ならではの冷たい煮物です。 これも味が染みていて美味でございました。。
なに飲んだっけ。。。。。
〆に海苔茶漬け
snorita姐は鯛茶
とはいえ、当時ダイエット中と宣言していた姐は殆ど食べずに、
隣の私のお椀にお茶漬けを投入していました。。。
満腹。。。
久しぶりに会うkenさん、ここのところよくお食事でお会いするsnorita姐、
初期の曽根風呂の動作不良の話で盛り上がり(記事が飛ぶ、画面フリーズなどなど)
他にも映画の話やらなにやら、、、と、、同年代というのもあって非常に盛り上がりました。
こうやって違う世界の人たちと会えるのもインターネットの発展のお陰。
ま、曽根風呂もマイナーでしたので、そんな中で知り合えた人は貴重なのかな、なんて思いました。
というわけで、お初のお店ながら、美味しい料理にお酒、心地よいお店の対応に
呑んで食べてたくさん話して楽しめた「能登輪島」さんでありました。
映画「ディア・ハンター」を観る [映画(た行)]
久しぶりに借りました。
あらすじはAmazonさんより。
ヴェトナム戦争のさなか、
ペンシルバニア州のロシア系アメリカ人のマイケル(ロバート・デ・ニーロ)、
ニック(クリストファー・ウォーケン)、スティーヴン(ジョン・サベージ)の3人が徴兵され、
戦場で地獄の体験をする。
やがて帰還したマイケルは、行方不明となったニックを探しに、再びヴェトナムへ赴く…。
昔観たときの印象といえば、どうしてもロシアン・ルーレットの場面なのですが、
それだけではないというか、そうではない映画なのかな、と今回思いました。
登場人物の住む土地は自然がいっぱいの田舎で、ロシア系移民のコミュニティがあって、
そこで小さい頃から育って仲の良い3人がベトナムの戦場に送られるのですが、
その場面までの1時間といえば、長閑な風景、その中での仲間たちの触れ合い、
タイトルにもなっている自然の中での鹿狩り、、仲間の結婚、、、などなど、
どこかゆったりとした流れで映像が流れていきます。
が、その後一転、戦地でのマイケルたち、戦争のシーンは少ないながらも非常に残酷であり、
(狭いところに逃げ込むベトナム人たちの中に手りゅう弾を投げ込んで殺してしまったり、など)
そして、捕虜となったマイケルたちがやらされるロシアン・ルーレット。
戦争が終わったら結婚しよう、すぐ帰ってくるから、そういって旅立ったニックも、
戦争という非日常の過酷な体験で精神的に大きなダメージを受けます。
それが最後の衝撃的な結末にもつながっていくわけですが、
比較的ダメージが少ないと思われたマイケルでさえ、
故郷に帰っても以前のように鹿狩りで一発で鹿を仕留めることができなくなっていたり、
精神的にやはりダメージを受けていることが分かります。
戦地から戻ってきて、故郷が変わっていないのに、自分は変わってしまった、
そんな自分を迎える人達もその変化を感じて、コミュニティにどこかネガティブな影響を及ぼしていく、
そんな様子が後半までずっと続いていくわけですが、
アメリカは正義であり、故郷が理想の日常であったはずが、
戦争を経験することによって変わっていく、
アメリカの正義は戦地では通用せず、精神にダメージを受けるだけ、
でも、最後の最後に残った仲間たちで歌う場面を観て、
決して裕福でない彼らが、それでもアメリカで生きていくしかない、と
そう彼らが思っているのではないかと思いながら観終わりました。
何も起きない人生はないと思っていますが、
自分が受け止められないくらいの流れに飲みこまれてしまう運命、
精神に異常をきたしてもそれでも仲間のことを思うマイケルたちの姿に、
戦争映画ではなく、友情を描いた作品だと思いました。
観るのにかなりエネルギーが要るのでそうそうしょっちゅうは見られませんが、
数年に一度くらいは観ようと思った「ディア・ハンター」でありました。
(おまけ)
作品の中で何度も何度も流れるのが「CAVATINA」で、印象的です。