映画「恋する惑星」を観る [映画(か行)]
タイトルは知っていたけれど見たことがなかった作品です。
内容はYahoo!映画さんより。
麻薬取引にかかわる金髪の女ディーラーと、
恋人にふられ落ち込み気味の刑事モウとの不思議な出会い。
そして、モウが立ち寄る小食店の新入り店員フェイと、
スチュワーデスの恋人にふられる警官との出会いと
すれ違いという、平行線をたどる二組の関係を軸にして展開する、
香港ニューウェイブ、ウォン・カーウァイ監督が描く恋愛映画。
原題は「重慶森林(Chunking Express)」なんですね。
なんで「恋する惑星」になっちゃったんでしょう、邦題。。
ま、そういう邦題だから逆によかったのかもしれませんが。
チュンキンエキスプレスじゃなんのこっちゃかもしれないし。(^_^.)
で、この映画、2つのオムニバスなんですね。
前半の金城武の方はあんまりそそりませんでしたがトニーレオンの後半は萌えました。
金城君、、 日本語のせりふが下手っていうかなんていうか
(広東語と北京語が上手いかどうかは私にはよくわからないけれど)
作品が古いのもありますが、金髪のカツラかぶった女性も目立ち過ぎて
見ていて違和感を感じているまま話が終わってしまいました。。
てなわけで前半は要らなかったかな、、というのが正直な感想です。。。
で、トニー・レオンが出てくる後半。
この曲が何度も何度も流れてきて、なぜこの曲だったのかしら。
トニー・レオン演じる警察官が食事を買いに行く軽食屋で
店員のフェイ・ウォンがかけまくる曲がこの曲。
まあ、悪くはないんですが、古い、、よね。(^_^.)
警官(トニー・レオン)に惚れた店員(フェイ・ウォン)が半ばストーカー的に追いかけて、
結局はお互いに恋心が芽生えたかな、って感じのところで終わりますから
見ていてほっとしましましたが、ストーカーぶりがすごかったりします。
警官の元恋人が店に置いていった警官宛の手紙に入っていた合鍵を使って
店員が警官の家に行っては掃除したり模様替えしたり、金魚鉢に金魚を足しちゃったり、
家のものをあれこれと取り換えてしまいます。
でも、警官は元恋人が急に去って行ったショックでそれに気づかないという。(笑)
そのうち勝手に家に入り込んでいたのもばれちゃいますが(当たり前)、
香港の典型的なアパートの様子とか、昔の空港(啓徳空港)とか、
学生時代から何度も訪れた香港の雰囲気(ニオイも漂う感じ)を楽しめたので、
私自身は結構楽しめた作品でした。
なんといっても、
トニー・レオンの白ブリーフ姿。
拝めましたし。なんども出てきて時代を感じた私。(^_^)
大分昔の時間が経っているので古さも否めないのですが、
香港という高温多湿でごちゃごちゃした土地で、ちょっとしたタイミングですれ違ったりであったり、
いつも見ているような映画とは違う雰囲気を楽しめた「恋する惑星」でありました。