映画「悪魔の植物人間」を観る [映画(あ行)]
不定期連載、kotobukimaruさんゑの挑戦状。
あらすじはAmazonさんより。
美女が、青年が、次々に襲われ身の毛もよだつ地獄の怪物に変わる!
「フリークス」の再来といわれた禁断のカルトホラー!
人間と植物を融合させた変異体の創造に執り付かれたノルター教授(D・プレザンス)は、
見世物小屋の男リンチ(T・ベイカー)に協力させ、誘拐してきた若者たちを実験体に
禁断のDNA実験を行っていた。
実験の失敗により生まれた見るもおぞましい怪物は、リンチの見世物小屋の出し物に。
そしてついに、実験は成功したかに見えたが……。
超チープ。。。。 (-.-)
といっても題材が題材なので、観て不快に思う方も多いと思いますし、
この作品はカルト系(しかもチープ)が好きな人にはいいのでしょうが、
普通に楽しく映画を楽しみたいに人には決してオススメしません。
学生時代に、
この作品を観て、
自分のどこかに奇形の人たちに対する変な先入観を持っていたことを反省したのですが、
今作もいわゆるフリークス(異常な博士が作り出した怪物も含めて)が出てくるものの
扱い方が粗雑というか、悪趣味感が拭えない造りに違和感を感じながら観終わりました。
映画の冒頭でジャック・カーディフ監督が登場して、
映画を楽しんでね、的なコメントを仰るのですが、それもなんだか違和感ありありというか、
逆に引きましたねぇ。
以前観た、
小人軍団VS着ぐるみ軍団 ~史上最低のクソ決戦~ [DVD]
- 出版社/メーカー: TOブックス
- メディア: DVD
ここまで明るくオゲレツに話(といってもおバカですが)が展開していく方がいいかな。
頭のおかしい博士の手伝いをする顔が変形した男には、
少しばかり人の情みたいなものがある場面が描かれていてほっとしたものの、
安い作りの人造人間に盛り上がりに欠ける展開、、、
最後の最後にフリークスの皆さんがとった行動には「そりゃそうだよね」と思ったり、
博士が自分のつくった植物人間に殺されちゃう展開にはホッとしたものの、
B級としてもなんだかイマイチだった「悪魔の植物人間」でありました。 残念。