映画「ミックマック」を観る [映画(ま行)]
内容をよく確認せず借りた作品です。
あらすじはAmazonさんより。
ビデオショップで働くバジルは、ある日発砲事件に巻き込まれる。
一命は取り留めたが頭に流れ弾が残り、仕事も家もすべてを失ってしまう。
そんな彼の前にユニークな特技を持つ仲間たちが現れ
廃品に囲まれた工場のような家での不思議な集団生活が始まる。
そんな折、バジルは自分の頭に残る弾を造った会社と
30年前に父の命を奪った地雷を製造した会社を発見する。
脱力&痛快!
いやー、期待せずに観ましたが面白かった!
いわゆる復讐劇なのですが、残忍さが感じられません。
でも、悪行を働いた人たちに復讐をはたしていくさまが痛快です。(^_^)
フランス映画なのですが、ハリウッド映画にないなんとも地味な感じが面白くて
あっという間に観終わりました。
バジルが集団生活をすることになった大勢のメンバーたち、
その誰もが突出している訳ではないのですが、みな訳ありで、不思議な人物ばかり。
軟体動物のような女性、人間大砲のギネス記録を持つ男、などなどなどなど。
その一癖ある人達が、バジルの為に一致団結して、
地雷製造会社と銃弾製造会社の社長たちを陥れていくのが、小気味よいです。(^_^)
特に、空港でアフリカの悪人を陥れるチームワークぶりといったらもう拍手ものです。
それ以上に笑ったのが最後のシーン。
地雷製造会社、銃弾製造会社の社長2人を捕獲(笑)して、
砂漠に連れていき、、本音を吐かせる、、、というシーンがもうツボにはまりました。。
ショボイ小細工で彼らが演出するのですが、それがもう面白くて。。。。。
今の時代だからこそ、YoutubeやSNSを使って2人の悪行を世界中の人たちが広めていく、、
皮肉だなあと思って観終わりましたが、
ハリウッド的ではない、よく練られていながらも手作りのある作品「ミックマック」でありました。