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甘けりゃいいのか [いろいろ②]

最近、twitterでたまーに吠えているのですが、日本のテレビってグルメ番組多いですよね。

美味しそうなものを映しておけば視聴者が喜ぶだろうって何となく浅い考えのような気がします。
おそらく、新しく出来たお店、食べ放題のお店、変わり種のお店、デカ盛り、お得ランチ、などなど
テーマを決めればいくらでも紹介できるくらい沢山飲食店があるから番組制作も簡単なのでは、
そんなことも思ったりしてしまうへそ曲がりの私がいたりします。

日本っておそらく他の国に比べると色々な国の料理も食べられるし、
ファミレスやコンビニの新メニューとか、新しいものに飛びつく国民性というか、
とにかく商品やメニューが目まぐるしく変わるので取材ネタとしては飛びつきやすいし、
お店側も宣伝になるので取材には快く応じるのではないかしら。

もちろん、私もそういう番組を見るのが大嫌いということはないし、
たまに空腹の時にみると「う、うまそうだ。。。。。」とお腹グーグーしちゃいますもん。

ただ、そういう番組が多過ぎるので飽きる。



じゃあテレビ見なけりゃイイジャン、って話ですが、
一人暮らしは寂しいから、帰宅するとついついテレビをつけちゃう。(笑)


そうそう、グルメ番組の話でした。

グルメ評論家というと山本益博を思い出しますが、個人的に好きなのは、

恨ミシュラン―いちどは行きたい 史上最強のグルメガイド

恨ミシュラン―いちどは行きたい 史上最強のグルメガイド

  • 作者: 西原 理恵子
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞
  • 発売日: 1993/11
  • メディア: 単行本


これ。 

高評価のお店が本当にそうなのか、サイバラが神足さんと一緒に突撃する本。

あとは、

ザガットサーベイ東京のレストラン〈2013〉

ザガットサーベイ東京のレストラン〈2013〉

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: CHINTAI
  • 発売日: 2012/10
  • メディア: 単行本



この本。 

サービス、味、価格、内装などなど色々な点から評価するのですが、
いくら内装や味がよくてもサービスが高飛車だったりするとバッサリ、、って感じの
コメントが心地よい、そんな本だったりします。



ちなみに、

ミシュランガイド東京・横浜・湘南 2014―RESTAURANTS & HOTELS

ミシュランガイド東京・横浜・湘南 2014―RESTAURANTS & HOTELS

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 日本ミシュランタイヤ
  • 発売日: 2013/12/05
  • メディア: 単行本



これはあまり好きでないというか、評価の仕方が、、、ね。

以前、これで☆がついているお店に行ったこともありますが、
やっぱり個人的な嗜好とかもあるせいか、しっくりこなかったりして、
これもあくまでも参考程度、、、にするのがよいのかな、と思ったりします。 

で、こういうサイバラ本や、ザガットなどは別に店から特別に、、、ってこともされていないし、
そういう点で素直に読めたりするのですが、テレビで紹介されるお店となると、
本当に美味いのか、そうなんだろうか、、、みたいな印象を受けたりすることがあります。

一番の原因はレポーター。

大体の場合、
名前もよく知らない(それは私が覚えられないくらい色んな人が出てくるからだけど)タレントが
一日何軒も掛け持ちって感じで色々なお店を紹介していますよね。

おそらく一口か二口食べるくらいで感想を言う。

必ずいうのが、



 

甘い。

絶妙。

絶品。


 

ボキャ貧過ぎです。 

甘けりゃいいのか、って思います。(-.-)

甘いって人間の感覚にはプラスに作用するのかもしれませんが、
苦味とか酸味とか辛味とか渋味とか五味とかよく言いますが、
甘いだけじゃ美味くないだろ、って思うのですが。。。


おまけに、タレントが一口食べてすぐ絶叫したりすぐ味の感想を言うのってどうなのかと。


そんなに味覚敏感なの、みんな?(@_@)



基本的に、某彦◎呂さんが、まずくてもなんとかリポートし続けるのをテレビで観たこともあって、
紹介されるもので本当に物凄く美味しいものって極わずかなんだろうなって思います。

テレビで観ても別に食べにいかないから実際どうなのか分かりませんが。
(テレビで観てすぐお店に行く人って行動力があってすごいな、と毎度思います)

日本って食料自給率が低い割に飽食の国で何でもたべられますが、

「外食の裏側」を見抜くプロの全スキル、教えます。

「外食の裏側」を見抜くプロの全スキル、教えます。

  • 作者: 河岸 宏和
  • 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
  • 発売日: 2014/05/09
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



こういう本を読むと紛い物や混ぜ物たっぷりのものを絶品とか旨いとか言ってしまうのでは
ないかしら(まあ私も魔法の白い粉で育った世代ですが(^_^.))なんて思ったりしました。

もちろん、今の生活だと外食は避けられないし、きちんとした外食チェーン店もありますが、
味覚が鈍感にならないように五味をきちんと感じられるような食生活が大事なのかな、
なんて思うきっかけとなったグルメ番組でありました。

甘いだけじゃダメでしょ。(V)o¥o(V)