SSブログ

NYで「Gazillion Bubble Show」を観る [舞台・ミュージカル]

NY滞在2日目、大分前のぶらぶら編でも書きましたが、トリプルヘッダーでございました。

土曜日なので小劇場系であればお昼前からの公演があるはず、と探して見つけたのが、
The Gazillion Bubble Show”。

数えきれないほどのシャボン玉。タイトルだけでもわくわくします。

小劇場とはいえ、ホテルからはさほど遠くない場所で、歩いて5分で到着。
RIMG2478.JPG NEW WORLD STAGESRIMG2482.JPG新世界舞台? 
日本だと関西ににありそうな名前に思えました。。。。

まだ新しい劇場のようで、
RIMG2480.JPG4つの演目が公演中。
RIMG2484.JPGRENTやRIMG2479.JPGAVENUE Q
Million Dollar Quartetなど、ブロードウェイ(大劇場)で公演した後、
小規模劇場にお引越し、みたいな感じで、コアなファンでロングラン、ってことなんでしょうかね、
人気作品がたくさんで驚きました。

で、RIMG2483.JPGこれを撮っていたら
警備員のオジちゃんが
「今日はバブルショウを観るの?写真を撮るなら地下のシアターのポスターを取るといいよ、
 それだと反射しちゃうでしょ?」と丁寧に教えてくれました。
てっきり怒られるのかと思ったらこの親切。
でも、その後地下に降りてポスター写真を撮っていたら、警備員のオッサンに
「ここから先はカメラでの撮影禁止だから!分かった?」と嫌な感じで言われました。。。

東洋人のオバちゃんが一人、、で鑑賞となると、
前日のスパイダーマンでも「撮影禁止」としつこく言われ、
んなこと分かってるわい、と言い返したくなるのですが、不審者に見えるのかも、私。(笑)

劇場入り口でも写真撮影、録画はダメだからね、と念押しされ(うるせー)中へ。

gazillion bubble show.gif左の端の席。
中に入ると、ぱちぱちと写真撮影する家族連れ多数。
多分、ファミリーは許されるんだと思います。(笑)

係のオネエサンに前から4列目の端から5つ目の席ね、と言われて進むと既に人がいて。(汗)
母2人、子2人の4人がすでに着席していたので、「私の席、そこなんですが。」と
金髪母が座る席を指さすと、
「あなたはもう一つ後ろの列でしょ、私たちはC列なんだから」と言い張られ。

すっげー感じ悪いし。(V)o¥o(V)

椅子の肘掛に「D」と書いてあるのを指さして、「ここ、D列ですよ」と指摘したらば。

「さっき、あの人(案内係のオネエサン)が前から4列目っていうから座ったの!」と母逆切れ。

いつぞやのブルーマンで、座席を勝手に間違って開き直ったバカップルのことを思い出しながら
(そのときの記事)→http://utsubohan.blog.so-net.ne.jp/2008-06-29
ここで負けちゃいかんよ、とスタッフのオネエサンを呼び席を確認、
私の言ってることが正しいことが分かると、金髪母はぶつぶつ言いながら移動。

スタッフのオネエサンは「私が間違って言ったからなの、ごめんなさい」と平謝りしていたけれど、
座席の席番号札を観ればわかることだし、
それを間違っても認めないアメリカ人って融通利かないバカ?なんて思ってしまった。
(口汚くてごめんなさいね。。。)

ファンタジーの世界に浸る前にこの調子じゃ困ったもんだよねぇ。。。。。


と、私が座った後、右隣にはバアチャン、ママ、子供2人、左にはお父さんと娘、が着席。

超アウェー。。。。。



ちょっとした居辛さみたいなもんを感じました。


11:05開演、パフォーマンスの様子はこちらでどうぞ。


この動画は世界的にも有名なFang Yangですが、
実際にパフォーマンスを見せてくれたのは息子(多分)のDeni Yang。
セルビア生まれで4歳からテレビ出演していて、
世界中を回り、シャボン玉で多くの人をハッピーにしたい、と言っていました。
そして、3年前、シャボン玉で万里の長城を表現し170メートルの長さでギネス記録を作ったとか。
(そのときの様子をビデオで見せてくれましたが、スゲー長くて本気で(@_@)しました)

で、Deniさんのパフォーマンス↓
繊細です

開演し、舞台が明転すると、いきなり無数のシャボン玉。
これだけで「つかみはオッケー」というか中年おばさんの私の心も鷲づかみにされました。(笑)

その後、上のようなパフォーマンスをやりつつ、お約束で手を挙げたオコチャマを舞台に上げ、
巨大風船を作って子供たちを中に入れたり、大盛り上がりのまま1時間20分で終了。

舞台のセットが中国の地方都市の公園にありそうな、
ギラギラ電飾付の梅や柳の木で(もちろんフェイク)苦笑してしまったこと以外は楽しめました。

シャボン玉、、、大人になっても心から楽しめるもんですね。


ハワイに住む少女の為に雪のように細かいシャボン玉を作ってあげたDeniの話とともに、
それこそ無数の細かいシャボン玉が上から降ってきた、この場面では思わず涙ぐんでしまった私、
このパフォーマンスは疲れた心も癒される、素敵な作品だと思います。

まだ公演が続いていると思いますので、
NYにいらっしゃる方には是非オススメしたい「Gazillion Bubble Show」でありました。

(つづく)


タグ:NY
nice!(7)  コメント(6)  トラックバック(0) 
共通テーマ:演劇