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映画「近距離恋愛」を観る [映画(か行)]

酷い邦題だと思いながら借りました。(笑)

近距離恋愛 [DVD]

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  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
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あらすじはAmazonさんより。

性格も生い立ちも全く正反対なトムとハンナは大学時代に出逢い、
ひょんなことから大親友となってはや10年。
お互いの恋愛遍歴から家族の事情、食べ物の好みまで知り尽くしている2人は、
恋に落ちるはずなどなかった。
ところが!ハンナが突然婚約し、トムは初めて自分が彼女に恋していることに気付く。
彼女の花嫁付添い人(メイド・オブ・オナー)を務めることになったトムは、
ハンナの結婚準備を手伝いながらも、何とか自分の想いを伝えようとするのだが!?





ま、よくありがちというか、こういうラブコメディにありがちな予定調和的というか、
こういうタイトルや事前に読んだあらすじから想像できるような展開でした。

トムを演じるパトリック・デンプシーってアメリカだとセクシーな男性なんでしょうが、
私にはあまりセクシーに見えなくて(なんとなくショーン・ペンに似ているような)
とっかえひっかえ色々な女性にモテル男、というのがイマイチピンときませんで。

その時点でこの作品の楽しみ方を半分くらい損しているかもしれません。(^_^.)

トムとハンナが出会ったきっかけが最悪だったということもあって、
その後、趣味嗜好ぴったりするのに恋愛関係に至らず友人としての付き合いが10年続く、
「オトコとオンナの間に友情は成立するのか」というテーマなのかもしれませんが、
毎週末に食事したり出かけたり、自分のことを何でも話し合える関係というのは
男女だと友情ではなく意識していなくても恋愛関係なのかもしれませんね。

ハンナが6週間仕事でスコットランドに行っている間のトムの落ち着かなさは
見ていて失笑気味でしたが(あまりにだらしなくて)
6週間後に戻ってきたハンナがスコットランドで運命的に出会ったという男を連れて
トムに紹介するときのうろたえぶりが見ていてこれまた失笑。。。

好意を持っていた人が他の人と結婚すると聞いて慌てる展開というと、

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  • 出版社/メーカー: 東北新社
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エーーレーーーン!というラストシーンが印象的なこの映画とか、
こういう展開はありがちなのかもしれず、ネタにしやすいのかもしれませんね。(^_^.)


一目ぼれして結婚を決めたものの、結婚式直前になって文化や風習の違いに戸惑うハンナ、
ハンナに告白したいトム(友人たちに花嫁をうばってこいとけしかけられたりして)、
そんな2人がトムの後だしジャンケンみたいな行動でハンナとくっついてめでたし、
というのが想像した通り。

花嫁を奪われた花婿コリンがちょっと気の毒ですが、このまま結婚しちゃうと映画が
成立しないもんね。(笑)


酷い邦題ですが、原題は“Made of Honor”。 名誉ある人、みたいな意味でしょうかね。
同じ発音で“Maid of Honor(作中ではMOHと略していました)”が花嫁付添人の意味で
それにかけているのかもしれませんね。

でも、近距離恋愛ってのは酷い邦題ですよね。(笑)


ハンナが一目ぼれするスコットランド人、背が高くてお金持ちで公爵でバスケットボールがうまくて
しかも、◎◎が大きい、とトムに比べて格上、のように(◎◎が格上かは分からないけど(笑))
描かれているんのですが、見た目は「え、この人?」って感じで、ロマンチックな態度でハンナが
一目ぼれしたように展開しているのですが、イマイチ説得力なかったかもしれません。

とまあ、ありがちな感じだったので、本筋と関係ないところがちょっと気になり。

トムが一緒にバスケットをする友人に一人不気味な感じの人がいるのですが、
それを演じるケヴィン・サスマン、どっかで見たことあるなあ、と思ったら、

(ケヴィンさん)→ http://info.movies.yahoo.co.jp/detail/typs/id755244/

アグリー・ベティ シーズン1 コンパクト BOX [DVD]

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  • 出版社/メーカー: ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
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ここに出ているベティの元彼ウォルターを演じていた人だということに気づきました。
この時もベティを裏切って浮気して、その後ベティにしつこくつきまとっていたので、
うーん、ちょっと気味悪いかも、と思っていたのですが、今作でも不気味で目立っていました。(^_^.)


あとは久しぶりに見たシドニー・ポラックがトムのお父さんを演じていたのですが、
トムにいいアドバイスをする場面があって、美味しい役だな、と思いましたねぇ。。。

話は特に目新しいものはありませんし、男性が見てもたぶんつまらないと思いますが、
女性だったらある程度は面白く観られるかな、と思います。

スコットランドの景色も素敵だし(学生時代にスコットランドを電車旅したのを思い出しました)
結婚式の時にトムが花婿コリンに対抗する場面で流れた曲が、

Welcome to the Pleasuredome

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  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Salvo
  • 発売日: 2010/02/23
  • メディア: CD



お懐かしゅうございます、の、Frankie Goes To Hollywoodの“Two Tribes”で、
思わずツボにはまってしまいまいした。

て、脇道に逸れてばかりですが、気楽に深く考えずに見られる映画ですので
(個人的には突っ込みどころが結構ありましたが)
まとめ借りする中に入れてみるにはいいかな、と思った「近距離恋愛」でありました。


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