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馬るこさん「東北落語ボランティア出前ツアー報告会」② [落語・お笑い]

第一部で、ボランティアツアーの5日間についてご報告を受けた後、
第二部は馬るこさんの落語会です。(^_^)



馬るこさんの説明だと、今回参加している人の殆どは発起人の根本さんの関係らしく、
私のように落語好き♪という視点から参加している人は少ないようでした。。。

マクラは先日の「トンデモ落語会」でも聞いたのですが、
江の島で某マクドナルドのチーズバーガーを買って食べようと思ったら
空からトンビが接近してにチーズバーガーをとられた、という話。
この地区ではよくあるそうですが、自分がされたらスゲーコワイだろうなあ。。

あとは、最近、日本でも外国語表記が増えましたね、、なんて話題で
ハングル語っぽく聞こえる日本語、、みたいな話をし始めたので、
「今日は『ハングル寿限無』かな?」と思ったら『真田小僧』でした。
 (寿限無のハングル語版の噺ですが、とても面白いネタです)

(真田小僧)→ http://homepage2.nifty.com/8tagarasu/sanadakozou.html

真田三代記の件まで聞いたことがないのですが、
(女房が聞きたがるところまで、、、しか寄席や落語会で聞いたことがなく)
今回も途中まで、、、だったのですが、、、子供が父親に金を払わせて、
母親が昼間から男を家に連れ込んで、、なんてところの馬るこさんがエロくて爆笑。
今まで観たなかで一番エロかった真田小僧でした。。
(このネタは、ボランティアツアーでUストリームで中継しているときに観ましたが、
 オバアチャン達がエロいところでドッカンドッカン受けていて、それを観て私も笑いました)


二席目は、「東北の宿」。 

youtubeで見つかったので貼っておきます。(^_^)

高級旅館のノウハウを学んだつもりが、
うろ覚えのまま山奥の自分の旅館に戻ってしまった老夫婦。
バスを間違って降りてしまった男がその旅館に泊ろうとすると、
老夫婦のもてなしぶりが、全然高級旅館とは思えない凄さで、、、という噺。

以前、昔昔亭桃太郎さんの落語会で聞いた「春雨宿」みたいな雰囲気だなあと思いましたが
これは馬るこさんの創作落語なのかしら。

よぼよぼのジイチャンとバアチャンの勘違いなもてなしぶりに私も思わず爆笑。(^_^)


更に三席目。 今度は『新・牛ほめ』。

(本当の『牛ほめ』のあらすじ)→ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%89%9B%E3%81%BB%E3%82%81

「新」がつくので、もともとの噺をアレンジしているのですが、
家の素材などを褒めまくる元の噺と違って置いてあるものなどの言い間違いが面白く。。


二十歳にもなって抜けてる与太郎が、叔父さんの新築の家を褒めに行くんですが、
デザイナーハウスを、「デリバリーハウス」、
玄関のシャンデリアを、「サイゼリア(290円のミラノ風ドリアにも言及(笑))」、
カッシーナの肌触りのよいソファを、「アッキーナ」、
備後の五分縁(びんごのごぶべり)(畳-ここは古典のまま)を、「ビンラディンのコスプレ」、
ウォークインクローゼットを、「ポークイングラタンコロッケ」、
アルマーニ、シャネル、グッチ、、を、「アディダス、しまむら、ゆにくろ、無印良品」、
と、ことごとく言い間違えます。

この間合いがとてもよく、みんな大爆笑。。

秋葉様のお札を貼る件は、古典の通りですが、その後の牛のところまで話が進んで。。。


1時間で3席聞いて、お腹一杯になるくらい笑いました。(^_^)


まだ若い2つ目さんですが、改作、新作も話の練り方がツボにはまるというか、
聞いている人の客層なども考えながら笑わせるのがうまいというか、
とても頭の良い人なんだろうな、、と感心感心でした。


今回ボランティア活動の支援、ということで、微力ながら参加させてもらいましたが、
被災地のみなさんも馬るこさんの落語でお腹の底から笑ったんだろうな、と思って
とても温かい気持ちになれました。

私自身も思い切り笑ったし。(^_^)


ということで、私自身も思い切り笑って免疫力アップになった、
馬るこさんの東北落語ボランティア出前ツアー報告会でありました。


明日から、またNY旅行記に戻ります♪


 


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