広島旅行記2013~出発編①~ [日本の旅(中四国)]
しばらく広島に行ってないな~、と思い立ち、1月下旬に広島へ旅立ちました。
「へろーめ兄さん」と「ちょびひげM氏」との再会(というか呑み会)が一番の目的ですが。(笑)
要は毎度のことながら「酒」なんですが。(爆)
って、今回は皆さんに突っ込み入れられる前に先に書いておきました。(^_^.)
今回は呑み会以外に観光などする気もなかったので、朝一番の飛行機、、、ではなく、
朝でもちょっと遅めの飛行機にしました。
ぼんやりイメージしていた旅行スケジュールとしては、
のんびり朝出発~お昼前に広島着~バスで広島駅に移動~昼酒しながらご飯~
~ホテルで軽く昼寝~夜の部~翌朝のんびり起きて空港から羽田へ。
って感じで考えて飛行機とホテルを手配していたら、
出発の2日前くらいにへろーめ兄さんから観光の提案をもらいましたので、
空港に着いてからはちょこっと楽しく観光してから夜の部に突入しました。
で、出発当日朝の羽田空港。
久しぶりの飛行機で、しかも国内線だからと呑気に支度して自宅を出たら、
空港に到着するのが出発時刻の30分前ということに気づき。
保安検査場に出発15分前に着けばいいのですが、
いつもたっぷり余裕を持って空港に着かないと落ち着かない性格なので
少々慌てて空港に到着して出発便の案内板を観ると、
乗る予定の飛行機が機材到着遅れで「出発20分遅れ」の表示。
あぁ、よかった。。。
と思いながらスマホに落としたバーコードで(今回初めてやってみました)保安検査場を通り、
暫し寛がせていただきます。
携帯の充電もしたいので、、、と窓際のスツールに座って、
崎陽軒のチャーハン弁当で朝ごはん
少々ヘビーかな、という気もしたのですが、このお弁当が昔から大好きなので、
思わず売店で見かけて買いました。(^_^)
シウマイも入っています。
さすがに朝っぱらからは完全できず(実は前日呑み過ぎていたもんで(-.-))
半分ちょっと食べたところでギブアップ。。でもビールもいただいて満足満足。。。。
ラウンジから飛行機も眺め、
ピーポくんに挨拶し、
南ウィングの一番端っこのゲートまで急いで、
ゲートに着いたのですが。
20分遅れの搭乗予定時刻、、にも関わらず機材が到着したばかりで、
乗客がぞろぞろ降りてきていました。
ゲートにも広島行きの表示が出ていないということは、まだ時間がかかりそう。(-.-)
カウンターのスタッフの方に聞いたら「これから清掃と出発準備をしますので」と歯切れ悪く、
じゃあ、と近くのベンチに座ってぼんやり待ちながら、へろーめ兄さんに遅れますメールを送り
結局20分遅れの出発時刻を過ぎてから搭乗開始。
ま、このくらいの遅れはどってことないです。もっと遅れたり欠航になるよりマシ。
飛行機に乗り込み、クラスJすぐ後ろの庶民席(15列)に座りました。
隣には私より年上のオッサン。
肘掛を占拠して寝ているのでちょっと座りづらいなあ、と思いながら窓側席に座り、
お隣で出発準備中の飛行機をパチリ
(自分が乗った飛行機の写真を撮っていなかったことに後で気づきました。。。。。)
乗った飛行機はB737
JALは幹線でない路線だとこの機材が多いような気がします。
緊急時真ん中の翼からも脱出するタイプ
オネエサンは相変わらず無表情です
機内誌を読んだりしていたら、やっとドアが閉まり、プッシュバック。
地上スタッフのオジちゃん達にお手ふりして
(出発ラッシュの時間帯でもないせいか)離陸待ちすることもなく飛行機はやっと飛び立ちました。
予定より30分遅れですが、飛び立って一安心です。(^_^)
(つづく)
新書「上品な人、下品な人」を読む [本・ゲーム・テレビ]
たまには本の記事も、、と思うのですが映画見てばかりであまり本を読むことがなく
何冊も平行して読んでいるのでなかなか読み終らないという事実。(-.-)
で、やっと読み終ったというか、今年読んだ1冊目の本です。
内容についてはAmazonさんより。
集合写真では、いつもちゃっかり中央にいる。
タクシーに同乗しても、料金は一切負担しない。
仕事の責任は逃れて、手柄だけはしっかり奪う。
会社の利益ばかり強調する。
「自慢じゃないが……」と言って自慢する。
「ちょっとだけ……」と言って平気でプライバシーを侵害する。
偉い人に挨拶をする姿を周囲に見せつける。
電車やレストランなど、人前で化粧をする。
異性をジロジロみる。
若者に説教をしたがる。
取ってつけたような一点豪華主義ファッション。
試食の「はしご」をする。
フランス料理店で「おしぼり」を注文する。
目一杯おしゃれをしても、足下で「はしたなさ」が露呈する。
品よく振る舞っていても、つい、いつもの癖が出て、傍からは下品に映ってしまう。
あなたの周りにもそんな「裸の王様」がいるだろう。
本書は、ビジネスから恋愛まで、巷にあふれる無作法の実例を挙げつつ、
気品ある振る舞い方を考察。人のふり見て我がふり直すための気品学。
読んでいて笑ってしまいました。「こういう人、いるいる!」って。
以前の勤務先にこの本に書いてある内容を半分以上やっちゃっている人がいたのですが
その人のことを思い浮かべながら読んでいたらもうおかしくておかしくて。。。。
本人は全然そんな気がないのですが、やっていることは品がないというか。
「集合写真で場所取り(真ん中が大好き)」
「詮索好き(とにかく人のことを聞きたがる)」
「大口を叩く(世界を飛び回り年間数十億のビジネスをしていると自慢する)」
「忙しがる(移動が多いこと=仕事をしていると思い込んでいる)」
「責任を回避する(手柄は自分、責任は部下)」
「机の上を散らかし放題にする(ホントに机が汚い)」
「虚勢を張って傲慢(やたらと肩書きで威張る)」
「店員を召使扱い(常に上から目線)」
「親戚や友人の自慢(他人の親戚や友人より優れているという目線で話す)」
「男尊女卑(会社の女性社員をうちの女の子、と言う)」
「自分勝手な料理の注文(御馳走される側でも遠慮なく高い料理を注文する)」
「見下した言葉づかい」
「説教をしたがる(特に年下には経験者として、、みたいな態度をとる)」
「評論家を演ずる」
「昔語りをする(今の若い奴はなってない、と嘆く)」
「有名人と一緒の写真(友達かのように自慢する)」
「郷に入っても我を通す」
その人に該当する項目をざっと書き出したのですが、結構ありました。(^_^.)
役職で見栄を張っているというかなんというか、の人だったのですが、
本の中で海外のことわざに「ライオンの皮をかぶったロバ」というのがあり、
「虎の威を借る狐」のような意味らしく、
「ライオンの皮=役職、自分自身=ロバ」であることを自覚しなければ、
人間、役職が高いと「オレはライオンだ!」みたいな人になってしまう、という記述に妙に納得。
勿論、謙遜ばかりしていたらいけないとは思いますが、
会社を辞めたり肩書きがなくなっても「以前◎◎(大手企業)で△△(役職)だった」と
いつまでたってもそういわないと自分を表現できないような人にはなりたくないものですね。
(って、私はちゃんとした肩書きをもらったことがないので威張ることもないけれど(笑))
以前の勤務先の取引先の方々で、役員や幹部職でも威張らず奢らず、、、という方々と
沢山出会ったのですが、これらの一部の方とは、これまでとは全く以前と違う業界で
働くことになった私も純粋に名前で呼び合えるおつきあいが続けられそうです。(^_^)
こういうことをやってしまう人って無意識にやっているので悪気はないのでしょうが、
迷惑といえば迷惑ですし、反面教師といえば反面教師にはなるので、
さほど近づかなければこういう人が自分の生活圏に一人くらいはいてもいいかな、
なんて思いますが、自分もこういうことやってないかな、なんて考えてしまいましたね。
私が檀家のお寺で法事に行く度にご住職が「他力本願」について話をするのですが、
世間でよく使われている「他人任せ」という意味ではなく(浄土真宗だからかも)、
自分がやってほしくないことは他人にしない、自分がやってほしいことは他人にもする、
そんな感じの意味で日々過ごしてください、という内容で、
私もそうしようと心がけてはいます。
ま、人間なので、品の無いことを思わずやらかしてしまっていることはあるでしょうけど
そういうことを減らして、品よく過ごしたいなと思った「上品な人、下品な人」でありました。
映画「イップマン」を観る [映画(あ行)]
以前、lovin姐さんの記事で見て興味があったので、借りてみました。
(lovin姐さんの記事)→ http://lovin-tiger1.blog.so-net.ne.jp/2011-01-22-2
折角なので2本続けて鑑賞しました。
あらすじはAmazonさんより。
(イップマン 序章)
詠春拳の達人でブルース・リーの師匠、イップ・マン(葉問)の生涯を描く。
1930年代の中国広東省佛山。
武術館の師範との戦いに勝ったイップ・マンは、町一番の武術家として知られるようになる。
しかし栄華は長く続かなかった。
38年に日中戦争が勃発。1年もたたぬうちに佛山は日本軍の占領下となる。
日本兵たちに武術を教えることを拒否したイップ・マンは誇りをかけ何度も戦うことになり、
空手の名手である日本軍将校三浦と生死をかけた対決をする。
(イップマン 葉問)
1950年、イギリスの植民地の香港に、
広東省から家族を連れて移住した中国武術・詠春拳の達人イップ・マン。
待っていたのは、この地を仕切る洪拳の師匠ホンとの激闘だった。
勝負は決着がつかぬまま、武館閉鎖に追い込まれるも、
公園で黙々と弟子を指導し続けるイップ・マン。
そんな時、中国武術を侮辱したイギリス人ボクサーに立ち向かったホンが、
死闘の末、リング上で死ぬ。
イップ・マンは誇りのために、命を懸けて挑むことを決意する。
wikipediaでも細かく知ることができましたので念の為。
ドニー・イェン、初めて見ましたがいい俳優さんんですね。
香港マダムタッソーでお会いしたドニーさん
カンフー映画って見たことないんですが、時間を気にせず2本続けて鑑賞できました。
弟子をとらない詠春拳の達人で人格者のイップマンが、
佛山を占領した日本軍の大将三浦と闘う(詠春拳VS空手)一作目。
戦後、香港に移住し、中国武術の流派をとりまとめる仕切り役で
洪拳の師匠のホンと出会い、中国武術だけでなく中国人を侮蔑するイギリス人と闘う二作目。
実際のイップ・マンの人生と違う部分もあるそうなのですが(香港移住の理由とか)
伝記映画でもないわけで、ドラマとして一人の人間に焦点を当てて作るとなると
演出上、実際の本人とは違うエピソードなども盛り込むものなのかな、と思えば
そういう点はさほど私は気になりませんでした。
(物凄いファン、という方には不満に思えるんだと思いますが)
一作目は、イップ・マンが人格者である面を前半で描いて、
後半では日本軍の三浦と闘うまで、実際の闘いまで、、ですが、
前半では、町の人から尊敬される一方、奥さんに頭の上がらない一面もあったり、
道場破りをやっつけたり、、比較的穏やかに映像が流れていきます。
日本軍が占領してきたところで、三浦の部下のメガネ男が物凄く嫌な奴でむかついたり
(実際の日本軍にもああいう人はいたんでしょうけれど見ていて嫌な気分になりました)
三浦と闘う前、日本軍の兵士10人と一度に戦うイップ・マン本人はとても格好いいのですが、
ばっさばっさと倒される日本軍兵士のやられ方がどこか「あえりねー」的な劇画調というか、
怖いんだか緊張するんだか笑っていいんだか、、、みたいな気持になりました。(^_^.)
最後には、三浦がイップ・マンに接戦の末、最後はボッコボコにされてしまい、
イップ・マンを近くで応援していた群衆が歓喜の声が上がったら
メガネ男にイップ・マンが撃たれて負傷、、、あら、このあとどうなるのかしら、と思ったら
その後の彼の人生はエンドロールとともに記されて終わります。。
で、これで終わり、ではなくて、続編が作られる訳ですが、
二作目は、二人目の子供を宿した奥さんと小さい息子と一緒に移住した香港に舞台が変わり、
詠春拳の道場を開こうと思うものの最初は生徒がなかなか集まらず、
あることをきっかけに弟子が増えていったところで、
中国武術の色々な流派を仕切るホンという男にイップ・マンは出会います。
ホン、を演じるのはサモ・ハン・キンポーなのですが、
私、この人の名前を聞くとミスターブーの人だと勘違いしていました。(^_^.)
燃えよデブゴン10 友情拳 デジタル・リマスター版 [DVD]
- 出版社/メーカー: パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
- メディア: DVD
この作品で有名な人だったんですね。 今まで長らく勘違いしていてごめんなさい。
で、二作目の途中までは、イップ・マンの映画というよりは
「サモハン・キンポーショー」って感じで、
当時香港を植民地化していたイギリスの警察官の腐れぶりに我慢していたものの、
イギリス人ボクサーの試合の前に行った中国武術の演武をバカにされたホンが、
ボクサーと闘って、死んでしまう、、、この展開、、意外と楽しめました。(^_^)
賄賂をもらうのを当たり前に思っているイギリス人が本当に腐れ野郎なのですが、
前作の日本軍は土地を占領している嫌な奴、今作のイギリスは中国人を侮蔑する嫌な奴、で
ボクサーが中国人を黄色い豚と呼び捨てる場面では「うるせーっつんだ、こんにゃろ」と
私も画面に向かって思わず吠えてしまいました。
ホンが試合で亡くなったことを自ら責任をとりたくないと考えたイギリス人警察官は、
記者会見で嘘をつき自らに瑕疵はないと否定するのですが、この場面でも「この腐れ野郎」と
再び吠えてしまったのは私です。。。。
イップ・マンがホンと中国武術の為にこのボクサーと闘うのですが、
この場面もなかなか劇画調な感じではありつつ、一作目のような笑いたい気分にはならず、
真剣に見入ってしまいました。
最後はイップ・マンが勝ってめでたし、となるわけですが、
その後、彼の道場にやってきた少年がのちのブルース・リー、李小龍で、
イップ・マンとブルース・リーのその後がつづられて作品が終わります。
二作目の方がよりドラマティックな演出で作られていた感じはしましたが、
イップ・マンやカンフーのことをよく知らなくても非常に楽しめる作品です。
イップ・マンが道場を開くためにホンと円卓の上で一戦交えるシーン、
ボクシング(しかも体格がイップ・マンよりいい西洋人)での激闘シーン、
これに奥さんと子供なども絡めた展開は飽きることがありませんでした。
というわけで、観るときは是非2本セットで鑑賞してほしい「イップ・マン」シリーズでありました。
ぷー日記⑩ [ぷー日記]
年が明け、3が日も過ぎて世の中の人たちが会社に行き始めた頃、
某ブラック企業の面接に行きました。
場所は都心で仕事終わりの一杯を考えると非常に魅惑的なロケーションですが、
応募の段階で不信感たっぷりだったので、どんな面接になるかな、と思ったら
白髪交じりのオジちゃん(役職不明)と1対1の面接でした。
とにかく無表情な方で矢継ぎ早に淡々と質問してくるのですが、
以前の勤務先を辞めた理由を最初に聞かれ、
研修でも「以前の勤め先の悪口は絶対言わないこと」と釘を刺されていたので
早期退職の募集に非常に悩んで応募した、みたいな模範解答をしたところ、
「別に応募しなくてもいいのに応募したんでしょ?その理由を聞きたいんですよ」と言われ。(汗)
あまりリアルに答えるのも、、、と思いながら、
色々考えたところでそれを言える立場にないのがもどかしかった、みたいな感じで
何とか切り抜けたりして。(^_^.)
他にも色々根掘り葉掘りな感じで聞かれて「私どもへの質問はありますか?」と
やっと聞いてもらったので、エージェントさんと某転職サイトからのスカウトで2度応募したのですが
それはなぜでしょうか?と質問するとオジサンの表情が変わり、
「私は、応募状況はよく知りませんが」としどろもどろ。
休日、就業時間云々についても要項に記載されていない点について質問すると
「労働基準法をよく読めばわかることですから!」みたいに無表情だったオジサンが
イラットしながら説明してきたので、どこか後ろめたさがあるのかな、なんて思いました。
結局1時間近く面接が続き、終わった後は適性テストと中途採用者用アンケートへ記入。
中途採用者用、と書いてあったので、それだけ中途採用が多い会社なのかな。
この面接、通ってもあと2回も受ける気持ちにはなれないかなー、
ここで働く自分の姿がイマイチ想像できないし、、、なんて思いながら、
その日は猫居酒屋に寄って常連さんとママさんに面接の様子について報告し、
そういう会社はどうなんだろうね、、なんて言われたりして確かに、、なんて思いました。
で、ブラック企業の面接を受けた翌日、ハンプティさんから電話があり、
年末に受けた会社から内定が出ましたよ!と言われました。
ハンプティさんが言っていた「スポンとはまる」というのはこういうことなのか、
なんて思いながらも、試用期間のお給料が低いことと休暇が少ないことなど、
ここにお世話になるかどうか、、暫く考えてしまいました。
以前の勤務先が仕事の割にお給料はいいし業績悪いのに昇給ありでボーナス出るし
(それが逆に不安だったりしたものありますが)
年末年始も夏休みもゴールデンウィークも休みが長いし、、、なんて感じでしたので、
お給料も休みも減るとなるとやはり今後の生活がどうかと考えてしまったのですが、
退職金でローンも大方返したことを考えると払わなくて済んだ金利分くらいお給料が減っても
まあなんとかなるかな、なんて思ったりして、ハンプティさんに承諾する旨伝えました。
で、1月中旬にハンプティさんと最後の面談で、コンサル終了の書類にサインして、
お世話になりました、と御礼を言いながら「もうこの人と会わなくて済む」なんて思ったのはナイショ。
そして、1月下旬から働きはじめてますが、まずは環境に慣れることから、って感じで
まだ自分に余裕がございません。が、日々の充実感はありますね。(^_^)
大学を卒業して20年以上働き続けて、会社を辞めて社会から隔絶された感ありありでしたが、
その間に、色々なことを経験できたと思っています。
同じように会社を辞めた人と話しあえたこと、
市役所やハローワークの人たちのお仕事ぶり(超事務的)を垣間見られたこと、
ほぼ毎日毎日きれいな夕焼けを見られたこと(時々富士山も)
平日の日中の世の中を観察できたこと、
毎朝ZIPで「もこみち」の料理人ぶりを観ながら
材料費を気にしないで済むなら私もオリーブオイルかけまくり(笑)で作ってみたいと思ったこと
あんまりヒマだったのでやたらと組み立て家具を買って組み立ててしまったこと
(電動ドライバーも買ったので作業はとても楽しかった)
スマホのゲームに結構はまってしまったこと(特になめこ栽培←コンプリートした)
就活方法がこんなにも変わっていることを知ったこと、
求人職種がものすごく多岐にわたっていること、
同じ会社の同じ職種の求人がいつまでも掲載されている会社は要注意だと知ったこと、
これまでいい人だと思っていた人がこういう時意外に冷たかったりすること、
逆にさほど話したこともなかった人が優しくしてくれたこと、
本当に心配してくれてる人、そうでない人、
今後も付き合っていきたいひとが今回のことでなんとなく分かったこと、
イタリアの男はやっぱりラテンの男で熱いこと(笑)
今回の5か月間が自分の人生の中で「ぷー」でもよかったと思える日がくるんだろうな、
なんて思いました。
ちょくちょく話してくれたり、外出や呑みに誘ってくれたりした親友Kさん&元上司Kさんをはじめ、
以前の勤務先でお世話になったみなさん(Yさん、Wさん、Tさん、Oさんなど)、
猫居酒屋のママさんや常連のみなさん、ブログ仲間のみなさんには感謝感謝です。。
というわけで、本当は3回くらいに分けて書こうと思ったら結局10回に及んでしまい、
「相変わらず、うつぼさんの文章は旅行記みたいで長い」と言われそうですが、
就職先の仕事は以前とまったく違いますので珍事もないでしょうし海外出張もありません。
以前のような海外出張記を楽しみにしていただいている方には申しわけなし、ですが、
私自身は海外出張はお腹いっぱいになるくらい色々経験させていただいたので、
出張はもういいや、旅行だけで十分かな、って感じです。
お休みもそうそう沢山は取れないので行けても近場かもしれませんが、
その分、国内旅行をしてみたいと思っています。
まだ勤めて1か月も経っていないのでなんとも、、ですが、
私の根性で働き続けられるように祈ってくださいませ。
(これにて、ぷー日記 おわり)
ぷー日記⑨ [ぷー日記]
1社は以前の勤め先の時にしつこい売り込み電話を受けて印象よくない会社だったので、
その旨を伝えて応募を見送らせてもらったのですが、
もう1社はホームページを見た感じがちょっと面白そうに思えたので応募しました。
翌日、その会社の方から携帯に連絡があったのですが、終日出かけていて電話に気づかず、
気づいたのは帰宅した夜。 さすがに電話したら失礼だし、と電話できずにいたら、
翌々日(3連休明け)、ハンプティさんから電話があり、
「書類通りましたよ!面接にきてほしいということなので年内にいかがですか?」と言われびっくり。
応募しても2週間くらいかかる、と言われていたのにそんなにすぐに結果が出るのかしら、
あまりに早いリアクションに逆に不安になりました。
とはいえ、面接していただけるなら是非、って感じで指定された日時にその会社を訪れると、
会議室に一人通されて最初に適性テスト、と小論文「当社でどう働いてみたいですか?」。
30分で書いてくださいね、と言われたので最近あまり使っていなかった頭を一生懸命回転させて
適性テスト(エニグラムのようなテストでした)と小論文を書き終えて会議室で待っていると、
初老の女性が入ってきました。
採用担当の方かな、と思って話をしていたらその方がトップの方だと途中で判明し。(汗)
今回求人募集した背景と職場の雰囲気の説明をしていただいたのですが、
「来られてから『こんなはずじゃなかった』と思われても嫌ですから
最初にちゃんとお話しておきますね」と、丁寧に正直に30分くらい話していただいて、
この時点で会社の姿勢みたいなものが少しでも理解できたかな、という気分になりました。
と、この女性が「うつぼさんは、これまで面接を受けたりされたの?」と質問してきたので
「再就職支援の会社からこれまでの経験職種で応募しましょうと指導いただいて
そうしてきたのですが、とにかく年齢の壁が高くて」と簡単に説明したところ、
「女性だから、とか、年齢が高いからとか、そういう理由で判断するのはおかしいですね。
どんな人でも、その会社に有益に働いてくれればいいと思いますし、
うちは、そういうことで判断はしませんよ。そういう点では居心地悪くないと思いますから。」
と言ってくれました。
どういう業界、どういう職種でどういう仕事をするか、もちろん大事ですが、
居心地悪いな、と思いながら仕事をするのは嫌ですし、
この女性の言葉が弱っていた心に非常に沁みました。
結局1時間くらい和やかな雰囲気でお話して面接終了。。
面接というと圧迫面接を想像して警戒していたのですが、こういう面接もあるんですね。
なんだか充実感に溢れながら帰宅してハンプティさんに報告しました。
と、この日、某転職サイトのオネエサンから電話がありました。
「おめでとぅございまぁ~す!◎◎◎◎社の応募、書類が通りました!」
某ブラック企業に応募した書類が通った連絡でした。
最初に応募したエージェントさんではなく某転職サイトからの連絡で。(^_^.)
年明けにテストと面接、、と日時の連絡がありました。
面接で印象がよければ興味が湧くかもしれませんが、
応募を2回した時点で不信感もありましたので、ここは勉強で、と思い了承しました。
と、年末はこんな感じでシュウカツも終わりかな、と思っていたら、
外資系メーカーの人材紹介会社から求人の紹介がありました。
一度お話でも、と電話があってお話してみたら、
「日本の企業に長く居た方は外資系の雰囲気に慣れるのはムリかもしれませんね」だって。
以前の勤務先で英語を使う機会はぽつぽつありましたが、それをメインに仕事をしたい、
という気持ちは全然なかったので、話した相手の言葉に少々イラッとしましたが、
確かに今から外資系で働く気持ちにはなれないし(極力仕事で英語を使いたくないのが本音で)
やはり適材適所、みたいなものがあるんだろうな、としみじみ思いました。。
そして年が明けて平成25年になりました。
(つづく)
ぷー日記⑧ [ぷー日記]
またもや後輩女子と会ってファミレスで食事をしながら近況報告。
後輩は、一番の希望だった仕事につけるかも、、、というところまで進んでいて、
私も彼女のように前進しないといけないな、としみじみ思いました。。。
この頃、登録すると求人の話がくるかも、という友人の勧めでLinkedInに登録してみたものの、
どんな感じで書けばよいのかなうーんよく分からない、と要領を得ないまま、
以前の勤務先の会社名などをちょろっと書いて登録してみました。
面白いもので、出身校と以前の会社名、職種を書いただけなのにぽつぽつと話がくるんですね。
(って、お話お聞きしたいというメールがきたのは登録数週間後ですが)
基本的には紹介したいとお話をいただいたのは外資系企業の求人ばかりで、
バリバリ日本企業(しかも泥臭い)で長年働いていた私にしてみると合うのかな、って思ったりして
結局求人紹介と内定をもらったタイミングがほとんど同じだったので、
結局は応募さえすることなくこのサイトでの就活は終了してしまった訳ですが、
こういうところに登録してヘッドハンティングを待つ、というのも
エグゼクティブ(幹部職)の経験者であれば非常に有効なんだろうな、ということで、
これまたひとつ勉強になったサイトでありました。
色色々間口を広げておくことも大事なんだな、と思っていたら、
某転職サイトからプライベートオファーのメールがきていたので見てみると、
エージェントさんから紹介を受けて既に応募していたブラック企業に応募しませんか?
という内容のものでした。
え??だって、この会社、もう応募してるけど。(^_^.)
と思ってメールを無視していると、その後なんどもメールが来て。
(?_?)なぜでしょう。。。
もしかしたらエージェントさんからの応募書類で私に興味を持って面接してみたいけれど、
それで内定だすと、エージェントさんに多額の手数料支払いが発生するので
転職サイトでスカウトして決めれば手数料が少なくて済む、、とか考えたんでしょうか。
もしそうであれば、非常にやり方としてはよろしくないと思うのですが、
わざと引っかかってみるのも、、と思い(こういうところは腹黒)、応募してみました。
と、今度はハンプティさんから千葉県内のメーカーの求人紹介がありました。
自宅からあまり遠くないし、会社は通った高校の近くにあって親近感があるし、
ホームページで見る限りとはいえ非常に温かい雰囲気の会社みたいだし、
ここは何の抵抗もなく積極的に応募したいと書類を作って応募しました。
ここの会社で書類が通るといいな、と自分の気持が盛り上がったのもつかの間、
応募した翻訳会社で書類選考通過せずの連絡あり(スペック不足が理由)、
エージェントさんから物凄く申し訳なさそうに謝ってきたので
こちらこそスペック不足ですみません、なんて思っていたら、
「40代歓迎」だから応募した会社でも書類通過せず、と立て続けに連絡。。
エージェントの方に「よろしければ理由を教えていただけますか?」と聞いてみたら、
「うつぼ様が書類選考不通過だった理由はよく分かりませんが
応募者多数で比較したからじゃないかと思います。(本当にこういう書き方)」という返信で
意味は分かるけれど、もうちょっとちゃんと書いてくださいよ、なんて思いました。
千葉県内のメーカーも応募して1週間もかからず
「応募者多数による他者比較」という理由で落ちまして。(;_;)
応募して返事がなかなかこないのも不安ですが、
「落ちました」という連絡が立て続けにくると本当に凹むもので、
そんなときに限って苦手なハンプティさんとの面談があったりします。
残念でしたね、と面談の開口一番で言うハンプティさんに(V)o¥o(V)イラットして、
「年齢の壁は分かりますが、どうやったら書類が通過するんでしょうか?
職務経歴書を書き直した方がよいのでしょうか?」と聞くと、
「大丈夫です!このままいきましょう!条件が合うところにスポンとはまりますから!」と、
非常に明るく言われてしまいました。(-.-)
その明るさを私も分けてほしいくらいだよ。(V)o¥o(V)
ハンプティさんには、応募してから面接に進むまで時間がかかりますから、
1週間に1社は応募しましょうねというアドバイスをもらって面談は終了しましたが、
言われた通りにネットで見つけた求人に応募しようとエージェントさんにメールを送ると、
「うつぼ様のキャリアは必ずしも先方様の希望に合いません、ご縁がなかったとご理解下さい」
「残念ながら今回の求人に応募は難しいと思われますが、
うつぼ様さえよろしければ今後も求人があればご連絡させていただきます」と立て続けに返事。
意味は分かりますが、なんだこの慇懃無礼な文面(下線部)。(V)o¥o(V)
一生懸命丁寧に書こうと思ってこうなったのかな、きっと若い方なんでしょう、と思いましたが、
顔の見えないメールだけでやりとりするのですから、もうちょっと日本語を勉強してくださいね、
と言いたくなりました。
と私自身は凹んだり苛ついたり、、の日々でしたが、
私に何度も色々連絡をくれた同期男性がやっと内定をもらい、
年内から勤め始めることになった、と連絡をくれました。
「地道にやること、これが大事だからね」という言葉をもらいましたが、
彼の内定はとても嬉しい一方、なんだか置いていかれてしまった感あり。
実は、9月初旬イタリア旅行から帰ってきてからというもの、
イタリアの男Vサンが1~2週に一度はメールを送ってくれていたのですが、
最初はイタリアの男本人が仕事で苦戦していることを愚痴る内容だったのが、
私の就活がまったく捗らないことを知って私を励まそうとする内容に変わっていきました。
「もっと自分に自信を持ちなさい。勇気を出して前に進みなさい。
あなたにはそれだけの資質があるんだから」というメールを送り続けてくれたイタリアの男、
こういう時ラテン的な考え方はいいものですね、彼にもこの頃は非常に励まされました。
とはいえ、12月も中旬から下旬、となってきた頃、新規の求人もめっきり減り、
「こりゃ、もう年内は開店休業かな」と思い始めていたら、
ハンプティさんから応募しませんか?と2社の求人内容が送られてきました。
(つづく)
ぷー日記⑦ [ぷー日記]
ムードメーカーのオジちゃんもいました。(^_^)
(他の人は都合がつかないか、就職先が決まっていたので参加しなかったようです)
最初に、研修後の自分の就職活動をみんなの前で報告しあったのですが、
毎日パソコン教室で勉強して、ハローワークで求人検索している人、
ハローワークで応募して面接まで行って落ちた人、殆ど活動していない人、さまざまでしたが、
私は年齢の壁でなかなか書類が通らないこと、自宅にいると非常に孤独であること、などを
正直にみなさんの前で話をしました。
ムードメーカーのオジちゃんは、うんうん、と頷きながら聞いてくれましたが、
コンサルタントさんには「うつぼさんは一人暮らしで孤独を一層感じられるのかもしれませんが、
会社を辞められた時点でみなさん社会から切り離された孤独感を感じているはずです。
うつぼさんだけでなく皆さんもそうでしょう。私も会社を辞めて就職活動をしている時、
同じように感じましたよ。(コンサルタントさんも2回転職されている)
年齢は確かに壁かもしれませんが真面目に活動していけば必ず面接にたどりつきますし、
内定もとれますから諦めずに活動しましょう」というアドバイスをいただきました。
外が寒くなると比例するように私の心も寒くなり弱っていった頃だったので、
このコンサルタントさん(ハンプティさんでない人)の言葉には非常に力づけられました。
研修が終わった後、初回の研修でばったりあった後輩と食事をしながら色々話をしました。
彼女は会社を辞めるべきでなかったのか、と後悔の日々、みたいな話をしてきたので、
自分で決断をして辞めたのだから後悔はしちゃいけないし、前向きに考えようね、と
後輩に話したのですが、そう言って自分にも前向きにと言い聞かせていたのかもしれません。
(私は会社を辞めたことは全く後悔しておりませんが)
と、研修で力づけられたものの、やはり現実は厳しくて、
ハンプティさんに勧められた私の経験職種の求人紹介に特化した会社に登録したものの、
担当から電話をいただいて色々話をしてみると
「年齢を考慮するとご紹介できる求人は今のところはありません。
求人があり次第ご連絡します」とつれない返事。
結局ここからは登録以後、転職先で勤務し始めるまでの2か月間、何の連絡もないまでした。
応募しても書類が通らずモンモンとしていたところ、
次に連絡があったのは以前と違うエージェントさんから外資系企業のご紹介。
某超有名超高級ブランドです。
(-.-)(-.-)(-.-)(-.-)(-.-)(-.-)
エステ業界と同じくらい私にはご縁の無い業界です。
が、話は聞いてみたいかな、とエージェントさんとお会いしてみたのですが、
このエージェントさん、非常に正直で私の姿を観るなり「え?」って表情になりました。
ほーら、予想と違っていたんでしょ? (笑)
と思いましたが、向こうも大人でふつうに接してくれたので、
30分くらい最近の就職事情やほかの求人紹介などいろいろ話を聞いて、
英語の翻訳関連の会社に応募することになりました。
(ま、応募したらスキル不足で落ちましたけどね。(^_^.))
このエージェントさんに続いて、違うエージェントさんからも連絡があって、
翌週は事務所のある原宿へ足を運びました。(このあたりはツイッタで呟いておりましたが)
このエージェントさんは私より年上の女性で非常にざっくばらんな感じの方だったのですが、
リーマンショック後、外資系企業から大量の人が市場に溢れていて超買い手市場であること
一般企業の他にNGOやNPOのようなところの仕事も探してみる価値はあること、などなど、
年齢の壁にかかわらず仕事ができる道もあるはず、というアドバイスをいただきました。
が、このエージェントさんから紹介されたのがブラック企業。
転職サイトなどでも、仕事の時間が長い、定時で帰れることがない、みたいなことが
沢山書き込まれているIT企業です。
こういうことを書き込むのはSEの方なので業界としてはよくあることかもしれませんが、
とにかくいいことよりも悪い書き込みを沢山見ました。
就活を始めた頃、このエージェントさんからこの会社を一度紹介されていたのですが、
応募しようと思ったら「ごめんなさい、内定者が決まったみたいです」と断られてしまい、
それから1か月半経った11月下旬「また募集が出たんですが」と連絡がありました。
内定者が決まってまた募集って、内定もらった人が入社したものの
「話が違う!」なんて理由で辞めちゃったのかな。
そんなことを考えたのですが、募集内容が凄かったのは就業時間などの記載がないこと。
勤務時間や休日については、業務の性質上労働基準法が適用されません、
みたいな文言が入っています。(-.-)
前回の募集時はちゃんと勤務時間も休日も書いてあったのそうなのですが、
内定して入社した人と何か揉めて明記しなくなったのかもしれない、、と推測しました。
エージェントさんからは、不明点は書類が通って面接のときに直接聞いていただけますか?
と言われたので、ある意味面白いかもしれない、と応募してみました。
ちょうどそのころ、ハンプティさんから紹介された求人に応募したら
「オーバースペック」を理由に書類が通らなかったのもあって、
「スペック不足だったり、オーバースペックだったり、一体どっちなの?」と(V)o¥o(V)
本気で「下手な鉄砲も・・・」的な気持ちになっていたのもありましたので、
この際ブラックだろうがなんだろうが、社会勉強のつもりで、なんて感じで応募したんですよね。
全く前に進めない状況にいると、どうしたら前に進めるのかな、とか、
自分は社会から必要とされていないのかな、なんて気持ちになったりします。
そんな気持ちを親友(引っ越しでお馴染みのKさん)に話して、
「私のいいところを書き出してくれる?」とお願いして書いてもらったら、
自分では気づいていなかったことも含めて長所として挙げて書いてくれました。
読んで思わず涙。(;_;)
私にもこんなにいいところがあるんだな、と勇気づけられ、
親友に感謝しつつ、面接まで進んだらこれを使わないと、と気持ちが前向きになりました。
前向きついでにネットで検索した求人で「40代歓迎」のフレーズを発見し応募しました。。
(残念ながらここは2週間後に落ちました、エージェントさんに聞いても理由は不明で。)
なんて前に進んでいるのかどうか分からないまま、気づけば12月初旬になっていました。
(つづく)
ぷー日記⑥ [ぷー日記]
気づけば季節は秋。。。。
特に外出の予定がない日は孤独感たっぷりの自宅ひきこもりで会話に飢えながら勉強し、
求人に応募して明るい光が見えたら「書類選考で落ちました」てな感じで光がすぐ消える、、、
みたいな日々が続いたので(あとはハローワークにいくかハンプティさんと面談くらいだし)
気分転換で映画でも見ようとベン・アフレックが監督、主演の「アルゴ」を観たり、
TSUTAYAで大量に映画のDVDを借りてみたり、本を読んだり、、
あとは、時折心配して連絡をくれる友人(Kさん)や元勤務先の友人と呑んで話をしたり、
猫居酒屋に行ってママさんや常連のみなさんに励ましてもらったり、、、
なんて生活がなんとなくパターン化してきた11月中旬、ハローワークで二度目の失業認定。
失業者認定の申請に行った日、偶然会った元勤務先の後輩と会って
認定後にファミレスでお昼を食べながら互いについての就活報告。
後輩も語学堪能で仕事がとてもできる人なのですが、求人が少ない中で苦戦しているらしく、
結婚しているものの日中会話がないことで孤独感があるという話を聞いて
「それはあなただけじゃなくて私も同じ、あなたは夜にダンナが帰ってきて話ができるけど
私はダンナもいないので自宅にいたら本当に誰とも話せないのよ。(-.-)」と、
なぜだか己の孤独自慢(笑)みたいになってしまったりして。
自分だけでない、という気持ちでちょっとは落ち着くのですが、
このあたりから、二度寝癖がつきはじめていてちょっと危機感を感じました。
パターンとしては、4時くらいに目が覚め、取敢えずテレビをつけてぼんやり見ていると
その内にまた寝ていて、7時くらいに再び目が覚めるのですが、布団を出る気になれず、
そのまま「ZIP」を見続け、ダイスケの旅、もこみちクッキングを観終わって
8時の「スッキリ」に変わるとテレビを消して起きる、そんな生活。
会社を辞めたころはずっとテレビをつけっぱなしにしていのですが、
朝、昼、夕方まで社会ニュースも芸能ニュースも変わりばえしないので
時間の無駄に思えてみなくなったのですが、どうしてもテレビを見たいときもあって
DLifeチャンネルのアメリカドラマで
アグリー・ベティ シーズン1 コンパクト BOX [DVD]
- 出版社/メーカー: ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
- メディア: DVD
シリーズ1をずっと見続けていました。 これ、面白いのね。(^_^)
他には夕方の時間帯で再放送されるフジテレビのドラマで、
バブル世代なのでついつい気になってこんなドラマとか、
草彅君、結構面白いんだなあ、とかついついこのドラマも最終回まで見てしまいました。
と、テレビはどうしても見たい時以外は殆ど消してみなかったものの、
世間というか社会から切り離された感はたっぷりあったりして、
このままだと失業保険をフル(11か月)でいただくかも、なんて思うようになりました。
そう思うようになった頃、ハンプティさんとの面談したら、
「うつぼさんって真面目がスーツを着ているみたいで非常に固い感じがするんですよね、
もっと明るく!! 明るい表情で話した方がいいですよ。
本当は書類が通って面接、という段階でお話しようと思ったのですが、
なかなか書類も通りませんしね。」 なんて言われてしまいました。
見た目は真面目、とよく言われるのですが、本当はさほどそうでもなかったりして(笑)
表情が固いと言われても、それは話す相手がアナタだからですよ、とはもちろん言えないので、
「そうですか、頑張ってソフトなイメージで話せるように頑張ります」なんて答えたのですが、
まずは面接前に書類が通ることが先でしょう、と心中でハンプティさんに毒づきました。(-.-)
ハンプティさんからは私の経験職種で特化した求人サイトを紹介され
「とにかく沢山探して沢山応募してください!」というアドバイスをもらって面談は終了。
面接までの道のりが非常に遠いというか、
応募できなかったり、応募しても落ちてばかりでどうしたらいいんだろうな、という気持ちです。
そんなとき、以前にも書いた(同じ時に会社を辞めて同じく就活中の)同期男性が
「うつぼ、家に一人でいて話し相手もいないでしょ」と電話をくれて。(;_;)
当時のそんな心境を正直に話してみたら
「とにかく地道にやることだよ、そうしていれば絶対道は開くし、凹んで諦めたりしないこと」
と言ってくれました。
こういう時に同じような境遇の人がいて声をかけてもらえるのは有難いことです。
と、なかなか前に進めず停滞気味の11月下旬、
シュウカツ開始から2か月目のフォロー研修が再就職支援の会社主催でありました。
(つづく)
ぷー日記⑤ [ぷー日記]
「年齢、年齢って世の中厳しいのね(;_;)」
と世間の厳しさをひしひしと感じながら六本木ヒルズの冷たいビル風に吹かれて
早々に退散して江戸川を渡り千葉に戻り、地銀に行って住宅ローンの繰上げ返済手続。
シミュレーションしてもらった金額より増額して返済しますと言うと、
先日のモッサリあんちゃん、とても愛想よく対応してくれました。分かりやすい。(笑)
おまけに「まだ余剰資金ありますよね?投資信託とかやりませんか?」と積極的に売り込むので
「年末までノルマでもあるんですか?」と聞くと「はい、あるんです、えへへ」とアンちゃん行員。
意外と退職金の割り増し部分があったので一括返済も出来なくはないのですが、
一括返済してしまうと手元に殆どお金が残らず心細い、それで、一部繰り上げ返済にしました。
最初に地銀を訪れた時、退職金の金額をアンちゃんに話していたので、
アンちゃんは私の手元にいくら残っているか知っている訳で投資信託を売り込んできたみたい。
投資信託を勉強しているところです、と前置きしてから一生懸命説明するアンちゃん、
ローリスクローリターンの商品ならちょこっとやってあげてもいいよ、と言うと、
「是非!是非!」と愛想がよくなったので商品リーフレットをもらいました。
なんとなく、人と触れていないと孤独感が増すもので、
こうやって銀行の人とも話す機会があるってのはいいことかな、なんて思った出来事ののち、
ハンプティさんから今度は住宅関連企業の求人に応募しませんか、と声がかかりました。
もうなんでもかんでも応募してやる、的な気持ちになっていたので、もちろん応募したら、
1週間後、「応募者殺到につき、30代で年齢を切らせていただきます」って理由で書類通らず。。
ま、私が採用担当だったとしても
沢山応募があれば若い子にしようかな、って気になるもんね。(笑)
「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる。」
なのかもしれない、、と思い始めました。
ハンプティさんから次に紹介があったのは、
転職サイトでブラック企業の烙印をバンバン押されているIT企業。
離職率が高い、労働時間が長いけれど残業代が出ない、など色々な評判を見つけたのですが、
とにかく応募してやるぜ的な気持ちになっておりましたのでもちろん応募。1週後、落選通知。
「年齢と経歴のバランスが悪い」というのが理由ですが、経験足りないってことなのかしら。(-.-)
ハンプティさんに頼ってばかりでもエージェントさんからのスカウト待ちだけじゃいけないな、
と、今度はネットで検索して応募しようとメールをサイト(かエージェントさん)に送ると、
やはり年齢の壁が高くて応募さえできませんで。
法的な問題でどの求人も年齢不問と書いてあるので、
大体どのくらいまでの年齢をの募集しているのか自分で推測するように、と
ハンプティさんに言われていたのですが、なかなか分からないのよね。(-.-)
ハローワークで求人検索してもお給料イマイチの求人が多く、
そんなことで選り好みしていたら本当に仕事なんて見つからないかもしれない、
給料がガクンと減っても自分の経歴を観て興味を持って受け入れてくれるとこを探すべきかな、
なんて気分になりました。
そんな感じで迷ったりどんよりしたり、、、していたら、時間だけはサラサラと流れていき、
勉強してもなかなか頭に入らず(アルコールでだいぶ脳細胞がダメージ受けてるんでしょうけど)
ハンプティさんとの面談も週に1度から2週に一度に頻度が減り面談に行ってもたった5分で終了。
私に紹介できる求人も尽きてしまったのか新規紹介もないまま時間が流れていきました。
また、10月初旬の研修会で、
「以前の勤め先で知り合った人で転職に役に立ってくれそうな人がいたら積極的に連絡をとって
コネクションを探ってみてください」と言われた通り、色々なつてを頼って連絡してみたのですが、
話を聞いたりしてくれるものの「あまり役には立てないですねぇ」と返事をする方ばかりで。(-.-)
私のコネクションって意外と役に立たないんだなあ。。。
これまでの社会人生で得たものが意外に少なかったのかしら、なんて思ってしまいました。(泣)
なんて思っていた10月下旬、エージェントからスカウトメールが届き、
京橋まで面接に行くと、紹介されたのは所謂マルチ商法系の企業。
ブラック企業とかマルチ商法企業とかふつうに紹介してくるんだなあ、と思ったものの、
このエージェントの男性がとても良い方で、これまでの活動状況を聞きながら、
色々とアドバイスをくれたのは(面接も1時間くらい時間とってくれたりして)
ちょっと希望の光が見えた気持になりました。
で、応募したのですが、「他者比較でのスキル不足」と理由で落ちました。(-.-)
希望が見えたような気がしたのもつかの間、八方塞の気分になりましたねぇ。。。
なんて感じで時間が過ぎ、11月になっていました。。。。。
(つづく)
ぷー日記④ [ぷー日記]
まだ10月の話です。
ハンプティさんとの面談も定期的に行いながら、
どうやっても時間はたっぷりあるので、週に1度、猫居酒屋に通っていたのですが
ここの常連のオネエサンに「こういう勉強もした方がいいわよ!」といって貸してもらったのが、
【テストセンター・SPI2-G対応】 転職者用SPI2攻略問題集 【改訂3版】
- 作者: SPIノートの会
- 出版社/メーカー: 洋泉社
- 発売日: 2010/11/13
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
この本。 今、適性テストっていうとこいう試験なんですね。
新卒の時に受けた試験といえば私はクレペリンテスト(古)だけなので、隔世の感ありありで、
テキストを勉強し始めましたが、これがもう頭が固いと難しくて。。。
地道に計算すれば答えは出るのですが、いかに効率よく考えて計算できるか、が大事なので
私など時間内に問題解き切れないだろうな、、、と焦りながらせっせと勉強しました。
再就職支援のコンサルタントのハンプティさんとの面談を2度くらい行った10月中旬、
色々な人材紹介・就職支援会社に登録してみました。
研修会の時に聞いて驚いたのは、今って履歴書を手書きしないってことですね。(@_@)
(企業によっては手書き指定のところもあるそうですが殆どが今はパソコンで作成)
シュウカツもネットで登録して検索して沢山応募してみてください、と言われたので、
リクナビ、DODA、インテリジェンス、エン・ジャパン、イーキャリアなどなど思いつくところに登録。
自分が大学生の頃の就職活動といえば、勝手に送られてくる企業一覧を観て
興味をもったら資料請求のはがきを送って説明会に参加、とか、学生課の求人を観て応募する、
そんなノドカナ時代でございましたので、隔世の感ありあり。
でも、面白いのは応募してから結果の連絡があるのってふつう2週間くらいかかるということで、
スピードが早い時代なのに選考には時間がかかるということでした。
まあ、買い手市場なので応募が殺到すると人事の方が数十人ずつ区切って選考するので
時間がかかるんですよ、という説明を受けたのですが、
「応募して2週間も経ったら応募したことさえ忘れてるぜ」。(笑)
それで、ネットであちこちに登録するときに自分の持っている資格とか能力を登録するのですが、
私の携わっていた仕事は「結構何でも屋」みたいな感じで(知っている人にはわかると思いますが)
定型フォームだと非常に書きづらく、どうやって書いたらよいのか悩みながらなんとか記入し、
職務経歴と一緒に登録しました。。。
色々な会社に自分の経歴を登録し、求人検索を始めた10月中旬、
ぷー日記①で書いた同期の男性は、退職前からずっと活動していたので私より詳しいのもあり、
色々メールで近況報告しながら色々と教えてもらい、私もやっとなんとか就職活動っぽい感じに
なってきたのですが、まあそんなに簡単には見つからないものです。(-.-)
ハンプティさんには「やはり経験した職種で探すのが一番でしょう」といわれていたので、
私の本意でなかったのですが(本当は違う仕事についてみたかった)
そうやって色々検索するものの、大体の求人が30歳まで、35歳まで、なんて感じで
年齢制限があったりして応募さえできないという。。。
やっぱり厳しいのね。(-.-)
なんて思っていたら、
ハンプティさんに「まず、ここに応募してみましょう」と紹介された求人が、エステ業界。
(-.-)(-.-)(-.-)(-.-)(-.-)(-.-)(-.-)
私のことをご存じの方ならわかると思いますが、およそご縁のない業界です。(笑)
「え?ここに応募するんですか?」とハンプティさんに聞いてみたら
「選り好みしないで、行く行かないは別、練習だと思って受けてみてください。」とハンプティさん。
「どういう業界でも自分が勤めたらどうか、と、その企業の良い点をみつけて
志望動機を書いて応募した方がいいということでしょうか?」と聞くと
「そうです、そういう前向きな気持ちが大事なんです!」なんて言われてしまいました。
でもね、エステ業界って本当によく分からないんですよねぇ。
もし、書類が通っても、自分がエステ業界で働く姿は全く思い浮かばないし、
私の経歴(ごっつい製造業)で応募してもまず通らないだろな、と思いながら応募しました。
応募してから面接に通るかどうかわかるまで2週間くらいかかると聞いていたのですが、
このエステ業界の求人、応募して3日で「他者比較でスペック不足」という理由で落ちました。
ハローワークでスペック(職務経歴の内容)高いと言われたのが、今度はスペック不足って。(-.-)
一体どっちなんだと思いましたが、この業界で働くにはスペック不足ってことかな、と
自分に良いように解釈することにしました。
エステ業界であっさり門前払いされた格好になった後、
今度は、ネットで登録したサイト経由でエージェントからプライベートスカウトがきました。
環境関連企業の求人で、ホームページを見たらそんなに悪い感じもしないので応募したいな、と
翌日エージェントさんに会いに六本木ヒルズまで遥々足を運んだのですが、
「ごめんなさい、応募が殺到して年齢上限を49歳から30代に搾ると言われてしまったので、
うつぼさんは年齢で応募できなくなりました。わざわざ来てもらったのにごめんなさい」って。
面談も10分かからずあっという間に終了しました。
あぁ、六本木のビル風は冷たいぜ。(;_;)
六本木までの往復電車賃返してください、そんなことはもちろん言えませんので、
しょんぼりと早々に六本木を後にしました。。。
(つづく)