NYで「KINKY BOOTS」を観る [舞台・ミュージカル]
NY滞在2日目に観たのは、「KINKY BOOTS」です。
AL HIRSCHFELD THEATREです。
この劇場で上演される作品はロングランにならない、とよく言われる劇場なのですが、
とりあえず今(2014.8)の時点ではまだ上演されている人気作品です。
売り切れ
昨年のTONY賞で作品賞をとっていたので、その数か月後、しかも夏休みシーズン、
となれば、私のようなミーハーが観に来る訳ですね。
大枚はたいて定価でこの席。(-.-)
まあ、買えただけでもラッキーだと思いたい。。。
売店の様子
舞台。
靴工場が舞台
案内係が珍しく超雑で、普通だとこの列の何番目の席、とか案内してくれるのに、
チケット見せたら「あ、あっちの席」って感じでしか案内してくれなかったという。(V)o¥o(V)
やる気だせよ、って心中イラついきました。。
場内は白人多め、ゲイカップルちょこちょこって感じです。
この作品、映画のミュージカル化ですが、フルモンティのミュージカル版とは異なり、
舞台はイギリスのままで描かれていたので出てくる人も無理矢理イギリス英語って感じでした。
(フルモンティはアメリカのバッファローという土地にアレンジされていた)
私はもともと映画が好きだったので、ミュージカル版にも興味がありましたが、
映画版と違う!みたいな違和感もあまりなく、とても楽しく観終わりました。
(映画鑑賞記事)→ http://utsubohan.blog.so-net.ne.jp/2006-09-11
老舗靴メーカーの息子チャーリーが、会社倒産の危機を救うために
ドラッグクイーン用のブーツを作る、のですが、反対する社員達との軋轢、
ドラッグクイーンのローラとの心の触れ合い、、、みたいな中、
ブーツが完成し、最後はめでたしめでたし、、、という話なので安心して観られます。
(というかミュージカルはハッピーに終わるのが定番ですからね)
あらすじは分かっていて安心なので、
心置きなく沢山出てくるドラッグクイーン(お釜ちゃん)たちに萌え萌えしました。(^_^)
音楽もシンディ・ローパーが担当しているので非常にポップでキャッチー、
覚えやすいっていうのもありますし(動画観てね)ロングランしそうな作品です。
最後は皆立ち上がって拍手して一緒に歌って、、みたいな感じでしたが、
隣のおばちゃんは感激しすぎたのか泣きながら歌っていました。(^_^)
というわけで、映画を観てから行くと更に面白い作品です。
私も映画を思い出しながら観ていましたが、とにかく楽しくてジンときて、
踊りも音楽も楽しめる、これぞミュージカル、的な作品「KINKY BOOTS」でありました。