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「アパートの鍵貸します」を観る [映画(あ行)]

かなり以前に観た映画で、ずっと下書きにしていたのですが、
何とか記事にしてアップできました。(^_^)

 アパートの鍵貸します [DVD] 

アパートの鍵貸します [DVD]

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • メディア: DVD
あらすじはYahoo!映画さんより。
 
ビリー・ワイルダー監督・脚本による都会派コメディの代表作。
出世の足掛かりにと上役の情事のために
せっせと自分のアパートを貸している会社員バド(レモン)。
だが、人事部長のシェルドレイク(マクマレイ)が連れ込んで来た
エレベーターガールのフラン(マクレーン)は、バドの意中の人だった……。


どうしてこの作品を見たかというと、NY旅行時に見た“Promises, Promises”というミュージカルの
元の作品だから。 ミュージカルを観る前に、、と思いながら、結局観終わって日本に帰ってから
借りてみたのですが、ジーンとくる映画でした。

 

(これがミュージカルね)

(私の鑑賞記事)→ http://utsubohan.blog.so-net.ne.jp/2010-05-16-1


なんといっても、シャーリー・マクレーンの可愛さ、健気さに共感しながら観られます。

彼女は決して美人、って感じじゃないのですが、とにかく可愛らしい。

一生懸命、恋人に尽くそうとするのですが、相手が相手(既婚者)なので、
そりゃー辛い思いをする。

例えば、クリスマス。

一緒に過ごしたいというフランに恋人のシェルドレイクは家族と過ごすから一緒にいられない、
代わりにこれで好きなものを買いなさい、と100㌦を手渡すんですが、
ああ、こんな男とどうして付き合っちゃうの、フランは可愛いのに、、、、、
そんな気持ちで見ておりました、わたし。

ミュージカル版でも、そういう場面になると観客(劇場全体)からため息が漏れたりしていたのですが、
映画版の方がよりそんな感じがしました。

まあ、見ていて本当にムカつくくらい感じ悪いのがフランの恋人なんですが、
男が浮気するのは不幸で孤独だから、とか、もう少しの辛抱だから、とか言いながら、
フランを弄んでいるように見えてもうねぇ。。。(V)o¥o(V)

 

男の身勝手じゃん

 


と、イラつきもありつつ、最後はそんな男と別れてバドと新しく進んでいこうとするフランに
ホッとして観終わりました。。。

出てくる人物がちょっとした役柄でもいい味を出しています。

さすがビリー・ワイルダー監督って感じで観終わったのですが、
久しぶりにまた観たくなりました。(^_^)


ラブコメと言われる部類の作品だと思いますが、
最近のラブコメとは一線を画す傑作ではないかな。


男性目線で見るともしかしたらあまり心に響かないかもしれませんが、
とにかく、シャーリー・マクレーンの可愛い健気さを観るだけでも必見、
邦題も素敵な「アパートの鍵貸します」でありました。

 


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