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映画「ラスト、コーション」を観る [映画(や・ら・わ行)]

以前、映画館で観たのですが、久しぶりに見たくなりDVDを借りました。

ラスト、コーション [DVD]

ラスト、コーション [DVD]

  • 出版社/メーカー: Victor Entertainment,Inc.(V)(D)
  • メディア: DVD


あらすじはAmazonさんより。

1942年、日本占領下の上海。抗日運動に身を投じる美しき女スパイ、ワン(タン・ウェイ)は、
敵対する特務機関のリーダー、イー(トニー・レオン)に近づき暗殺の機会をうかがっていた。
やがてその魅力でイーを誘惑することに成功したワンは、彼と危険な逢瀬を重ねることに。
死と隣り合わせの日常から逃れるように、暴力的なまでに激しく互いを求め合う二人。
そして、二人のスリリングで危険に満ちた禁断の愛は、時代の大きなうねりの中で
運命的なラストへとなだれこんでいく--。



 


 

トニー・レオン様。


              萌えぇぇぇぇ。

 


もうねぇ、トニー・レオン祭りです、私の中では。(笑)

 

って、バカみたいな反応に思えるかもしれませんが、
物語自体も一度見て結末が分かっているのに、、ぐいぐい惹きつけられました。

 

戦争の中で運命に翻弄される男と女の話、です。


立場としては敵対する関係にあり、女がスパイとして男に近づいていくのですが、
自分の役割を果たさなければ、、と思いながらも男に惹かれていく、、、
ついに男を仲間たちが暗殺する、、というところで、男を助け、、、そして自らは処分される。


男(イー)は女(ワン)がスパイだと気づいていなかった、ということが、
最後の場面、イーの側近が放つ言葉でわかります。


誰も信じられない中、唯一心を許して愛せる女、として見ていたワンが裏切り者、
ショックを受けながらも自分の役目としてイーをはじめ仲間たちを処刑する、、
それもイーを愛していたから、、だったのかな、なんて思いながら観終わりました。 


過激な性描写ばかりが話題になった感もあるのですが(私も(@_@)しちゃったけど)
ああいう描き方も、運命に翻弄される2人が本当に愛し合う姿を伝える為、だったのかと。
激しく描くことで本能で結ばれあう2人の悲しい結末を描きたかったのかな、、、なんて思いました。


イーを演じるタン・ウェイ、、、ものすごく美人、、、ではないと私は思いましたが(すみませぬ)
学生時代に参加した演劇クラブ、、、そこで知り合った仲間に恋をし、
でも戦争の中、抗日運動に参加し、好きな仲間の為に、自分の身を犠牲にし、敵の懐に入り込み、
そして、敵に愛情を感じてしまい、、葛藤する。


そのうつりかわりの表情は見ていて凄いなー、と思いました。物凄く変化していくので。


まあ、見ていて悲しい結末になるんだろうな、、というのは想像できますし、
(ここでハッピーエンドになるわけないだろう、と思えます)
そう思いながらもぐいぐい惹きつけられた「ラスト、コーション」でありました。

 


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