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高田の旅2012~高田世界館で「Wホワイト」編②~ [落語・お笑い]

白鳥さんの「人体革命」で笑った後は、白酒さんの古典です。
新作と古典が交互に聞ける落語会って、ありそうで意外に少ないような気もしますので
非常に楽しみ。(^_^)

白酒.jpg 白酒さん
名前は知っていましたが、噺を聞くのは今回初めて。
チラシを見て「さぁ~んぺいです」と左右に体を揺らしながら、、、を連想したのはナイショ。(^_^.)


座布団の上に座って開口一番、「四捨五入すると満席」。

確かに。(笑)

高田はトンデモナイ田舎と白鳥さんから聞いていましたが、都会ですね、信号いっぱいあるから。
白鳥さんは自分を蔑むんですよね。
私は鹿児島根占町の出身ですけど、根占町には信号は一つだけ。
それも都会に行ったときに慣れる為の信号で。(笑)

今回、三連休にこんな薄暗いところで落語すると思いませんでしたが、
今日は頸城100㌔マラソンでしたっけ?どうしてそんな体に悪いことするんでしょうね?
最近、皇居の周りをジョギングするのが流行ってますけど、
排ガスで空気悪いし、足元アスファルトだし体に悪いですよね。
とはいえ、頸城マラソンなかったら、ここが満席になるのかっていうのも疑わしいですけど。(笑)

映画館で落語、白鳥と白酒というのも非生産的ですが、
私は古典、白鳥さんは新作落語をやってますけど、新作は嘘くさい。
白鳥さんはさっきの人体革命でもあんなに勉強しているのに嘘くさいんですよね。(場内大爆笑)
最近、お子さんを連れてくる方もいますけど、落語なんて、勉強になることは話しませんからね。
子供の為になる話なんてしません。
だって、落語って「呑む打つ買う」どれか、もしくは3つとも、ですし、
ま、小さいころから教えるのもいいですけど。(笑)

寄席にも格がありますから、場所によってかけるネタも変えたりしています。

寄席でも一番の格の鈴本演芸場だったらあたりさわりのない噺、
端席の池袋演芸場(確かに場所が結構すごいところにあったりする)だったら、
来たやつが悪いってわざと子供の前でエタ◎ニン、女郎、梅毒なんて、、、、話したりして。

見た目で想像していたより結構エグイまくらだなあ、なんて聞いていましたが
(この後も、落語協会分裂騒動の話とかもしてました)
落語にはバカが出てくる、、、といいながらかけたネタが「松曳き」。

初めて聞いたネタです。

(内容はこちらをどうぞ)→ http://app.m-cocolog.jp/t/typecast/62757/60017/3628335


かいつまんだ内容は「落語の蔵」さんから転載しますと、

江戸詰のさる殿様が家臣の田中三太夫を呼び出すのが噺の幕開き。
この殿様と三太夫、物忘れが激しいうえに粗忽者。
二人の言動はいつも周囲の混乱を招いてばかり。
殿様は庭の築山横にある赤松を泉水べりへ移そうと提案するが、
三太夫は先代の植えた松が、万が一枯れるようなことがあってはいけないと直言。
「餅は餅屋と申します」と本職の植木職人に移植が可能かどうか訊ねることにするが、
なぜか「餅屋!これ餅屋!」と餅屋を呼びに行ってしまう。
やっと呼び出された植木職人が殿様と対面し、松の移植について言上するが、
三太夫に「言葉は丁寧に。あたまに”御”、おしまいには”奉る”の言葉をつけるように」と
アドバイスされたのがあだとなり、滅茶苦茶な会話になる。
そうこうするうち、三太夫に国表(故郷・地元)から書面が届く。書面に目を通した三太夫は顔色を変え・・・。


粗忽も粗忽で「ざっくばらん」を「ザックジャパン?」と聞き間違いするところで
ワタシはすっかりツボにはまりました。
植木屋さんが丁寧に話そう思うあまりトンデモない話し方になってしまったり、なのですが、
↑に書いた内容で書状が届いてからの件がまた面白くて。。。。


古典も話し手によって好みだったり好みでなかったり、、なのですが、
私は白酒さんの話ぶりにすっかりハマってしまいました。。。


ここで仲入り。。


開演前に注意事項を説明した運営スタッフの女性が、10/14の上越名人会の宣伝。
「3500円のところが、本日ここで買っていただくと3500円、うそです、3000円」
と(笑)をとっていましたが、柳家花禄や柳亭市馬や藤間流などが出て結構豪華みたいですね。
って、私もそんなにしょっちゅう新潟にいけませんけど。。。(^_^.)


とぼんやりしていたら後半の部がスタート、、、ですが。長くなったので。

(つづく)


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